社団法人 日本評論家協会 再生趣意書
社団法人日本評論家協会は、明治年間より徳富蘇峰老をはじめとする言論指導者の気概と伝統を引き継ぎ、戦後社会においても多年にわたる活動をつづけてきましたが、さまざまな経緯により現在、活動停止のやむなきに至っております。 関係者各位の合意により、改めて再結成する覚悟で、完全な新体制を発足させることを決意するにあたり、皆様に再生発起人の一人として参加いただくよう、お願いを申し上げます。 まず新体制の協会は、次のことを目途とすることを提案いたします。
一.文筆によって立つ文士の志気を協会の趣意理念に掲げること。
二.新聞・雑誌・テレピ、あるいはフリー・ライターなど、マスメディアの垣根をとりはずし、取材源の機会均等化を協会を通じて実現していく。
三.国際交流を推進し、在日の海外メディア、国際的な言論人を協会正会員として受け入れる。
四.同趣旨から、国内のマスメディアだけでなく、海外の報道・言論機関の指導者にも正会員・法人会員を募集することとする。
五.インターネットを通じて機関紙を発行、協会の運営状況をすべての会員に告知して、体制の透明化をはかること。
日本評論家協会の今後を設立するのは、われわれ自身なのだという趣意にご賛同いただけましたら発起人としてご参加いただきますようお願い申し上げます。
社団法人 日本評論家協会 再生発起人会事務局 |