 |
2009年12月25日(金) 19:15 |
|
 |
岡山県が緊急の雇用対策
長引く不況下での厳しい雇用情勢です。 岡山・香川の求人は若干回復傾向にあるものの、依然として低い水準にとどまっています。 これを受けて岡山県は、緊急の雇用対策をまとめました。
岡山労働局によりますと、岡山県の11月の有効求人倍率は0.58倍で、先月よりも0.03ポイント上昇しました。 また香川労働局がまとめた香川県の有効求人倍率は、先月と変わらず0.63倍で、依然として厳しい雇用情勢が続いています。 これを受けて岡山県は、緊急の対策会議を開きました。 会議では、新卒予定者の就職内定率が大幅に悪化していることを重視し、新卒者を含めた就職希望者の支援を行うことが確認されました。 県がまとめた対策案では、県の事業の前倒しで200人の臨時職員を採用するなど、来年3月までに431人の雇用を創出、原則6ヵ月未満だった雇い入れ期間も1年に延長できるとしています。 特に人手不足の介護分野では、105人を1年〜2年雇用し、資格取得の費用を全額支給することで、その後の正規雇用につなげたい考えです。 石井知事は来年1月にも、経済団体に対して正規雇用の採用枠拡大を申し入れる方針です。
|
|