インターネットカフェ利用者への本人確認の義務づけを柱とした条例案について、警視庁は25日、意見公募の結果を発表した。「おおむね賛同を得られた」(同庁幹部)として、2月の東京都議会定例会に条例案を提出する方針。
11月28日〜今月11日、同庁ホームページで条例の骨子案を公表し、256人が計362件の意見を寄せた。本人確認義務について181件の意見があり、約4割が必要だ(71件)と答え、個人情報の保護の徹底を求めるもの(49件)やネットカフェに寝泊まりする人たちが利用しにくくなることを懸念するもの(40件)が続いた。