2009年12月26日 19時1分更新
本格的な受験シーズンを控え岡山県内では26日から中学生と高校生を対象とした新型インフルエンザワクチンの優先接種が始まりました。
岡山県では高校の入学試験や大学入試センター試験を控え、中学生や高校生も冬休み中に接種が受けられるよう予定を前倒しして26日から接種を始めることになりました。
倉敷市にある倉敷紀念病院では、予約をしていた中学生と高校生15人が午前中、次々に訪れ、医師の問診を受けた後接種をうけていました。
ワクチンの接種をめぐって厚生労働省の専門家会議は1歳から12歳までの子どもは2回の接種と決めていてそれ以外の人は原則1回とし、中学生と高校生の年齢にあたる13歳から18歳についても1回で問題ないという見解をまとめています。
接種を受けた中学生は、「1月に高校の入試が迫っているので、早く接種して予防できるのはうれしいです」と話していました。