鳩山由紀夫首相は25日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、来年5月までに決める方針を明らかにした。公の場で表明したのは初めて。
首相は「(来年)5月までに新しい移設先を含めて決定をしていきたい。最大限の努力をする」と述べた。期限の理由については「あまり長い期間(米国を)待たせるのは不可能だ。5月に訪米という話がでてくる可能性もある。そのころまでには最終的な結論を作り上げていかなければならない。政府の責務だ」と語った。オバマ大統領に直接伝える考えだが、会談が実現するかどうかは不明だ。