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餃子の王将、仙台オープン 社長「東北に20〜30出店」
 | 昼食時には大勢の人が列をつくった=25日午前11時55分ごろ、仙台市青葉区一番町4丁目 |
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中華料理チェーン店「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)は25日、東北1号店の「仙台一番町店」を、仙台市青葉区一番町4丁目にオープンした。開店セレモニーに出席した大東隆行社長は「今後数年で東北に20〜30店を出したい」と東北地方での店舗展開を本格化させる方針を示した。
大東社長は「まず仙台の基盤を固めたい。来年は市郊外を含め、4、5店を出す予定」と当面は仙台圏を重視する姿勢を強調。「店舗網が広がれば東北でのセントラルキッチン(集中調理工場)建設も考える」と述べた。
仙台一番町店は直営方式で2階建て、座席数77。客単価は800円を見込み、目標売上高は月1500万円。主力の焼きギョーザは1人前231円。
午前11時半の開店時には、約150人が店の前に列をつくった。友人4人と前日の午後11時ごろから徹夜で並び、一番乗りで来店した東北大大学院2年田中高太郎さん(25)は「出身地の神戸でよく食べた。仙台進出を待ち望んでいた」と話した。
餃子の王将は、仙台一番町店が全国545店舗目。低価格とボリューム感が受け、デフレ下でも出店を拡大している。これまでの最北の店舗は宇都宮市で、東北と北海道は空白区だった。
2009年12月26日土曜日
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