2009年12月27日 10時12分更新
名護市にある(なごし)アメリカ軍基地のゲート前で、ろうそくの火をともし、基地の移設反対を訴える催しが、26日夜、開かれました。
ろうそくの火をともす「ピースキャンドル」は、普天間基地の名護市辺野古への(へのこ)移設反対を訴えようと開かれました。
昨夜は名護市のアメリカ軍キャンプシュワブのゲート前に、地元や県内からおよそ100人が集まり、この中で、6年ほど前から、この活動を続ける渡具知武清さんが(とぐち・たけきよ)「戦争や紛争に行くかもしれない兵隊さんたちに、このろうそくの炎が大切な魂であることを伝え、平和の灯火としてアピールしましょう」と呼びかけました。
このあと、参加した人たちは、容器にろうそくを立て火をともしました。
参加者たちは基地のフェンス沿いに1列に並び、国道を通るアメリカ軍関係者や一般の人たち手を振りながら、やさしい光りの中で、基地の移設反対を静かに訴えていました。
本島南部から参加した大学生の女性は、「基地をなくし、平和になることを伝えたくて参加した」と話していました。