「うっかり」捨てた130万円 拾った疑い無職の男逮捕

うち100万円は道に置いた

2009年12月24日 11時01分
(79時間18分前に更新)

 21日午前8時10分ごろ、那覇市曙の集合住宅に住む無職女性(58)が、紙袋に入れた現金130万9000円を、家庭ゴミの袋と一緒にうっかりごみに出した。約3時間後に気づいて確認したところすでに現金はなく、女性は同日、那覇署に遺失届を提出した。

 同署は、ゴミ集積所を巡回する路上生活者を中心に職務質問し、23日、ゴミ捨て場から現金を持ち去ったとして、遺失物横領の疑いで、住所不定の無職、比嘉信行容疑者(58)を逮捕した。「金を拾い、警察に届け出ずに酒などを買った」と容疑を認めているという。

 21日昼すぎには、那覇市内の路上で、現金約100万円が置かれているのを近くに住む人が発見。同署によると、比嘉容疑者は「自分が置いた」などと話しているといい、同署が詳しく調べている。


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