ニューデリー(CNN) インド西部ラジャスタン州の行政当局者によると、同州コータで建設中の橋が崩落、少なくとも6人が死亡、最多で50人が行方不明となった。11人が救出された。橋の残がいを除去し、生存者などの捜索を行っているが、死傷者が増える恐れがある。
死傷者の多くは作業員で、水死の犠牲者もいるとみられる。働いていた作業員の総数は不明。橋の残がいの約9割部分がチャンバル川に落下、残りは河岸などに散ったという。崩壊の原因や橋の水面からの高さは明らかでない。
橋は2007年から建設中で、インドの高速道路行政を担当する国家機関、韓国企業、インド企業の合弁事業となっている。
コータの地元警察当局者は、建設業者の手抜き工事などを想定、捜査を開始した。首都ニューデリーから南西へ約400キロ離れているコータは工業都市として有名。