2009-12-19 20:03:18
2009/12/19
テーマ:ブログ
今日は、皆さんから頂いたメッセージに目を通しました。
たくさんの応援メールを頂いた事、本当に本当に感謝しています。
ありがとうございます。
そして‥
その逆で、苦情のメールも頂きました。
「小嶺麗奈」という人間を受け入れたくない方もたくさんいる。という事。
正直、悲しいです。
でも、それで当然だと思います。
印象の悪い事をしたんだと思います。
意図的ではないにしても、たくさんの人の心を雑に扱ってしまいました。
申し訳なく思っています。
ごめんなさい。
本当に‥。
私は、芸能界という世界にいながらも芸能界に馴染めませんでした。
昔は、仕事の時に用意されるフリフリの衣裳を着たいと思えませんでした。
「私はこういう服は着ない。本当の自分を知って欲しい!嘘はつきたくない。」芸能界に入ったものの、本当の小嶺麗奈は何処かに追いやられてしまうんじゃないか‥と不安でした。
1人東京に上京したわけだから側に両親はいません。これから進むべき自分の道を13~15歳そこらの頭脳と感情で決めて来ました。
私は喜ばせたかった。
ママを
パパを
おじいちゃんを
おばあちゃんを
マネージャーや会社の人達を
だから‥
「仕事をしなきゃ」
と思ってやってきました。
この世界にいる人達は「この仕事をしたい!」という強い気持ちで臨んでいるはずです。
そう思っていた時もありました。
しかし自分自身が成長するにつれて、自分が生まれて来た意味や本当の自分を知りたくなって来たんです。
そして本当の私。を知って欲しかった。
私の仕事は「女優」
演技をするのが仕事です。
でも‥
皆さんはどうですか?
「ありのままの自分で生きて行きたい」
と思いませんか‥?
私はいつからか演技をする事に、芸能界に、疲れ始めていました。
そんな時に、1通のファンレターを頂きました。
熊本の身体障害者施設に通う男の子からの手紙でした。
私が出演していた3年B組金八先生の再放送を見て書いてくれたそうです。
手紙は2枚。
鉛筆で一度下書きをし上からボールペンで清書してありました。
「ドラマを見て、小嶺さんの演技に引き込まれました。とても気になったので施設の人に調べて貰ったら同郷だったので驚きと嬉しさで一杯です。同じ熊本出身の人が東京で頑張ってると知り励みになりました。これからも頑張って下さい。」
という内容でした。
一生懸命力強く下書きをしたんだと思います、紙はヨレヨレになりスムーズに読めるような文字ではありませんでした。
その手紙の一字一句を、ゆっくり噛み締めるように、読みました。
喜びと情けなさが一杯になって涙が止まりませんでした。
頑張ってて良かった。
私の努力が誰かの励みになった。
嬉しくて、嬉しくて
たまりませんでした。
私が演技を好きになれないのは「演技が得意ではない」からです。
だからその分、毎回全力でやっています。
魂削れてるのではないか?というくらい一生懸命やっています。
ヘトヘトになります。
それくらいしないと私の演技力ではOKを貰えないかもしれない。
私は悪役や死ぬ役がとても多いです。
でも私はそれを気に入っています。
演技が得意でなかった分、一生懸命やったおかげで、悪役に自信が持ててきた。
そんな中、このblogを一時的にやめたのは、置かれている状況から逃げた訳ではありません。
私は元々芸能界に強い憧れがあった訳ではないので、色んな事に無知でした。
普段から変装なんてした事もありません。
私だとバレて大騒ぎになる事なんてないから。
そして私自身が変装している芸能人を不快に思ったりしていました。
そういう考えがいけなかったんだと思います。
だけど、分かって欲しいのは‥
そこに悪意はないという事です。
私自身も、今は成長過程で、苦悩と葛藤を抱えて生きています。
「ありのままの自分」
というのは、ある意味ワガママな生き方なのかもしれない。
自分が無知なせいで、気転が効かなかったせいで、身勝手なせいで、知らず知らずの間に誰かを傷付けていたかもしれません‥。
ごめんなさい。
小嶺麗奈として生まれた29年間、、、
家族に、事務所のスタッフに、友達に、ファンに‥たくさんの心配と迷惑をかけました。
小嶺麗奈を受け入れたくない。という人達の気持ちを感じ、芸能界を去る。という案もマネージャーと母には告げました。
何の為に女優になったんだろう‥
私の事なんて知らなかったくせに‥見向きもしなかったくせに‥それが今や、私の言う事、やる事、全てを気に入らない人達がいる‥
私の存在、私が生きている事自体を認めたくない人達がいる‥
何の為の15年だったんだろう‥‥
そう思うと胸がズキズキして何かでえぐられているような気持ちです。
自暴自棄になり人が信用出来ず友達にも会えなかった時もありました。
自分を偽り、常に何かを気にして生きて行くのは、とても辛いです。
それでも明日はやって来ます。
そのやってくる明日を笑顔で迎える為には「強くなる事」・「優しくなる事」・「許す事」の3つが必要だと思います。
だから笑うようにしています。
そんな私を見て頭に来る人もいると思いますが、笑ってるからといって心の底から笑っている訳ではありません。
傷付いている人達がいると分かっているのにヘラヘラしている訳ではありません。
それでも前に進んで行かなければいけないから。
私の事を励みに頑張っているファンがいる以上、私は、前文の3つを念頭において前に進んで行こうと思っています。
私に生まれてきた事を、人生を、目一杯謳歌したい。
それは人が平等に与えられた感情だと思います。
皆が幸せになる権利があると思います。
だから、私も努力して配慮します。
そして、皆さんからの応援も苦情も真摯に受け止めて頑張って行きます。
RENA
たくさんの応援メールを頂いた事、本当に本当に感謝しています。
ありがとうございます。
そして‥
その逆で、苦情のメールも頂きました。
「小嶺麗奈」という人間を受け入れたくない方もたくさんいる。という事。
正直、悲しいです。
でも、それで当然だと思います。
印象の悪い事をしたんだと思います。
意図的ではないにしても、たくさんの人の心を雑に扱ってしまいました。
申し訳なく思っています。
ごめんなさい。
本当に‥。
私は、芸能界という世界にいながらも芸能界に馴染めませんでした。
昔は、仕事の時に用意されるフリフリの衣裳を着たいと思えませんでした。
「私はこういう服は着ない。本当の自分を知って欲しい!嘘はつきたくない。」芸能界に入ったものの、本当の小嶺麗奈は何処かに追いやられてしまうんじゃないか‥と不安でした。
1人東京に上京したわけだから側に両親はいません。これから進むべき自分の道を13~15歳そこらの頭脳と感情で決めて来ました。
私は喜ばせたかった。
ママを
パパを
おじいちゃんを
おばあちゃんを
マネージャーや会社の人達を
だから‥
「仕事をしなきゃ」
と思ってやってきました。
この世界にいる人達は「この仕事をしたい!」という強い気持ちで臨んでいるはずです。
そう思っていた時もありました。
しかし自分自身が成長するにつれて、自分が生まれて来た意味や本当の自分を知りたくなって来たんです。
そして本当の私。を知って欲しかった。
私の仕事は「女優」
演技をするのが仕事です。
でも‥
皆さんはどうですか?
「ありのままの自分で生きて行きたい」
と思いませんか‥?
私はいつからか演技をする事に、芸能界に、疲れ始めていました。
そんな時に、1通のファンレターを頂きました。
熊本の身体障害者施設に通う男の子からの手紙でした。
私が出演していた3年B組金八先生の再放送を見て書いてくれたそうです。
手紙は2枚。
鉛筆で一度下書きをし上からボールペンで清書してありました。
「ドラマを見て、小嶺さんの演技に引き込まれました。とても気になったので施設の人に調べて貰ったら同郷だったので驚きと嬉しさで一杯です。同じ熊本出身の人が東京で頑張ってると知り励みになりました。これからも頑張って下さい。」
という内容でした。
一生懸命力強く下書きをしたんだと思います、紙はヨレヨレになりスムーズに読めるような文字ではありませんでした。
その手紙の一字一句を、ゆっくり噛み締めるように、読みました。
喜びと情けなさが一杯になって涙が止まりませんでした。
頑張ってて良かった。
私の努力が誰かの励みになった。
嬉しくて、嬉しくて
たまりませんでした。
私が演技を好きになれないのは「演技が得意ではない」からです。
だからその分、毎回全力でやっています。
魂削れてるのではないか?というくらい一生懸命やっています。
ヘトヘトになります。
それくらいしないと私の演技力ではOKを貰えないかもしれない。
私は悪役や死ぬ役がとても多いです。
でも私はそれを気に入っています。
演技が得意でなかった分、一生懸命やったおかげで、悪役に自信が持ててきた。
そんな中、このblogを一時的にやめたのは、置かれている状況から逃げた訳ではありません。
私は元々芸能界に強い憧れがあった訳ではないので、色んな事に無知でした。
普段から変装なんてした事もありません。
私だとバレて大騒ぎになる事なんてないから。
そして私自身が変装している芸能人を不快に思ったりしていました。
そういう考えがいけなかったんだと思います。
だけど、分かって欲しいのは‥
そこに悪意はないという事です。
私自身も、今は成長過程で、苦悩と葛藤を抱えて生きています。
「ありのままの自分」
というのは、ある意味ワガママな生き方なのかもしれない。
自分が無知なせいで、気転が効かなかったせいで、身勝手なせいで、知らず知らずの間に誰かを傷付けていたかもしれません‥。
ごめんなさい。
小嶺麗奈として生まれた29年間、、、
家族に、事務所のスタッフに、友達に、ファンに‥たくさんの心配と迷惑をかけました。
小嶺麗奈を受け入れたくない。という人達の気持ちを感じ、芸能界を去る。という案もマネージャーと母には告げました。
何の為に女優になったんだろう‥
私の事なんて知らなかったくせに‥見向きもしなかったくせに‥それが今や、私の言う事、やる事、全てを気に入らない人達がいる‥
私の存在、私が生きている事自体を認めたくない人達がいる‥
何の為の15年だったんだろう‥‥
そう思うと胸がズキズキして何かでえぐられているような気持ちです。
自暴自棄になり人が信用出来ず友達にも会えなかった時もありました。
自分を偽り、常に何かを気にして生きて行くのは、とても辛いです。
それでも明日はやって来ます。
そのやってくる明日を笑顔で迎える為には「強くなる事」・「優しくなる事」・「許す事」の3つが必要だと思います。
だから笑うようにしています。
そんな私を見て頭に来る人もいると思いますが、笑ってるからといって心の底から笑っている訳ではありません。
傷付いている人達がいると分かっているのにヘラヘラしている訳ではありません。
それでも前に進んで行かなければいけないから。
私の事を励みに頑張っているファンがいる以上、私は、前文の3つを念頭において前に進んで行こうと思っています。
私に生まれてきた事を、人生を、目一杯謳歌したい。
それは人が平等に与えられた感情だと思います。
皆が幸せになる権利があると思います。
だから、私も努力して配慮します。
そして、皆さんからの応援も苦情も真摯に受け止めて頑張って行きます。
RENA