堀江貴文被告 堀江被告、資産208億引き渡し LDHと和解LDH(旧ライブドア)が元社長堀江貴文被告(37)=刑事事件で実刑判決、上告中=ら旧経営陣と監査法人の代表社員計7人に対し損害賠償を求めた訴訟は25日、堀江被告との和解が東京地裁(菅野博之裁判長)で成立した。堀江被告が計約208億7千万円相当の資産をLDHに引き渡すのが条件。残る6人の訴訟は継続される。 LDHによると、引き渡しの対象は、堀江被告保有のLDH株約181万株(評価額約40億1千万円)や、LDHが支払いを留保していた株の配当金約146億6300万円など。残る個人資産については「和解条項の非開示部分に該当し、明らかにできない」としている。 LDHは「堀江被告の資産のほぼすべてが引き渡されることになった」とし「会社の損害回復を迅速に果たした。旧経営陣のうち、核心となる堀江被告の責任追及を完遂でき満足している」とコメントした。 堀江被告側は取材に応じていない。 【共同通信】
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