岡山放送局

2009年12月27日 13時18分更新

くらしき派遣村開村


仕事や住まいが見つからない非正規雇用の労働者に食事を提供したり宿泊先の紹介などの相談に応じる催しが倉敷市で開かれました。

「くらしき派遣村」と名付けられたこの催しは、非正規雇用の労働者の支援活動を行っている労働組合のメンバーやボランティアが倉敷市の水島地区で開いたものです。

会場のテントでは豚汁とぜんざいがふるまわれ、職探しを通じて知り合った人たちが近況を語り合いながら温かそうにほおばっていました。

住まいが見つからない人に宿泊先をあっせんするコーナーでは半年間路上生活を余儀なくされている40代男性と50代女性の夫婦が市の用意したアパートに一時的に宿泊できることになり、年を越せることになりました。

夫婦は、「寒かったので、住むところが見つかって助かりました。うれしいです」と話していました。会場には、以前こうした相談窓口を訪れて、再就職を果たした人などが恩返しをしようと、ボランティアとして作業を手伝う様子も見られました。

催しを開いた支援グループの代表山下順子さんは「支援によって住まいが見つかっても、仕事が見つからず、生活が安定しないケースが多く、行政や企業にはさらなる雇用対策が求められます」と話していました。