コスモがアブダビで太陽熱発電

2008年11月17日
 コスモ石油は11月10日、東京工業大学でアブダビでの集光太陽熱実証実験プラント建設について発表した。アラブ首長国連邦アブダビ政府系機関のMASDAR-アブダビ・フューチャー・エナジー・カンパニー(MASDAR)と共同で、コスモ石油がビームダウン式集光太陽熱実証実験プラント建設を三井造船に発注したもので、発注金額は約8億円、着工予定は2009年5月、完成予定は2009年12月。発注した実証実験プラントに係わる調印は、昨年12月に首相官邸で行われた。コスモ石油は、MASDARと東工大との間の共同研究開発契約に基づく研究開発推進のため、MASDARがアラブ首長国連邦のアブダビ国際空港近くに建設を進めている二酸化炭素発出ゼロを目指す来型都市「マスダール・シティー」敷地内のテストサイトにプラントを建設する。