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女子リーグ@cafe

 

【※お知らせ】
「女子リーグ@cafe」は11月16日から
アメーバブログに移行しております。

競艇ブログでの更新は今回をもって終了いたします。

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さて雨模様で始まったシリーズ3日目の芦屋女子リーグ

091130_ashiya.JPG

今日のレース結果は、

1R ③落合 直子 3コースまくり差し
2R ⑤若狭奈美子 5コースまくり差し
3R ④平山 智加 4コースまくり差し
4R ①鈴木 成美 1コース逃げ
5R ①西坂 香松 1コース逃げ
6R ⑥池田 浩美 4コースまくり差し
7R ⑥佐々木裕美 4コースまくり
8R ④今井 裕梨 1コース逃げ
9R ③平山 智加 3コース差し
10R ⑥永井 聖美 6コースまくり差し
11R ⑤魚谷 香織 5コースまくり差し
12R ①佐々木裕美 1コース逃げ

9Rで残念ながら今節初のスタート事故が発生。
西坂香松選手と滝川真由子選手がフライング返還欠場となりました。

滝川選手はデビューから1年半でこれが初めてのF
「コンマ05くらいだと思って全速で行ったんですけど、
 ちょうど向かい風が止んでたみたいですね。
 読みが甘かったです。勉強になりました」
と、
申し訳なさそうに話していました。


そして多くのファンが注目していたと思われるのが12R、
細川裕子選手の動向でしょう。
6号艇での登場とあってチルト3投入が期待されました。

そんな細川選手は前半7Rをチルト0で走り終えると、
ピットに戻ってきてからやはりチルト3に交換。
ペラも3度仕様に換えて試運転へ出ていきました。

しかしその感触を聞いてみると、
「どうも伸びないんですよね」と首をひねります。
その後も「もうちょっと試してみます」と言いながら
何度もペラ調整と試運転を繰り返していましたが、
結局求めていたほどの伸び足は来ず。
最終的にチルト-0.5度を選択して出走となったのでした。


2Rでは今節一番の高配当となる3連単4万舟が出現。
演出したのは若狭奈美子選手でした。

5コースからコンマ07のトップスタートでまくり差し一閃。
若狭選手らしいセンス溢れる好旋回を披露しました。

若狭選手が今節手にしたモーターは2連対率38位の低調機
初日1走目のあとに話を聞いたときには、
「下がることはないんですけど、
 本体に力強さがないんですよね」
と渋い表情。
2連対率22%の数字通りの足だったようで、
「たぶん本体も見てみると思います」と、
早い段階から本体整備の可能性を示唆していました。

すると初日は3着2本で踏ん張ったものの、
2日目は5R1回走りで手痛い6着大敗に。
大きくポイントダウンする苦しい展開となりました。

この結果を受けてレース後すぐに整備室へ向かい、
長い時間をかけてリング交換の作業に着手した彼女。
「あんまり良いリングが残ってなかったんですけど、
 必死に選びました」
と話していました。

そしてその成果が今日2Rの5コースまくり差し。
「回ってからの返りがすごい良くなってましたね」と、
努力が結果に結びついて笑顔を見せていたのでした。

若狭選手は後半6Rもイン戦2着にまとめ、
得点率6.40で予選11位まで一気に浮上。
整備力や旋回力などレベルアップ著しい彼女が、
今年4回目の準優出を射程圏に捕らえています。

 

というわけで3日目を終えての得点率ランキングと、
ボーダー6.00換算での明日の勝負駆け状況は、
1.池田 浩美 9.83 当確
2.佐々木裕美 9.00 当確
3.淺田千亜希 9.00 当確
4.魚谷 香織 8.67 当確
5.平山 智加 8.33 当確
6.西村  歩 7.17 2走5点で6.00
7.鈴木 成美 7.00 2走7点で6.00
8.永井 聖美 7.00 2走6点で6.00
9.喜多那由夏 6.50 2走10点で6.00
10.平田さやか 6.40 2走10点で6.00
11.若狭奈美子 6.40 1走4着で6.00
12.白石 佳江 6.40 1走4着で6.00
13.今井 裕梨 6.33 2走10点で6.00
14.細川 裕子 6.33 2走10点で6.00
15.鈴木祐美子 6.00 2走12点で6.00
16.守屋 美穂 6.00 1走3着で6.00
17.松本 晶恵 5.83 2走13点で6.00
18.森岡 真希 5.80 1走2着で6.17
-----ボーダーライン-----
19.廣中智紗衣 5.80 1走3着で6.00
20.宇野 弥生 5.60 1走2着で6.00
21.藤崎小百合 5.60 1走2着で6.00
22.向井 美鈴 5.33 2走16点で6.00
23.安達 美帆 5.25 2走15点で6.00
24.森脇まどか 5.00 1走1着で5.83
25.岸  恵子 5.00 2走16点で6.00
26.落合 直子 4.75 2走17点で6.00
29.太田 雅美 4.00 2走20点で6.00
30.山下 友貴 4.00 2走20点で6.00
31.堀之内紀代子 4.00 2走20点で6.00
32.原 加央理 3.75 2走20点で5.83

(※@cafe独自集計です)

上位5人にはすでに当確ランプが点灯。
残り13の枠を25人で争う展開が予想されます。


この中で注目してみたい選手は、
現在得点率6.00で15位につける鈴木祐美子選手です。

今節の鈴木選手はチルト+0.5度も駆使して軽快な伸び足を披露。
自力で展開を作る積極的なレースが光っています。

そんな彼女にとって、この+0.5度というのが
最近身に付けたとっておきの武器。

きっかけは9月の常滑一般戦にありました。
序盤からチルト-0.5度で走っていた鈴木選手は、
なかなか乗り心地がこずに苦戦していたといいます。

そんなとき彼女に思わぬアドバイスが。
「男子の先輩から『乗りづらいんだったら
 プラス05に跳ねてみ』って言われたんです」

一般的にチルトはマイナスなら乗りやすさ重視、
プラスなら伸び重視といわれています。
鈴木選手も「それまでは乗りづらくて跳ねるっていう発想が
 私の中にはなかったです」
といいます。

ところがその助言で+0.5度にしてみると、
「やってみたら乗りやすさはくるし、伸びはくるし、
 全部良くなったんです」
とのこと。
大きな発見をすることになったのでした。

そして今節も+0.5度を試してみたところ、
伸びも乗り心地も上々の仕上がりに。
準優進出争いに加わる活躍となっています。

明日の鈴木選手は6R1号艇と12R4号艇の2回走り。
2走12点目安の勝負駆けに臨みます。

ちなみに今日の鈴木選手は、
レース後にチルト0へ変更して試運転へ。
「プラス05だとピット離れが悪いんです」とのことで、
明日1号艇が回ってくることを事前に想定し、
チルト0で入念な準備を始めていたのでした。

近況の鈴木選手は前節のびわこ戦でも準優出するなど
自力アップが著しい注目の存在。
明日の走りにもぜひ期待したいところです。

 


芦屋女子リーグはシリーズ2日目。

091129_ashiya.JPG

今日のレース結果は、

1R ②鈴木祐美子 2コースまくり
2R ③鈴木 成美 1コース逃げ
3R ①平田さやか 1コース逃げ
4R ④森脇まどか 4コース差し
5R ④佐々木裕美 4コースまくり
6R ③淺田千亜希 3コースまくり差し
7R ②池田 浩美 1コース逃げ
8R ⑥魚谷 香織 5コースまくり差し
9R ④宇野 弥生 4コースまくり
10R ③西村  歩 3コース差し
11R ①平山 智加 1コース逃げ
12R ⑤池田 浩美 5コース差し

今日は東海勢が5勝をあげる活躍を見せ、
そのなかで池田浩選手が2連勝をマーク。
これで1・2・1・1着の準パーフェクトペースとなり
得点率トップに浮上しました。

池田選手は5月に丸亀女子リーグで優勝があったものの、
その後は現在12節連続優出なしという状態。
女子リーグでも準優敗退が3節続いていましたが、
今節はどうやらV争いの主軸を担ってくれそうです。

ちなみにそんな池田浩選手率いる静岡勢は、
ここ最近ピットでの存在感も際立っています。

091129_shizuoka.JPG

これまで数々のオリジナルウェアを生み出してきた静岡勢が、
09年秋冬モデルの新作アイテムを投入。

長嶋選手が描いたという似顔絵の入ったウェアで、
静岡レディースのキャラクターをより一層引き立てています。

今節の静岡勢は5人での参戦。
シリーズリーダーの池田浩選手のほかにも、
鈴木成選手が得点率8位、喜多選手が同18位
準優進出へ好位置につけています。

鈴木成選手と喜多選手は昨年の芦屋女子リーグでも予選突破。
水面相性の良さを感じさせています。

特に今日2R1回走りだった鈴木成選手は、
5R発売中の頃に早々と試運転を切り上げ、
一番乗りで後片付けを開始。
仕上がりの良さを印象付けるシーンでした。

長嶋選手と山下選手もまだまだ巻き返し可能な位置で、
明日以降に向けて気合入りの様子。
今節も静岡勢が波状攻撃を見せそうな気配は充分です。


というわけで2日目を終えての得点率ランキングは、
①池田浩10.00、②淺田9.75、③平田8.33、
④宇野8.33、⑤魚谷8.25、⑥佐々木8.25、
⑦平山7.50、⑧鈴木成7.33、⑨鈴木祐7.33、
⑩白石7.33、⑪西村歩7.25、⑫細川7.25、
⑬今井6.50、⑭森脇6.00、⑮森岡6.00、
⑯藤崎6.00、⑰西坂6.00、⑱喜多6.00、
⑲永井6.00、⑳安達5.67、
となりました。
(※@cafe独自集計です)

上位18人の中に90期台の選手が12人。
若手勢が元気な走りでシリーズをかき回しています。

そんななかでやや気になるのが地元福岡勢
今節は大挙8名での参戦となっていますが、
準優圏内にいるのは藤崎選手だけ。
残りの7人は得点率36位以下に
ズラリと並んでしまう大苦戦を強いられています。

ちなみに大橋選手は前検2日前に追加斡旋が入っての緊急参戦。
しかも自身初となる選手代表を任され、
「追加で来てしかも選手代表で、もぉ~大変です」
額の汗をぬぐう仕草を見せていました。

川野選手は「また変なエンジン引いちゃいました・・・」
初日からややトーンダウンぎみだった印象。
手にしたモーターは2連対率40位の低調機。
先日の宮島でも2連対率41位のモーターを引いており、
機力の立て直しに汗を流す節が続いています。

深川選手は8月徳山戦以来となる3カ月ぶりの実戦復帰
「まだスタートが怖いんで、今節は無事故完走を目指します」と、
まずはレース勘を取り戻すことが第一といった様子でした。

なんとか現状を打破しようと連日遅くまで試運転を繰り返し、
互いに意見交換を繰り返している地元福岡勢。
明日以降の走りに注目したいところです。

 

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艇界が賞金王に向けてボルテージを上げていくなか、
女子戦線もいよいよ終盤の戦いに入ってきました。

2009年の女子リーグは残りあと2戦。
第13戦が今日、福岡県の芦屋競艇場で幕を開けました。

091128_ashiya.JPG

 

今節出場44選手のうち、びわこからの転戦組が実に30名
ピットを見渡すとまだ湖都の余韻を感じてしまう印象です。

連戦組の選手は中3日で芦屋入りする厳しいスケジュール。
びわこでの好リズムを引き継ぎたい選手、
びわこの雪辱を果たしたい選手、想いはさまざまでしょう。

そんな今節ですが、選手たちの声を聞いてみると、
びわことはちょっと勢力図に変化が出てくる可能性も。

びわこといえば水面は淡水でモーターは減音型
そして芦屋も同じく淡水・減音型のレース場です。

しかしこの両場ではかなり特性が異なるらしく、
回転の上がり方がまったく違うといいます。

びわこ優出組の松本晶恵選手に聞いたところ、
「びわこは回るんでスタンダード用のペラを使ってたんですけど、
 こっち(芦屋)は全然回らないので、
 減音用のペラをさらに回るように叩いて使ってます」
とのこと。

びわこで使っていたペラに関しては、
「一応今節も持ってきたんですけど、
 まだまったく乗ってもないです」
という状態。
「暇があれば試してみようかと思ってます」という程度で、
どうやら期待薄のようでした。

他の選手からも「びわこで使ってたペラを
 思いっ切り叩き換えました」といった声が聞かれました。

同じ減音型モーターといっても、
びわこは大型吸気サイレンサ仕様の減音型、
芦屋は今節から温水パイプが付いている減音型。
天候も寒さ厳しかったびわこに対し、
芦屋は小春日和を思わせるような暖かさ。

選手たちはこういった違いに対応するべく、
常に準備や調整に汗を流す日々を送っているわけです。

 

さて今日のレース結果は、

1R ①西村  歩 1コース逃げ
2R ⑥白石 佳江 4コースまくり
3R ①宇野 弥生 1コース逃げ
4R ④平田さやか 4コース差し
5R ④池田 浩美 4コースまくり差し
6R ⑤佐々木裕美 4コースまくり
7R ②細川 裕子 2コースまくり
8R ⑥淺田千亜希 4コースまくり
9R ①森岡 真希 1コース逃げ
10R ⑤細川 裕子 5コースまくり
11R ①今井 裕梨 1コース逃げ
12R ④魚谷 香織 4コース抜き

初日2連勝は細川裕子選手ただ一人。

ちなみに今日の朝、ピットをのぞいてみたとき、
細川選手はちょうどチルトの付け替え作業中。
3度用から通常用へ交換している最中でした。

聞いてみると、昨日の前検では
チルト3度で走っていたとのこと。
その感触は「結構感じ良かったですよ」といいます。

しかし肝心の前検タイムは6秒65で5位どまり。
(※前検トップタイムは魚谷選手の6秒59)
思ったほどの数字が出なかったこともあり、
今日はチルト3を封印してチルト0で戦ったのでした。

それでもまだ明日以降のチルト3使用の可能性を
否定はしていなかった細川選手。
今節もまた彼女から目が離せない一節となりそうです。


というわけで初日を終えての得点率ランキングは、
①細川10.00、②淺田10.00、③魚谷10.00、
④平田10.00、⑤池田浩9.50、⑥白石9.00、
⑦佐々木8.00、⑧太田8.00、⑨長嶋8.00、
⑩喜多8.00、⑪西坂8.00、⑫宇野7.50、
⑬松本7.50、⑭森岡7.00、⑮平山6.50、
⑯若狭6.50、⑰今井6.00、⑱鈴木成6.00、
⑲永井6.00、⑳岸6.00、
となっています。
(※@cafe独自集計です)

びわこ優出組は平山選手が2着6着、松本選手が3着3着、
金田選手が6着6着とややリズムに乗れない初日に。
やはり勢力図は激しく動いている印象です。


そして今節の最大の焦点は、
何といっても淺田千亜希選手の動向でしょう。

事故率オーバーのため女子王座出場が危機的な状態。
この芦屋女子リーグで優勝し、優先出場権を取ることが
王座への唯一のチャンスとなっています。

そんな淺田選手の今日の様子ですが、
朝から目立っていたのは非常に厳しい表情。
早い時間帯からペラやギアケースの調整に走り回り、
その顔つきはずっと険しいまま。
いつもは気さくな淺田選手ですが、
今日は近寄りがたいような雰囲気すら感じました。

しかし機力の仕上がりに不安を感じるこちらに対し、
本人は「そんなことないですよ」と首を横に振ります。

すると前半8Rは4カドから一気にまくって快勝。
1分46秒0という破格の今日一番時計をマークしました。
(※今日二番時計は4R平田選手の1分47秒2)

091128_asada.JPG

(8R終了直後のピットの様子。
 淺田選手・西坂選手・平山選手の四国地区勢)

後半12Rのドリーム戦は2着に終わったものの、
どうやら優勝争いの軸となってくることは間違いなさそう。

V獲りのみを狙う淺田選手に明日以降も要注目です。


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びわこ女子リーグはシリーズ最終日。

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今日のレース結果は、

1R ②安達 美帆 2コースまくり
2R ④白石 佳江 4コースまくり
3R ①廣中智紗衣 1コース逃げ
4R ④魚谷 香織 4コースまくり差し
5R ①加藤  綾 1コース逃げ
6R ④平田さやか 4コース差し
7R ③加藤 奈月 2コース抜き
8R ③片岡 恵里 3コースまくり差し
9R ①岸  恵子 1コース逃げ
10R ①永井 聖美 1コース逃げ
11R ①細川 裕子 1コース逃げ


待ちに待った今節初勝利をマークしたのは、
1Rの安達選手と5Rの加藤綾選手。

今節の加藤綾選手4・3・2・5・4・4・4・2・1・4着の成績。
残念ながら予選26位で敗退となり、
優勝という大きな目標には届かず。
これで下関女子王座への出場は絶望的となってしまいました。

しかしそんな彼女に今日のレース後、今節の感想を聞いてみると、
返ってきた言葉は「悔いなし!」
清々しい笑顔を見せながらそう話してくれました。

機力の立て直しに汗を流す毎日だった今節。
リング交換が3回、ペラ交換が4回、ギアケース交換が1回。
本人も「こんな経験したことないですもんね」というほど、
連日整備室に通いつめて何度も本体を割っていました。

また3日目にはチルト+0.5度にもチャレンジ。
その結果はまったくの失敗だったそうですが、
これこそが今節の彼女を象徴する光景。
いくら本体を整備してもモーターは言うことを聞いてくれない、
でも何とかしたい、可能性があるものは何でもトライしたい、
そんな気持ちがチルト角度に表れていました。

しかも諦めない姿勢は予選敗退が決まってからも変わることなく、
4日目のレースを終えた後にも
「まだまだやります!」と言いながら整備室へ。
モーターとの格闘をやめることは最後までありませんでした。

これが結果的に今日5Rでの今節初白星につながり、
「1本取れて良かったです」と安堵の表情。
一節間戦い続けた努力が最終日に実ったのでした。

優勝という目標に向かって全力を出し切った今節の経験は、
加藤選手にとって今後につながるかけがえのない6日間に。
「そうですよね、プラスに考えたいと思います」
そう言ってまた笑顔を見せ、彼女はびわこを後にしたのでした。

次節は地元に戻って11月30日からの津一般戦に出場予定。
どんな走りを見せてくれるのか注目したいところです。

 

というわけで迎えた優勝戦

今日のピットでの優出メンバーの動きですが、
機力が仕上がっている選手が多かったこともあり、
非常にゆったりと過ごしていた印象。

金田選手だけが3R発売中にボートを降ろして
早々と試運転を開始していましたが、
残りの5選手が本格的に動き出したのは
優出インタビュー(6R発売中)から戻ったあと。

しかも池田紫選手と香川選手は、
7R発売中に試運転を数周走ったかと思うと、
すぐにボートを陸に揚げてピットへ帰還。
万全の仕上がりを印象付けるシーンでした。

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そしていよいよ本番レースへ。

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機力充実の6選手によるハイパワーバトルを制したのは、
ポールポジションの平山智加選手

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インからコンマ12のトップスタートを決め、
1マークを先マイして他艇の攻撃をシャットアウト。
圧倒的な強さを見せるレースとなりました。

091123_5_winner.JPG

平山選手はこれが通算5回目の優勝
今年は2月児島・6月常滑のオール女子戦に続くV3。
女子リーグでは昨年の住之江以来2回目の優勝となりました。

このあとも芦屋女子リーグ、尼崎女子リーグ、蒲郡オール女子戦と
女子レースの斡旋が続く平山選手。
年末の女子戦線で主役としての活躍が期待されます。

平山選手、おめでとうございました。

091123_6_hirayama.JPG

 

これにてびわこ女子リーグ@cafeは終了。

女子リーグの次節は5日後、
11月28日開幕の第13戦・芦屋になります。

今年の女子リーグも残すところあと2戦。
終盤戦のレースをお見逃しなく。

 

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びわこ女子リーグはシリーズ5日目。

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今日のレース結果は、

1R ③大橋栄里佳 3コースまくり
2R ④森脇まどか 4コースまくり差し
3R ②茶谷  桜 2コースまくり
4R ②鈴木祐美子 2コース差し
5R ①鈴木 成美 1コース逃げ
6R ⑤永井 聖美 4コース抜き
7R ⑤濱村美鹿子 5コースまくり差し
8R ③魚谷 香織 3コースまくり
9R ④平山 智加 4コースまくり
準優10R ①金田 幸子 1コース逃げ
準優11R ①池田 紫乃 1コース逃げ
準優12R ①平山 智加 1コース逃げ


待望の今節初勝利を飾ったのが、
1Rの大橋選手、2Rの森脇選手、4Rの鈴木祐選手。

大橋選手は今節が復帰3節目で、
毎節1本ずつ1着を奪ってこれで早くも産休明け3勝目。

復帰初戦の蒲郡女子リーグでは
1年間のブランクによるレース勘の狂いにとまどい
渋い表情が目立っていた彼女。

しかし今節初日に会ってみるとその表情は一変。
「それがですね、掴んだんですよ!
 最初の蒲郡の時はほんとにヒドかったんですけど、
 前節の大村の時に勘が戻ってきた気がしたんです」
と、
笑顔いっぱいで話してくれていたのでした。

そして今日、3コースから得意のマクリで快勝。
大橋選手らしい軽快な速攻戦を見せてくれたのでした。

明日の大橋選手は4Rと9Rの2回走り。
そして次節は12月16日からの江戸川戦になります。
純地元の芦屋女子リーグに不在なのが残念ですが、
今後の活躍にも大いに期待したいところです。


そして森脇選手は2Rで今節初白星をゲット。
4コースから力強いまくり差しを決め、
1分45秒9の好タイムで1着ゴールとなりました。

ちなみに今節3日目のブログで、
森脇選手が遅くまで試運転を続けていたことに触れましたが、
実はその翌日の4日目も最後まで水面に残っていたのが彼女。
予選敗退が決まってもなお懸命の調整作業を続け、
新人選手たちに混じって周回を重ねている姿は
心打たれるものがありました。

森脇選手は今年の勝率が現在5.08で、
女子王座の選考順位はボーダー付近の54位あたり。
4年ぶりの王座復帰へ勝負駆けを戦っています。

明日の森脇選手は4Rと11Rの2回走り。
繰り上がりで11R選抜戦に出場となっています。

 

というわけで迎えた準優勝戦は、
1号艇3選手がいずれもイン逃げを決めて快勝。
優勝戦には順当に好メンバーが揃うことになりました。

【優勝戦12R】
1.平山 智加 (優出21回目、優勝4回)
2.池田 紫乃 (優出19回目)
3.金田 幸子 (優出18回目、優勝4回)
4.濱村美鹿子 (優出119回目、優勝15回)
5.松本 晶恵 (優出4回目)
6.香川 素子 (優出31回目、優勝4回)


平山選手が通算5回目の優勝に王手。(※5回目の誤りでした。訂正いたします)
2月児島戦と6月常滑戦に続く今年V3が見えてきました。

前期は記念斡旋が続いたこともあって
勝率6.19でA2降格となってしまった平山選手。
しかしSG・GⅠを除いた前期勝率は6.98
今節出場メンバーの中でナンバーワンの数字です。

優勝戦1号艇では過去2戦2勝という鉄壁の強さ。
明日もインから逃げ切るのみです。

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2号艇の池田紫選手はこれで当地女子レース3節連続優出
「びわこは昔は苦手だったんですけどね」と話していましたが、
今では女子屈指のびわこ巧者として名を馳せています。

今日の準優でも1分45秒2の快速タイムをマークし、
自己ベストをさらに更新する驚異の仕上がりを披露。

池田紫選手にとって過去のベストリザルトは、
昨年2月びわこオール女子戦での優出2着。
明日狙うのは優勝のみです。

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ついにフィナーレを迎えるびわこ女子リーグ
シリーズを引っ張ってきた2強の対決にぜひご注目ください。

 

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