岡山放送局

2009年12月25日 22時44分更新

盗撮などの県職員2人を処分


岡山県は、ことし7月、酒に酔って警察官に暴行を加えたとして警察に逮捕されるなどした県の職員2人を25日づけで減給の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは岡山県土木部の主任で岡山市に住む36歳の男性と備中県民局の総括副参事で岡山市に住む52歳の男性の、2人です。

県によりますと、36歳の主任はことし7月、JR岡山駅前の交番の近くで酒に酔って歩いていたところ、保護しようとした警察官に暴行を加えたとして公務執行妨害の疑いでその場で逮捕されたということです。

また、52歳の総括副参事はことし10月、ビデオカメラを自宅の窓際に設置し、向かいの家でひとり暮らしをしていた女性の姿を4回にわたって盗撮したということです。

県ではいずれのケースについても、「公務員にふさわしくない行為だった」として25日づけで2人を1か月間、減給10分の1の懲戒処分にしました。

記者会見をした岡山県人事課の桐野伸一課長は、「不祥事が起きたことは遺憾で、県に対する県民の期待を裏切る結果になったことについて深くお詫びいたします」とコメントしました。

今年度、岡山県の職員が懲戒処分を受けるのは、今回で4人目になります。