県内ニュース

イブニング・シックス

イトーヨーカドーで先行福袋販売(12月25日)

歳末商戦がこれから本番を迎える中、ひと足早く福袋の販売がきょうから大手スーパーで始まりました。福袋の販売を始めたのは大手スーパー・イトーヨーカドーの全国にある165の店舗です。3年前からこの企画を行っている福島市の福島店でも午前9時から販売が始まりました。価格は来年にちなんだ2010円の婦人ものの福袋など1000円から3万円までで22種類・およそ700個を用意しています。中には、商品の通常価格の合計の半額以下で販売されているものもあります。不況が続く中、消費者の購買意欲を刺激しよういうこの企画にお店も期待を寄せています。年明けの元日からは数も種類も増やした福袋を販売するということです。。

有効求人倍率が4か月連続過去最低(12月25日)

県内の先月の有効求人倍率は0.33倍で、4か月連続で過去最低の水準となったことがわかりました。福島労働局によりますと、県内の先月の有効求人倍率は前の月と同じ0.33倍で、4か月連続で過去最低を記録しました。これは全国平均の0.45倍を大きく下回り、全国の中でも前の月に続いて青森と沖縄に次いで3番目に低い水準です。福島労働局では「県内では製造業の一部に持ち直しの動きがあるものの、雇用に結びつかない状況が続いている」と見ています。こうした状況を受けて、福島労働局では今月29日と30日に県内3か所のハローワークで緊急の職業相談を行うことにしています。

磐高ラグビー部花園へ出発(12月25日)

あさって開幕する全国高校ラグビー大会に県代表として出場する磐城高校フィフティーンがけさ、大阪の花園へ向けて出発しました。磐城高校で行われた出発式には選手の家族や学校の関係者が出席し10年ぶりの花園に臨む選手にエールを送りました。これに対し小野航大(おのこうだい)主将が「花園に出場できる喜びをかみしめて全力でプレーしてきます」と力強く大会への豊富を話しました。磐城高校フィフティーンは福島空港からきょう大阪入りし近鉄花園ラグビー場を見学したあと軽めの練習を行ったということです。磐城高校は大会2日目の今月28日に28年連続出場の佐賀県代表・佐賀工業と対戦します。

「湖美来基金」に寄付(12月25日)

猪苗代湖の水環境の保全に役立ててもらおうと、郡山市に工場がある企業がきょう、売り上げの一部を県に寄付しました。県庁を訪れたのは、郡山市のに工場がある、「フレクストロニクス・インターナショナル」で、会社の代表から売り上げの一部、25万円の目録が県などがつくる「湖美来(みずみらい)基金」に贈られました。猪苗代湖は水質の悪化が懸念されていましたが、ボランティアによる清掃活動やヨシ刈りなどで水質が改善され、今年の環境省のランキングでは全国2位となりました。この会社は、工業用水として猪苗代湖の水を利用しているため、今後も寄付を続けていくということです。湖美来基金は、猪苗代湖流域の保全活動などに使われており、今年は13の団体に助成されています。

東電清水社長が知事・議長訪問(12月25日)

東京電力の清水社長が年末のあいさつのため佐藤知事と県議会の佐藤議長を訪ねました。年末のあいさつのため佐藤知事を訪れた東京電力の清水正孝(しみずまさたか)社長は、県が原子力政策全体についての議論を再開したことを「大変ありがたい」と話しました。しかし佐藤知事は清水社長との話の中でプルサーマル計画について触れることはありませんでした。また、午後に開かれた定例の会見でも「いろんな角度から検証する必要がある」と話すにどどまりプルサーマル計画に対する従来の慎重な姿勢をくずしませんでした。一方清水社長の訪問を受けた県議会の佐藤憲保(のりやす)議長は、プルサーマル計画については知事の判断を待って県議会で議論するとした上で、「これまでとは環境が変わった。プルサーマル計画も含め、事業者としてしっかりと受け止めてほしい」と述べました。

郡山男性殺害事件〜路上の足跡と一致(12月25日)

郡山市で1人暮らしの男性が殺害された事件で、現場付近の路上から採取された「靴の跡」が逮捕された男のものと一致≠オていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。殺人の疑いで送検された郡山市富久山町の無職星明(あきら)容疑者は、今月8日、近くに住む顔見知りの古内(ふるうち)守(まもる)さんの首を刃物で切りつけるなどして、殺害した疑いが持たれています。星容疑者は取り調べに対し、「事件当日は、古内さんの家には行っていない」と話し、容疑を否認しているということですが、捜査関係者によりますと、事件直前には現場近くの防犯カメラに、古内さんの後を付ける星容疑者と見られる男が映っている上に事件現場の前の道路から採取された「靴の跡」が、星容疑者のものと一致した≠ニいうことです。また、星容疑者の自宅の捜索で押収した「帽子」や「上着のそで」には、血のようなもの≠ェ付いていたことが分かり、捜査本部が鑑定を行うなどして、詳しく調べています。

県内で警察官を名乗る不審電話相次ぐ(12月24日)

県内では、きょう警察官などの名を語りキャッシュカードや通帳を騙し取ろうとする不審な電話が相次ぎ、警察が注意を呼びかけています。午後4時現在の県警のまとめで、不審な電話は、桑折町や国見町、いわき市、そして三春町で、あわせて8件確認されています。いずれも警察官などの名を語る男が、「あなたの口座が事件に関係している」などと話し、キャッシュカードや通帳を騙し取ろうとするもので、いまのところ被害は出ていません。このうち、三春町では、電話のあと、実際に40代から50代の不審な男が自宅を訪ねてきたということです。警察官や市町村の職員が、通帳やキャッシュカードを預かることはなく、県警では注意を呼びかけています。

郡山市殺人事件続報〜現場から男のDNA(12月24日)

きょうも郡山市で起きた殺人事件の続報からです。郡山市で1人暮らしの男性が殺害された事件で、事件現場から採取された「血痕」などから逮捕された男のDNAが検出されていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。殺人の疑いで送検された郡山市富久山町の無職星明(あきら)容疑者は、今月8日、近くに住む顔見知りの古内(ふるうち)守(まもる)さんの首を刃物で切りつけるなどして、殺害した疑いが持たれています。星容疑者は取り調べに対し、「事件当日は、古内さんには会っていない。」と容疑を否認しているということですが、これまでの調べで、当日の防犯カメラには帽子を被った星容疑者が古内さんの後を付ける姿が映っていたということです。さらに、事件現場にあったブロックから採取された血痕や、現場周辺に落ちていた物から、星容疑者の「DNA」が検出された上、逮捕当時の星容疑者の手には、もみ合った際に出来たと見られる怪我≠フ痕があったことが、捜査関係者への取材で分かりました。捜査本部では、おととい行った星容疑者の自宅の捜索で「工具」や「衣類」を押収し、「付着物」がないかなどを現在、詳しく調べています。

クリスマスケーキは小さめが人気?(12月24日)

きょうはクリスマスイブということでケーキを準備された方も多いのではないでしょうか?きょうとあす、1年で最も忙しい時期を迎えるのがケーキ屋さんです。今年の売れ行きは「小さめのもの」だそうです。福島市内にあるケーキ屋さんプモリ。きょうが1年で最も忙しい日です。きのうも祝日で多くのお客さんが訪れましたがきょうはクリスマスイブということもあって店には事前に予約をした多くのお客さんで賑わいました。こちらのお店では今年、およそ400個のケーキの予約が入りました。そのため作業場も大忙し。一つ一つ丁寧にデコレーションしていきます。お店では毎年この時期多くのケーキを作っていますが、今年の人気のケーキはいつもと少し違っています。今年人気なのは1番小ぶりのサイズの「ノエル」。当初は50個の限定販売の予定でしたが、結果的に100個以上の注文がありました。核家族が増えていることや不況でお客さんの財布の紐が硬くなっている影響で年々、小さいケーキに人気が集まっているそうです。こちらのお店ではきょうの夕方が受け渡しのピークということです。

企業景気予測調査〜製造業で2年ぶりプラス(12月24日)

県内の企業を対象に行われたことし10月から12月の景気判断調査で2年ぶりに製造業の中で「景気がよくなった」と答えた企業が「景気がさらに悪くなった」とする企業の割合を上回りました。調査は、福島財務事務所が県内144の企業を対象に行ったものです。それによりますと「景気がよくなった」と判断した企業の割合から「悪くなった」と答えた企業の割合を引いた景況判断指数はマイナス20・3ポイントで調査開始以来最低となったことし1月から3月期以降3期連続の改善となりました。このうち製造業は6・1ポイントとなりおととし10月から12月期の8・9ポイント以来2年ぶりのプラスとなりました。また、今年度下期の経常利益については前の年の同じ時期に比べて全産業で9178・2パーセントの増益見込みとなっています。これは、去年下期の経常利益が大幅に落ち込み全企業の経常利益を足してもおよそ2億円だったためです。

インフルエンザまだまだ流行続く(12月24日)

先週1週間に県内で確認されたインフルエンザの患者は前の週よりわずかに増え引き続き警報レベルが続いていることが分かりました。県が県内80の医療機関で行っている調査によりますと先週1週間に県内でインフルエンザに感染した人の数は3119人で前の週より75人増えました。1医療機関あたりの平均患者数は38・99人で引き続き警報レベルの30人を超えています。地域別ではいわき市が先週に続いて700人を超えているほか県北地方では538人と先週に比べ168人増えています。県では流行はまだ続くとみて引き続き手洗いやうがいなど予防の徹底を呼びかけています。

郡山市の市道で衝突事故、2人軽傷(12月24日)

けさ、郡山市喜久田町の交差点で車同士が衝突し、女性1人が軽いけがをしました。事故があったのは、郡山市喜久田町にある国道と市道が交わる交差点で、けさ8時過ぎ、右折をしようとした軽自動車に対向車線を直進してきた乗用車が衝突しました。この事故で軽自動車は横転しましたが、運転していた女性にケガはなく、警察によりますと、乗用車を運転していた50代の女性が、左足を打撲して病院に運ばれましたが、ケガの程度は軽いと見られています。2人は出勤途中で、現場の交差点は、見通しが良く、警察が詳しい事故の原因を調べています。

韓国からのスキー客第一陣(12月24日)

暖冬から一転、スキー場の雪不足も解消し、本格的なスキーシーズンが到来しました。こうした中、きょう、韓国からのスキーツアー客の第一陣が福島を訪れました。福島空港に到着したのは韓国からのスキーツアー客62人です。空港では、県やスキー場の関係者などによる歓迎のセレモニーが行われ、ツアー客はシャトルバスに乗り込みました。このバスは、韓国からのスキー客を呼び込もうと、地元のスキー場などが3年前から無料で運行しています。韓国からのスキー客は昨シーズン、暖冬と円高ウォン安の影響で7割減少しました。このため、スキー場では今シーズンこそはと韓国からのツアー客の呼び込みに必死です。一方、福島空港ソウル便の今年度の利用者は先月末現在で2万4846人と、前の年の同じ時期の62・4%となっています。県では、路線の存続のためにも、この冬が正念場と、搭乗率アップに期待を寄せています。韓国からのスキー客の一行は、きょうは同じ磐梯エリアのスキー場にでかけナイターでの初滑りをすることになっています。