【※お知らせ】
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さて雨模様で始まったシリーズ3日目の芦屋女子リーグ。
今日のレース結果は、
1R ③落合 直子 3コースまくり差し
2R ⑤若狭奈美子 5コースまくり差し
3R ④平山 智加 4コースまくり差し
4R ①鈴木 成美 1コース逃げ
5R ①西坂 香松 1コース逃げ
6R ⑥池田 浩美 4コースまくり差し
7R ⑥佐々木裕美 4コースまくり
8R ④今井 裕梨 1コース逃げ
9R ③平山 智加 3コース差し
10R ⑥永井 聖美 6コースまくり差し
11R ⑤魚谷 香織 5コースまくり差し
12R ①佐々木裕美 1コース逃げ
9Rで残念ながら今節初のスタート事故が発生。
西坂香松選手と滝川真由子選手がフライング返還欠場となりました。
滝川選手はデビューから1年半でこれが初めてのF。
「コンマ05くらいだと思って全速で行ったんですけど、
ちょうど向かい風が止んでたみたいですね。
読みが甘かったです。勉強になりました」と、
申し訳なさそうに話していました。
そして多くのファンが注目していたと思われるのが12R、
細川裕子選手の動向でしょう。
6号艇での登場とあってチルト3投入が期待されました。
そんな細川選手は前半7Rをチルト0で走り終えると、
ピットに戻ってきてからやはりチルト3に交換。
ペラも3度仕様に換えて試運転へ出ていきました。
しかしその感触を聞いてみると、
「どうも伸びないんですよね」と首をひねります。
その後も「もうちょっと試してみます」と言いながら
何度もペラ調整と試運転を繰り返していましたが、
結局求めていたほどの伸び足は来ず。
最終的にチルト-0.5度を選択して出走となったのでした。
2Rでは今節一番の高配当となる3連単4万舟が出現。
演出したのは若狭奈美子選手でした。
5コースからコンマ07のトップスタートでまくり差し一閃。
若狭選手らしいセンス溢れる好旋回を披露しました。
若狭選手が今節手にしたモーターは2連対率38位の低調機。
初日1走目のあとに話を聞いたときには、
「下がることはないんですけど、
本体に力強さがないんですよね」と渋い表情。
2連対率22%の数字通りの足だったようで、
「たぶん本体も見てみると思います」と、
早い段階から本体整備の可能性を示唆していました。
すると初日は3着2本で踏ん張ったものの、
2日目は5R1回走りで手痛い6着大敗に。
大きくポイントダウンする苦しい展開となりました。
この結果を受けてレース後すぐに整備室へ向かい、
長い時間をかけてリング交換の作業に着手した彼女。
「あんまり良いリングが残ってなかったんですけど、
必死に選びました」と話していました。
そしてその成果が今日2Rの5コースまくり差し。
「回ってからの返りがすごい良くなってましたね」と、
努力が結果に結びついて笑顔を見せていたのでした。
若狭選手は後半6Rもイン戦2着にまとめ、
得点率6.40で予選11位まで一気に浮上。
整備力や旋回力などレベルアップ著しい彼女が、
今年4回目の準優出を射程圏に捕らえています。
というわけで3日目を終えての得点率ランキングと、
ボーダー6.00換算での明日の勝負駆け状況は、
1.池田 浩美 9.83 当確
2.佐々木裕美 9.00 当確
3.淺田千亜希 9.00 当確
4.魚谷 香織 8.67 当確
5.平山 智加 8.33 当確
6.西村 歩 7.17 2走5点で6.00
7.鈴木 成美 7.00 2走7点で6.00
8.永井 聖美 7.00 2走6点で6.00
9.喜多那由夏 6.50 2走10点で6.00
10.平田さやか 6.40 2走10点で6.00
11.若狭奈美子 6.40 1走4着で6.00
12.白石 佳江 6.40 1走4着で6.00
13.今井 裕梨 6.33 2走10点で6.00
14.細川 裕子 6.33 2走10点で6.00
15.鈴木祐美子 6.00 2走12点で6.00
16.守屋 美穂 6.00 1走3着で6.00
17.松本 晶恵 5.83 2走13点で6.00
18.森岡 真希 5.80 1走2着で6.17
-----ボーダーライン-----
19.廣中智紗衣 5.80 1走3着で6.00
20.宇野 弥生 5.60 1走2着で6.00
21.藤崎小百合 5.60 1走2着で6.00
22.向井 美鈴 5.33 2走16点で6.00
23.安達 美帆 5.25 2走15点で6.00
24.森脇まどか 5.00 1走1着で5.83
25.岸 恵子 5.00 2走16点で6.00
26.落合 直子 4.75 2走17点で6.00
29.太田 雅美 4.00 2走20点で6.00
30.山下 友貴 4.00 2走20点で6.00
31.堀之内紀代子 4.00 2走20点で6.00
32.原 加央理 3.75 2走20点で5.83
(※@cafe独自集計です)
上位5人にはすでに当確ランプが点灯。
残り13の枠を25人で争う展開が予想されます。
この中で注目してみたい選手は、
現在得点率6.00で15位につける鈴木祐美子選手です。
今節の鈴木選手はチルト+0.5度も駆使して軽快な伸び足を披露。
自力で展開を作る積極的なレースが光っています。
そんな彼女にとって、この+0.5度というのが
最近身に付けたとっておきの武器。
きっかけは9月の常滑一般戦にありました。
序盤からチルト-0.5度で走っていた鈴木選手は、
なかなか乗り心地がこずに苦戦していたといいます。
そんなとき彼女に思わぬアドバイスが。
「男子の先輩から『乗りづらいんだったら
プラス05に跳ねてみ』って言われたんです」
一般的にチルトはマイナスなら乗りやすさ重視、
プラスなら伸び重視といわれています。
鈴木選手も「それまでは乗りづらくて跳ねるっていう発想が
私の中にはなかったです」といいます。
ところがその助言で+0.5度にしてみると、
「やってみたら乗りやすさはくるし、伸びはくるし、
全部良くなったんです」とのこと。
大きな発見をすることになったのでした。
そして今節も+0.5度を試してみたところ、
伸びも乗り心地も上々の仕上がりに。
準優進出争いに加わる活躍となっています。
明日の鈴木選手は6R1号艇と12R4号艇の2回走り。
2走12点目安の勝負駆けに臨みます。
ちなみに今日の鈴木選手は、
レース後にチルト0へ変更して試運転へ。
「プラス05だとピット離れが悪いんです」とのことで、
明日1号艇が回ってくることを事前に想定し、
チルト0で入念な準備を始めていたのでした。
近況の鈴木選手は前節のびわこ戦でも準優出するなど
自力アップが著しい注目の存在。
明日の走りにもぜひ期待したいところです。