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マニフェスト工程表の見直し表明 参院選に向け鳩山首相

2009年12月25日22時34分

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 鳩山由紀夫首相は25日、首相官邸で記者会見した。来年度予算案でマニフェスト(政権公約)を修正したことを踏まえ、来年夏の参院選に向けて、マニフェスト実現に向けた工程表の見直し作業に着手する考えを示した。消費税については、4年間の衆院議員の任期中は増税しない考えを明言した。

 マニフェストは工程表で、10年度から4年間に公約を実施する手順と必要な予算額を示している。だが、廃止するはずだったガソリン税などの暫定税率を実質維持するなど、初年度から修正された。

 首相は「1年目に変更が出ている以上、何らかの修正が必要になってくる。財政事情なども勘案する」と述べた。見直しでは「国民にオープンな形で理解を求めていくプロセスが必要だ」と述べた。

 さらに、「今年の衆院選で消費税の増税はしないと誓い、大きな賛同が得られた。大変厳しい財政状況だが、4年間、消費税の増税を考えることは決してない。歳出削減を徹底していく」と述べ、財政難であっても消費増税はしないと明言した。

 来年の参院選で民主党が勝利すれば、消費増税をするのではとの懸念に対して「参院選でどのような形になっても、だから上げますという理屈は通らない」と述べた。

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