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キャリーバッグ事故多発、国民生活センターが初の注意喚起 (1/2ページ)
人が集まる駅などで荷物を引いて歩くキャリーバッグと接触する事故が相次いでいることから、独立行政法人国民生活センター(東京)は旅行者が多くなる年末年始に合わせ、初めて注意喚起に乗り出した。バッグを引いて運ぶため後方が見えないことなどが接触事故につながっているとみられ、骨折などで入院に至るケースも。JR主要駅やバスターミナルなどではアナウンスや電光掲示板などで注意を呼びかけている。
センターによると、キャリーバッグはキャスター付きで、重い荷物を持たずに運べることから人気を集め、ここ数年で急速に普及。平成16年に大阪府内で60代女性が足の指をけがした事故が初めて報告されて以降、事故報告が相次いでいる。
「駅で前を歩いていた男性が突然立ち止まり、そのバッグにぶつかり転倒、救急車で病院に搬送され、全身打撲と診断された」(今年4月、東京都)、「新幹線から下車した際、前の乗客のキャリーバッグに足をとられ転倒。右足骨折と診断され入院した」(昨年3月、宮城県)などの報告が寄せられている。
18年には埼玉県内で、駅階段で取っ手が外れてバッグが転げ落ち、下にいた人が負傷、入院する事故もあった。
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