黄砂にすっぽり覆われた別府市街地(写真上部)=26日午前10時半、大分市内(手前)から写す
県内で26日、春の風物詩とされる「黄砂」が観測された。12月に県内で観測されたのは1978年以来、31年ぶり。
大分地方気象台によると、視程(水平方向に見渡せる距離)は約10キロ。大分市内は晴れ間が広がったものの、黄色くもやがかかった状態になった。黄砂は中国大陸の砂ぼこりが偏西風に乗り、日本上空に飛来する現象。一般的には春に発生しやすいが、同日は大分を含む九州から中国地方の各地でも黄砂が確認された。
県内は気圧の谷が通過後に北西の季節風に変わり、中国大陸から風が入り込みやすくなっていた。
同気象台は「例年、この時季の中国大陸は雪に覆われて砂ぼこりが起きにくく、12月に観測されるのは極めて珍しい。これも地球温暖化の影響が一因では」と話した。
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