(cache) || KTV || 関西テレビ放送株式会社 [ 関西のニュース ]

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	関西空港補給金は７５億円で決着
	ＪＲ西日本と脱線事故被害者が共同で「事故課題検討会」
	ガスタンク爆発　工場などを捜索
	２００匹の犬違法飼育　ブリーダーなど捜索
	投入の税金１１００億円に　ＷＴＣ更生計画案
	ワッハ上方移転問題　また結論持ち越し
	京都でも「地デジ」見やすく　来夏に中継局増強へ
	お正月用のマグロ水揚げ
	日本一の「虎」玩具展
	摂津市で火災　工場など全焼
	スカイマーク　神戸～那覇　就航
	通天閣ロボ製作発表

最終更新日時：2009年12月26日 01:10

関西空港補給金は７５億円で決着

会見する関西空港会社・福島社長

政府は２５日、来年度予算案で関西空港会社への補給金を、今年度より１５億円少ない７５億円とし、経営の徹底見直しを求めました。
関空会社への補給金をめぐっては当初、１６０億円が要求されこれを原資に着陸料の引き下げが検討されていました。しかし、政府は来年度予算案で補給金の額を７５億円とし、関西３空港のあり方について抜本的な解決策が得られるまで執行を停止することを決めました。関空会社の福島社長は「この結果につきましては全く不本意であり、率直に言いまして大変がっかりしています」と話しました。これに対し、橋下徹大阪府知事は「執行の凍結が解除されるよう伊丹問題、抜本的に解決、伊丹廃港ということを明確に示すべきですね」と話しました。関西空港は今後大幅な経営戦略の見直しを迫られそうです。

( 2009/12/26 1:10: 更新)

ＪＲ西日本と脱線事故被害者が共同で「事故課題検討会」

会見に応じる遺族

ＪＲ西日本は２５日、福知山線脱線事故の再発防止のための課題を検討する会を被害者と共同で発足させました。会にはＪＲの西川直輝副社長らと、事故の遺族などでつくる「４．２５ネットワーク」のメンバーが参加しました。この会は、事故から得る教訓やＪＲの抱える問題点を、再発防止に向けて被害者と加害者が共同で検討するものです。遺族の木下廣史さんは「加害者と被害者がどこに問題があったのか話し合って、被害者として納得できるように結論づけたい」と話しました。会では、２０１１年３月をメドに報告書をまとめることにしています。

( 2009/12/26 1:07: 更新)

ガスタンク爆発　工場などを捜索

森田化学工業の捜索（大阪・淀川区）

大阪市淀川区の化学工場でガスタンクが爆発し、４人が死亡した事故で、大阪府警は、安全確認が不十分なまま不適切な作業が行なわれた疑いがあるとみて関係先の家宅捜索を行いました。
４人が死亡した淀川区の森田化学工業神崎川事業所には大阪府警の捜査員らが立ち入り、家宅捜索と現場検証を行いました。
調べによりますと、タンクは商品の「三フッ化ホウ素」ガスを貯蔵するためのもので、ガスの量によって蓋が上下します。２４日はタンクのガスを抜きとったうえで洗浄作業が行なわれていましたが、誤ってタンク内に水を入れすぎたため、これを抜くための穴を開けようと電動ノコギリを当てたところ、突然爆発したということです。「三フッ化ホウ素」は水や鉄と化学反応を繰り返すことで、可燃性の「水素」を発生させる恐れがあります。
大阪府警は、抜けきっていなかったガスが化学反応を起こした可能性があるとみて、詳しく調べる方針です。一方、森田化学工業では、外部の有識者を交えた事故原因調査委員会を立ち上げ、警察の捜査とは別に原因の特定を急ぐと発表しました。

( 2009/12/25 19:41 更新)

２００匹の犬違法飼育　ブリーダーなど捜索

保健所も関係先として捜索対象に

兵庫県尼崎市のブリーダーが、狂犬病予防法で定められたワクチン接種をせず約２００匹の犬を無許可で飼育していた問題で、警察は２５日、ブリーダーなどの強制捜査に乗り出しました。関係先として市の保健所も捜索を受ける、異例の展開です。
狂犬病予防法違反などの疑いで家宅捜索を受けたのは、尼崎市高田町のブリーダー「尼崎ケンネル」の店舗兼事務所など４ヵ所です。警察の調べによりますと「尼崎ケンネル」の男性経営者（５４）は、予防法で定められているワクチン接種などをせずに、チワワやダックスフントなど約２００匹の犬を飼育していた疑いがもたれています。
一方、ブリーダーの違法行為を事実上黙認してきた尼崎市の保健所なども、関係先として捜索を受ける異例の展開となりました。市は年に数回の立ち入り調査で問題を認識していましたが、５年前からは繁殖できなくなった犬の殺処分を引き受けるなど指導を徹底していませんでした。尼崎市は会見で「まずは（防音対策など）施設を改善し、近隣の方々への迷惑をなくしていくことを優先した」と釈明しました。しかし「違法であることを見過ごしてきた？」との問いに対しては「そう指摘されれば、否定できません」と苦しい受け答えに終始しました。
警察は経営者から事情を聴くとともに、行政側が違法行為を放置していた経緯についても調べる方針です。

( 2009/12/25 19:41 更新)

投入の税金１１００億円に　ＷＴＣ更生計画案

計画案を提出する管財人（大阪地裁）

ＷＴＣの管財人が２５日、ビルの清算に向けた更生計画案を裁判所に提出しました。これまでの分と合わせて大阪市がつぎ込む税金は、１１００億円にのぼる見込みです。
ＷＴＣの中井康之管財人は２５日、大阪地裁にＷＴＣの更生計画案を提出しました。計画案では金融機関の債権を放棄させることなどが示されていますが、大阪市がこれまでにＷＴＣにつぎ込んだ税金は約７００億円にのぼり、さらに約４２０億円の損失補償を迫られる見込みです。また大阪府への売却額は８０億６７００万円で、今後、売買契約を結び、５月末には所有権が大阪府に移転される予定です。大阪府の橋下知事は「まだ大阪府が購入したわけではないが、債務負担行為の議決に間に合ってホッとしている。これからがスタートだと思っている」と話しました。また、大阪市の平松市長は「ＷＴＣ再生のための手続きに最大限協力し、府・経済界と臨海部活性化に全力で取り組んでまいりたい」とコメントしています。

( 2009/12/25 19:40 更新)

ワッハ上方移転問題　また結論持ち越し

大阪府の戦略本部会議

大阪の観光名所・通天閣への移転案が浮上している演芸資料館「ワッハ上方」について、橋下知事は２５日も結論を先送りし、週明けにも最終判断する見通しとなりました。

移転か現地存続か――最終判断を迫るなか、橋下知事は府の幹部たちとワッハ上方の移転問題を協議しました。大阪府が毎年４億円近い税金を投じているワッハ上方。現在の入場者は年間５万数千人にとどまり、橋下知事は１１０万人もの来館者がいる通天閣への移転案を一旦は固めました。これに対し、ビルのオーナーの吉本興業などは、運営費を１億円程度に切り詰め、入場者を４０万人に増やすという目標を示し、現地存続が濃厚になってきたのですが…。

「『４０万人に達しなかったらナシ（廃館）でいい』と言うんだったら、今の大阪府の財政状況だったらナシでいいじゃないですか。何で『存続先にありき』で来ているのか」（橋下知事）

結局、きょうの話し合いでも結論は出ずじまい。橋下知事は週明けに通天閣の社長と面会し、最終判断する見通しです。

( 2009/12/25 19:42 更新)

京都でも「地デジ」見やすく　来夏に中継局増強へ

総務省などの会見

京都の一部の地域で地上デジタル放送が映らない問題を解消するため、新たに中継局が設置されることが発表されました。
２５日の会見で、総務省と近畿の放送局は来夏、新たに比叡山に中継局を設置すると発表しました。近畿の全ての府県では、すでに地上デジタル放送が実施されていますが、京都市と周辺の一部の地域には、地形の関係などから電波をうまく受信できない場所が存在しています。比叡山に中継局が設置されることで、京都市とその周辺のほとんど全ての地域で地上デジタル放送を楽しむことができるようになります。近畿では、他にもまだ地上デジタル放送を受信できない場所が一部残っていて、総務省ではアナログ放送が終了する２０１１年７月２４日までに解消するとしています。

( 2009/12/25 19:42 更新)

お正月用のマグロ水揚げ

セリ値は去年のキロ５００円に比べ、１００円から１５０円下落

お正月に向けたマグロの水揚げが、和歌山県の勝浦漁港で最盛期を迎えています。西日本最大のマグロの水揚げ量を誇る勝浦漁港には、２５日の夜明け前から次々と漁船が入港します。そして市場にはメバチやキハダ、ビンチョウマグロなどが所狭しと並べられ、仲買人らが丁寧に品定めして次々とセリにかけられてゆきます。セリ値の方ですが、ことしは水揚げが少ないのに、消費不況の影響で、安いもので１キロ、最低５００円だった去年に比べ、さらに１００円から１５０円下がっていて、関係者らの表情も曇りがち。それでも市場には威勢のいい声が響きわたり、セリ落とされたマグロは氷詰めにされ、東京や京阪神のデパートなどに出荷されます。

( 2009/12/25 14:21 更新)

日本一の「虎」玩具展

干支の「寅」にちなんで

今年も残すところ、あと６日となりましたが、兵庫県姫路市では、来年の干支・寅にちなんだオモチャを一堂に集めた展示会が開かれています。この展示会は、日本一の虎玩具収集家として有名だった長尾善三さんのコレクションを紹介したもので、会場には国内外で作られたトラの置物やお面など約４００点が展示されています。トラには、邪気を払う強い霊力があると信じられていたことから、江戸時代には厄除けのお守りや子供の健康を願う節句飾りとして、様々な玩具が作られました。麦わら細工で作られたものや戦火をくぐりぬけた広島の張子といったものから、明治時代の郷土玩具画集など、どれも貴重なものばかりで、訪れた人たちは興味深そうに見入っていました。この展示会は、来年２月１６日まで開かれています。

( 2009/12/25 14:21 更新)

摂津市で火災　工場など全焼

約１３４０平方メートルを焼く

大阪府摂津市の化学工場で、２５日朝火事があり、火元の工場など４棟を全焼するなど、あわせて１３４０平方メートルを焼きました。２５日午前６時５０分ごろ摂津市一津屋で「工場が燃えている」と、この工場の人から消防などに通報がありました。消防車など１０台が消火にあたり、火は約１時間４０分後に消し止められましたが、火元の工場と周りの建物３棟あわせて４棟を全焼するなど、約１３４０平方メートルを焼きました。この火事でけが人はありませんでした。近所の会社の人は「気がついたときにはすごい火がでていた。『ドーンドーン』というてたからやばいなと思った」と話していました。火元の工場は２４日夜７時半ごろに社長が帰宅してから無人になっていたということです。警察と消防では２５日午後から現場検証を行い、詳しい出火原因について調べる方針です。

( 2009/12/25 12:40 更新)

スカイマーク　神戸～那覇　就航

神戸発那覇行き　１日２往復

日本航空が撤退を決めるなど発着便数が減る神戸空港で２５日、スカイマークが神戸発那覇行きの路線を１日２往復新たに就航させました。神戸空港は経営再建中の日本航空が来年５月末までに羽田便や那覇便など１６便すべてを撤退すると表明し発着便数の減少が懸念されていました。スカイマークは神戸空港を関西の拠点として路線を開設する計画で、那覇便のほかすでに羽田便も増便しています。今年度中に福岡便、来年度には札幌、鹿児島、熊本、長崎のあわせて２２便を増便する予定です。乗客は「スカイマークに乗るのは初めてですが便数が増えると便利になるのでいいと思います」と話していました。

( 2009/12/25 12:14 更新)

通天閣ロボ製作発表

大阪のシンボル通天閣をモデルにしたロボットを製作して観光の目玉にしようというプロジェクトが始まりました。大阪のシンボル「通天閣」が変身？！２４日発表された「通天閣ロボプロジェクト」。景気悪化の影響もあり元気のない大阪を盛り上げようと通天閣と電気街として有名な日本橋の街がタッグを組み、プロジェクトを立ち上げました。ロボットは身長約１７０センチ、体重３０キロ、頭や上半身が動き、二足歩行も可能です。通天閣を運営する通天閣観光の西上雅章社長は「２代目食いだおれ太郎という感じで、大阪の観光大使として力を入れていきたい」と期待していました。来年３月完成予定で今後、名前を公募する計画もあり、大阪の新たなキャラクターとして注目が集まります。

( 2009/12/25 10:37 更新)

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