2009年12月25日

お館様のニュース短評(09.12.25)

織田信長.jpg メリークリスマス♪
羽柴秀吉.jpg お館様が言うとすごく不気味に聞こえてしまうのは拙者だけでしょうか…。
森蘭丸.jpg いえ、たぶんここを御覧の皆様も同じ思いだと思います。

予算決定閣議、午後6時から=その後首相が会見−10年度予算案

 政府は25日午後、2010年度予算案を決定する臨時閣議を午後6時から首相官邸で開くと発表した。同20分から鳩山由紀夫首相が記者会見し、予算案の骨格を説明するとともに、今後の政権運営に向けた所信を明らかにする。(時事通信=25日 16:10)

織田信長.jpg 辞任表明キタワァ*・゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜・* !!!!!
羽柴秀吉.jpg …いえ、残念ながら辞任表明ではありませんでした。
森蘭丸.jpg 見て損しました。

織田信長.jpg 「命を守る予算」だってさ。
羽柴秀吉.jpg 鳩山と菅直人が議員バッジをしていなかったのが気になりました。
森蘭丸.jpg それくらいしか注目点がなかった記者会見でした。

<鳩山首相>偽装献金、閣僚に陳謝 改めて続投へ意欲

 鳩山由紀夫首相は25日午前の閣僚懇談会で、自身の資金管理団体を巡る偽装献金事件に関し、24日に行った記者会見に触れ、「国民におわびし、経過説明をした。閣僚の皆さんにご心配をおかけした」と陳謝した上で、「首相という立場で頑張りたい」と政権運営への決意を示した。(毎日新聞=25日 11:44 一部引用)

織田信長.jpg 性懲りもなく「トラスト・ミー」ってか!?
羽柴秀吉.jpg あいにく織田家一同は「はい、そうですか」と信じてあげるほどオヒトヨシではございませんのでねぇ。
森蘭丸.jpg 誰がこんなヤツの言うことなんか信じますか。

[関連] アメリカからお叱りを受けた鳩山由紀夫
駐米大使呼び出した米国務長官 米政府の「憤り」を象徴

 クリントン米国務長官が21日、藤崎一郎駐米大使を国務省に呼び出すという異例の対応に出た。しかもこの日、国務省など連邦政府は、記録的な豪雪の影響で臨時閉庁となっていた。今回の「事件」は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で日米合意の見直しを模索する鳩山政権に対する米側の憤りを、いっそう印象づけている。

 大使を呼び出すきっかけとなったのは、17日夜(日本時間18日未明)に、コペンハーゲンで開かれていた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の際の晩餐(ばんさん)会だった。そこでクリントン長官と鳩山由紀夫首相は隣席となり、約1時間半にわたり意見交換した。

 この席で首相は、普天間飛行場の移設問題について、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設という現行計画に代わる「新たな選択肢というものを考えて、今努力を始めているところだ」と説明。「(結論を)しばらくの間、待っていただきた」と伝えた。

 長官との意見交換の内容について、首相は18日夕(同19日未明)、コペンハーゲンで記者団にこう説明した。

 「(結論先送りへの)十分理解をいただいた。(長官からは)『よく分かった』という思いを伝えていただいた」

 クリントン長官が、まさに首相のこの発言と認識を問題視したことは確実だ。米政府、そして長官自身の方針、認識とは明らかに乖離(かいり)しているからだ。米政府関係者は、首相が晩餐会での会話の内容を明かにしたことそれ自体を疑問視し、「理解をいただいた」と説明したことに問題があると指摘する。

 米政府はこれまで、現行計画の早期履行を求めてきたが、そうした立場を首相の発言は正確に伝えていないと映ったようだ。クリントン長官は改めて米政府の方針を藤崎大使に伝えることで、「移設問題で決断できなかった鳩山首相の自己弁護のために、晩餐会での意見交換が利用されるのを防ごうとした」(米政府関係者)ともいえる。

 クリントン−藤崎会談を受け首相は22日、「理解」の内容について「『お互いに日部同盟は大事だから頑張ろう』という意味での理解だ」と言い換えた。(MSN産経ニュース=22日 21:36)

織田信長.jpg 完全にノムヒョン扱いされているではないか!!!
羽柴秀吉.jpg お願いだから鳩山はもう外国に行かないでいただきたい。
森蘭丸.jpg もちろん、嫁も!です。

[関連] イギリスでも散々な評価をされている鳩山由紀夫
鳩山首相は「血流停止した亡霊」「15分男」 英紙が政権特集

 22日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、発足から24日で100日となる鳩山政権に関する1ページの特集記事を掲載。「血流が停止した亡霊だ」と題し、「民主党政権は長く継続するとしても、鳩山政権の寿命は長くないかもしれない」と予測する党内批判勢力の声を伝えた。

 民主党の小沢一郎幹事長は鳩山首相に、子ども手当への所得制限導入など2010年度予算への18項目の重点要望を申し入れ、影響力を行使している。この点について同紙は、世論調査で71%の日本国民が「政権を実質支配しているのは小沢氏」と回答し、首相が実権を握っていると考えているのは11%にすぎない、と伝えた。

 鳩山首相の政策が目まぐるしく変わるため、民主党内では首相の政策は15分しかもたず、「15分男」と揶揄(やゆ)されているというエピソードも紹介。しかし、「これは首相に限らず民主党の問題だ」とも分析している。

 また「鳩山首相の偽装献金問題に対する有権者の声はそれほど厳しくないが、優柔不断で学生の集まりを仕切るような首相の指導力に対し、民主党内の忍耐は限界に達するかもしれない」と予測している。(MSN産経ニュース=22日 20:34)

織田信長.jpg 世界中に恥を晒しおって!!!
羽柴秀吉.jpg 鳩山のせいで日本国の評価まで下がるなんて迷惑至極です。
森蘭丸.jpg 間違いなく村山富市を超えて史上最低最悪最凶の内閣総理大臣ですよねこいつ。

[関連] 各紙社説(全文は文末に引用)
産経  元秘書起訴 首相の政治責任は明白 「脱税」の疑い徹底解明せよ
朝日  首相元秘書起訴―「続投」で背負った十字架
読売  元秘書2人起訴 鳩山首相の政治責任は重大だ
日経  元秘書起訴で首相の責任は極めて重い
毎日  首相の元秘書起訴 説得力欠いた鳩山会見
毎日  首相の元秘書起訴 捜査は尽くされたのか
東京  首相元秘書起訴 『知らぬ』で疑惑消えず

織田信長.jpg マスゴミもさすがに庇いきれなくなってきたか。
羽柴秀吉.jpg 手のひら返しは連中の得意技ですから。
森蘭丸.jpg 総選挙で民主党圧勝に導いた責任もきっちり取って下さい!

[関連] 【鳩山会見詳報】(MSN産経ニュース)
【鳩山会見詳報】(3)より一部引用

 ご理解をいただけないかもしれません。従って、国民のみなさんがどのように思ってくださるかわかりませんが、私としては説明を自分なりにできるかぎり尽くしてまいりたい。そう思っております。それでもご理解をいただけないと、『鳩山辞めろ』という声が圧倒的になった場合、私はやはり国民のみなさんの声というものは尊重しなきゃならない。そのようには感じておりますが、そうならないように努めてまいりたい。そのように感じております。

織田信長.jpg 鳩山辞めろ!
羽柴秀吉.jpg 鳩山辞めろ!!
森蘭丸.jpg 鳩山辞めろ!!!

[比較] かつての鳩山由紀夫の発言
091225.jpg

織田信長.jpg 鳩山辞めろ!
羽柴秀吉.jpg 鳩山辞めろ!!
森蘭丸.jpg 鳩山辞めろ!!!

「鳩山内閣で合宿を」菅副総理、年明け開催を提案

 菅直人副総理・国家戦略担当相は25日午前の閣僚懇談会で、来年1月の国会召集前に鳩山由紀夫首相と閣僚による「合宿」を開くことを提案した。菅氏は記者会見で合宿の意義について、「来年1年間に取り組むべき課題を年初に内閣全体で意見交換する機会があっていい」と述べた。

 菅氏は「9月の組閣から走ってきたが、制度論や組織のあり方に踏み込むには、3カ月では十分ではなかったとの反省もある」と指摘。意見交換する具体的なテーマとして、納税者番号制の導入検討を挙げた。合宿構想は9月の鳩山内閣発足前に、首相と閣僚就任予定者による開催が模索されたこともあったが、実現しなかった。(MSN産経ニュース=25日 12:00)

織田信長.jpg どうせどこかの保養地で遊びたいだけだろうが!
羽柴秀吉.jpg 無人島に押し込めて合宿させればいいと思います。
森蘭丸.jpg そこにミサイルの一発でも撃ち込んでやれば日本国の国益に繋がります。

小沢氏事務所に弾入りの封筒

 25日、東京・千代田区の議員会館にある民主党の小沢幹事長の事務所に、ライフル銃の実弾とみられる金属製の弾が入った封筒が送られているのが見つかり、警視庁は弾を鑑定するとともに、脅迫の疑いもあるとして捜査しています。
 25日正午前、千代田区永田町の衆議院第一議員会館の6階にある民主党の小沢幹事長の事務所で、秘書が郵送で送られてきた封筒の中に金属製の弾が入っているのを見つけ、警視庁に通報しました。警視庁によりますと、弾は直径およそ1センチ、長さは8センチほどで、ライフル銃の実弾とみられるということです。弾が入っていた封筒には、表に事務所の住所と「小沢一郎殿」というあて名が手書きで書かれ、今月20日付けの東京都内の消印が押されていましたが、差出人の名前や手紙はなく、弾以外には何も入っていないということです。警視庁は、弾を詳しく鑑定するとともに、脅迫の疑いもあるとして捜査しています。(NHK=25日 17:11)

織田信長.jpg 断じてわしはやっておらんぞ!
羽柴秀吉.jpg お館様が本気を出したら「実弾」なんて生ぬるいことでは済みませんし。
森蘭丸.jpg 情け容赦なく焼き討ちしてやりますよ。

桜の開花予想を終了=「民間が充実」と気象庁−54年の歴史に幕

 気象庁は25日、1955年から実施してきた桜の開花予想を終了し、2010年春からは行わないと発表した。民間の気象会社が同等のサービスを始め、内容が充実してきたためで、桜の観測自体は継続するという。
 観測部計画課の藤村弘志課長は「国として行うべき業務かどうか、これまでも随時検討してきた。国と民間とで適切な役割分担をする環境が整った」と説明。同庁で議論して決めたといい、政府が進めている予算削減に絡んだ働き掛けはなかったとしている。
 同庁は沖縄・奄美を除く全国の気象台などで、桜の観測を継続的に実施。夏からの気温の推移などに基づき、各地で標準となる木が開花する予想日を算出、毎年3月上旬ごろから発表していた。(時事通信=25日 15:11)

織田信長.jpg また蓮舫か!!!
羽柴秀吉.jpg こんなものまで「事業仕分け」の犠牲になるとは…
森蘭丸.jpg 気象庁は否定してますが信用できませんねぇ。

光浦靖子がJRA新CMに出演 気になる役柄は佐藤浩市の“妹”!?

 俳優の佐藤浩市、大泉洋、小池徹平、蒼井優が出演しているJRA『CLUB KEIBA』CMシリーズの 最新作に、新メンバーとしてタレントの光浦靖子が出演することがわかった。3年目を迎える同シリーズで初となるゲストの登場に大泉は「新しい風が吹いているといいましょうか」と新鮮な面持ち。新CMでは、佐藤を見た光浦の口から「お兄ちゃん!?」という衝撃の発言が飛び出すなど、意外な展開にも目を奪われそうだ。

 4人が働く会社の経理として働く光浦は大泉と共に競馬場に。一足先に競馬場に陣取る蒼井と小池の2人と合流し、「経理の光浦さん」と大泉に紹介された光浦は「どうしても競馬が見たくって」とウキウキモードだ。そんなあいさつを交わしているところに佐藤が遅れて到着するやいなや、光浦は驚いた表情で「お兄ちゃん!?」と佐藤を見つめる。「え〜!?」と驚く蒼井と小池を尻目に佐藤は「おぉ・・・」とうなずくがその結末は果たして・・・。

 撮影現場で光浦は、早いテンポの進行に「私、なんかよく分からないんですけど、あまり説明もされなくて・・・」と困惑していたという。そんな姿をはたから見ていた大泉は「自分は何をしたらいいのか(わからず)そわそわしているところがとても可愛らしかったですね」と笑顔を見せる。

 また大泉は、新CMの見どころについて「ストーリー的にも、なんとなく僕と一緒に(光浦が)出てくるわけですけど、どういう2人は関係なのかなぁと・・・。微妙な空気もあったりしつつ、なかなか展開として面白くなっているんじゃないかなぁという気がいたします」と思わせぶりなコメントでアピールしている。

 新CM『CLUB KEIBA/経理の光浦さん』篇は12月27日(日)より放送開始。(オリコン=25日 6:00)

織田信長.jpg 「CLUB KEIBA」の新作キタワァ*・゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜・* !!!!!
羽柴秀吉.jpg 光浦靖子というのがまた卑怯な人選ですなあ♪
森蘭丸.jpg 早く見てみたいですね♪

[関連] 来年も「CLUB KEIBA」です!
JRA年間プロモーション 〜2010年も「CLUB KEIBA」!〜

 2010年のJRAは、2008・2009年に引き続いて「CLUB KEIBA」をキーワードに、“みんなで楽しむ競馬”の魅力を発信!
 すでに競馬をされている方は、周囲の方々を「競馬に誘いたい!」、また、まだ競馬をされたことのない方は、「競馬に誘われたい」という気持ちになっていただけるようなプロモーションを展開いたします。
 3年目を迎えるCLUB KEIBAプロモーションでは、“誰かと競馬”を主なテーマに、いろいろな誘い方・誘われ方をテレビCM等の広告で展開していきます。また、CLUB KEIBAサイトや競馬場等でお客様が直接ご参加いただける各種キャンペーンを開催いたします。
 そして、2010年1月5日(火)の中山金杯(GIII)・京都金杯(GIII)当日には、全国の競馬場・ウインズにて、お年賀記念品として「CLUB KEIBAオリジナルミニタオル」をプレゼントいたします。
 2010年も「CLUB KEIBA」でJRAをお楽しみください!(JRA=7日)

織田信長.jpg 例のキャストも続投、ということか♪
羽柴秀吉.jpg お館様がお好きなCMシリーズのひとつですからなあ。
森蘭丸.jpg 相変わらず競馬には手を出していないんですけれども。
 
【各紙社説全文】
タグ:CLUB KEIBA

2009年12月24日

一言どうでしょう(09.12.24 tvkさん)

あぁっ!

あぁっはー!

あぁー!

あぶねぇー!

おまえなんで押した?今…

おまえか?押したの。

全部入った全部オレ…

誰かが押したんです僕を。


s091224.jpg

大泉洋 / 釣りバカ対決グランドチャンピオン大会!24時間耐久屋久島魚取り対決!(第二夜)

*MXさんに続き2回目 → 一言どうでしょう(08.12.10 MXさん)

*[水曜どうでしょう official website]

2009年12月23日

一言どうでしょう(09.12.23 MXさん2周目)

これはねぇ…

ヤバイですねぇ。

これはねぇ…

優等(ウドゥン)高速(ゴソ)深夜(シンヤ)ポス

っていうのがねぇ…

いやいやいや…

優等(ウドゥン)高速(ゴソ)深夜(シンヤ)ポス

っていうのがあるんですよ。


s091223.jpg

藤村忠寿 / サイコロ韓国 〜韓国完全縦断〜(第二夜)

*初出:1997年7月16日

*tvkさんに続き2回目 → 一言どうでしょう(07.4.13 tvkさん)

*[水曜どうでしょう official website]

2009年12月23日

「天皇誕生日一般参賀」に行ってきました

…というわけで(↓のエントリー参照)、「天皇誕生日一般参賀」に行ってきました。

[関連] 一般参賀関連記事
陛下「健やかに新年を」 天皇誕生日一般参賀

 天皇陛下の76歳の誕生日を祝福する一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下は午前10時20分、宮殿「長和殿」のベランダに姿を見せ、「来る年が少しでも良い年になるよう、そしてみなさんがくれぐれも身体を大切にされ、健やかに新年を迎えられるよう願っています」とあいさつをされた。

 陛下は冒頭、「誕生日にあたり、みなさんが祝意を表してくれたことを深く感謝します」と述べられた。宮内庁によると、午前10時半までの参賀者は1万4400人に上った。

 ベランダには皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻も立ち、陛下とともに手を振って祝意にお応えになった。陛下は午前中、ベランダに計3回立たれる予定となっている。

 午後からは宮殿で、鳩山由紀夫首相を含む国会議員らが出席する宴会の儀が開かれる。(MSN産経ニュース=23日 11:12)

天皇陛下「健やかに新年を」 一般参賀、過去最高3万人

 天皇陛下の76歳の誕生日を祝福する一般参賀が23日、皇居で行われ、平成の天皇誕生日では過去最高となる3万560人が訪れた。陛下は午前中、宮殿「長和殿」のベランダに3回姿を見せ、「誕生日にあたり、みなさんが祝意を表してくれたことを深く感謝します」とあいさつされた。

 また、「来る年が少しでも良い年になるよう、そしてみなさんがくれぐれも身体を大切にされ、健やかに新年を迎えられるよう願っています」と述べられた。

 ベランダには皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻も姿を見せ、陛下とともに手を振って祝意にお応えになった。

 宮内庁によると、これまでの平成の天皇誕生日の最高参賀者数は、昨年の2万2655人だった。今年は穏やかな晴天に恵まれたこともあり、午前中だけで昨年の人数を上回った。

 午後には記帳が行われ、陛下は宮殿で皇族方とともに、鳩山由紀夫首相らを招いて開いた祝宴に出席された。(MSN産経ニュース=23日 16:42)

一般参賀に平成最多の3万人=「健やかに新年を」−天皇陛下、76歳の誕生日

 天皇陛下の76歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下は今年、即位20年と結婚50年を迎えられ、記帳を含めた参賀者は平成に入り最多だった昨年(2万2655人)を上回る3万560人(皇宮警察調べ)に達した。
 陛下は午前中に計3回、皇后さまや皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻とともに宮殿「長和殿」のベランダに立ち、笑顔で手を振って祝賀に応えた。
 あいさつでは、最近の経済情勢に触れ「さまざまな困難に直面し、苦労している人々も多いのではないかと案じています」とし、「皆さんがくれぐれも体を大切にされ、健やかに新年を迎えられるよう願っています」と話した。
 午後には宮殿で皇族方や鳩山由紀夫首相をはじめ三権の長らとの祝宴が開かれ、皇太子妃雅子さまも昨年に続いて出席された。(時事通信=23日 16:55)

[参考] 天皇陛下の御言葉(ニュース映像より書き起こし)
 誕生日に当たり、皆さんが祝意を表してくれたことを深く感謝します。本年は私の即位20年、私どもの結婚から50年という年に当たりました。多くの人々から寄せられた祝意に対し、心から謝意を表します。
 冬至も過ぎ、今年もあとわずかとなりました。厳しい経済情勢の中にあって、さまざまな困難に直面し、苦労している人も多いのではないかと案じています。
 来る年が少しでも良い年になるよう、そして、皆さんがくれぐれも身体を大切にされ、すこやかに新年を迎えられるよう願っています。

平成の御代になって最多の参賀者がお祝いに駆け付けたんですねぇ。
私もその一人になれて本当に嬉しいです。
これだけの参賀者が集まったのは、天皇陛下の御即位20年、御成婚50年という記念すべき年だったことも影響しているのでしょうか。

私が一般参賀に行くのは人生二度目です。
小学生の時、祖父に連れられて行った「新年一般参賀」以来(昭和天皇の時代のことです)。

「新年一般参賀」にしても「天皇誕生日一般参賀」にしても、できることなら毎年欠かさず行きたいと思ってはいるのですが、
なかなか行く機会に恵まれないまま今年まで来てしまいました。
時期的に寒いから…というのも理由のひとつだったりします ^^;
そういう意味では今日は天気にとても恵まれて良かったですねぇ。
逆に、これが夏だったらちょっと無理かも…。
待ち時間が長い(おまけにずっと立ちっぱなし)から熱中症で倒れる人が続出するんじゃなかろうか。
参賀者の年齢層が高めだから余計に危険。

そんな腰の重い人間ですが、今年は不思議と「どうしても行きたい!いや、行かなくてはならんのだ!」みたいに一人で盛り上がってしまいまして。
一番の理由は、やはり天皇陛下の御即位20年、御成婚50年という記念すべき年だったから。
節目の年の御誕生日をお祝い申し上げたいと思ったんです。
もうひとつの理由は、4月に放送されたNHKスペシャル「象徴天皇 素顔の記録」、その再編集・拡大版「天皇皇后両陛下 素顔の50年」を見て感激しちゃったから(DVDも買いました)。
あの番組で天皇皇后両陛下のお人柄を拝見して、ぜひとも一度じかにお姿を拝見したいという思いが強くなりました。

さらに…
これはあまりここでは触れたくないんですが(汚らわしいから)、例の小沢による「特例」会見のゴリ押しおよび「傲慢不遜」会見があったことも後押し(?)してくれました。
なんていうか、「国民の一人として小沢に成り代わってお詫び申し上げたい」という思いに駆られちゃったんですよね…。
居ても立ってもいられなくなっちゃった、というか。

そんなこんながありつつ、とにかく行ってきたわけであります。

いやぁ〜 行って良かったですねぇ。
お祝いの気持ちを直接お伝えしたい!なんて意気込んで(?)行ったくせして、天皇皇后両陛下はじめ皇族方のお姿を拝見したとたん逆に「ありがたい」気持ちになっちゃって。
感激して完全に舞い上がってしまいました。
お出ましの時と御退出の時、ビシッ!と万歳を三唱させていただきました。


以下、本日のレポート&写真でございます。

桜田門駅から皇居に向かいました。
参入門が正門(二重橋)とされているので、東京駅その他から行くより近いだろう、という判断でした。
…ところが、桜田門は通行止めで入れず(笑)。
祝田橋交差点から内堀通りに迂回するハメに。

お濠を渡って皇居外苑に入ったら、すぐに参賀者の列が見つかりました。
091223-01.JPG

着いたのが8時20分頃だったでしょうか。
開門は9時30分なのに気合いを入れて早く行きました。
できることなら第1回のお出まし(10時20分)を見たいと思って(第2回は11時、第3回は11時40分)。

一人で2時間近くも待つなんて退屈だろうなあ…と覚悟(?)していましたが、そして、実際にかなり退屈(というか苦痛)でしたが(笑)、
周囲の様子を眺めたり近くにいる人たちの会話を聞いたりしてなんとか時間を潰しました。
皆さん結構好き勝手にしゃべっていらっしゃるんですよねぇ、御皇室の事柄について ^^;

9時ちょっと前に誘導が始まって列が動き出しました。

桜田門に向かって歩き、皇居前広場で右折して玉砂利に入るコースでした。
091223-02.JPG

ここでボーイスカウトの皆さんが日の丸の小旗(紙製)を配ってくれました。
091223-03.JPG

この小旗は帰り(退出時)にボーイスカウトの皆さんが回収してくれるんですが、「お持ち帰りになっても結構です」ということだったので記念にいただいてきました。
…でも、ビリビリなんですけどね ^^;
天皇皇后両陛下はじめ皇族方のお出ましの時に思いっきり振ったら付け根の部分がいとも簡単に破れてしまいまして(笑)。

皇居前広場に設置された手荷物検査所。
091223-04.JPG

ペットボトルなんかは持ち込み禁止なので要注意です。
おおむね「B4」サイズを超える手荷物は預ける必要があるそうなので、あまり大きな荷物は持って行かないほうが賢明かもしれません。
手荷物検査を見事クリア(笑)すると次はボディーチェックです。
写真は撮りませんでしたが、手荷物検査所と同じような作りのテント張りの場所でチェックを受けました。
金属探知機を使った本格的なボディーチェックです。

ボディーチェックを見事クリア(笑)してようやく参賀の列に並ぶことができます。
左手に二重橋を見る位置で並びました。
091223-05.JPG

右手が丸の内ですね。
091223-06.JPG

二重橋。
091223-07.JPG

本当は横長で広々とした感じで撮りたかったんだけど、この写真(の写っていないところ)のすぐ左で団体客が入れ替わり立ち替わり記念写真を撮ってて写り込んじゃうんですよ…。
それをフレームに入れずに撮るには縦長しかなかった、という。

正門を通って宮殿・長和殿に向かう時に、ここを渡れるのかと思うとワクワクしますねぇ(ふだんはもちろん立ち入り禁止の場所です)。

一息ついて周囲を見回すと、私たちが並んでいる場所とは別のところにも列ができていました。
これは私たちの列から向かって右斜め前方に見える列。
馬場先門のあたりから並んでいるのでしょうか。
091223-08.JPG

そして、これは私たちの列の遠く真正面に見える列。
坂下門や大手門のあたりから並んでいるのでしょうか。
091223-09.JPG

開門時刻が近付き、正門に向かって誘導が始まりました。
ここで3箇所の列がひとつに合流するんですねぇ。
091223-10.JPG

人数が一気に膨らんじゃって思わず「入れるの?」と不安になってしまいました ^^;

9時30分、なんの合図もなく正門が開き、参賀者の入場が始まりました。
091223-11.JPG

開門のシーンはよくニュースで流れるので御覧になったことがあるでしょう。
先頭にはお揃いの法被(?)を着てのぼりを持った一団がいました。

石橋を渡って正門に向かいます。
091223-12.JPG

石橋の奥にあるのが二重橋、通称「鉄橋」です。
091223-13.JPG

橋がふたつあるから「二重橋」、ではないんです。
奥の鉄橋のことを二重橋と呼びます(そのへんのことはWikipedia「二重橋」に詳しく書いてあります)。

石橋から眺めた皇居前広場。
091223-14.JPG

もう、この時点で感動です。

正門を通って振り返ったところ。
091223-15.JPG

二重橋(鉄橋)を渡って中門に向かいます。
091223-16.JPG

二重橋(鉄橋)から眺めた皇居前広場。
091223-17.JPG

11月12日の「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」で、天皇皇后両陛下がお出ましになったのはこのあたりだったのでしょうか。
091112 Their Majesties the Emperor and Empress.jpg

中門。
091223-18.JPG

中門を通って東庭に入ると、いきなり宮殿・長和殿が目に飛び込んできます。
091223-19.JPG

長和殿の左端が南車寄です。
即位礼正殿の儀を終えた天皇皇后両陛下が、祝賀御列の儀(パレード)に出発された場所ですね。
今でのあのシーンを鮮明に覚えています。

長和殿のベランダ。
091223-20.JPG

こちらに天皇皇后両陛下はじめ皇族方がお出ましになります。
ベランダの下にはカッコイイ制服を身に着けた二人の皇宮護衛官が直立不動で立っていました。
彼らのような姿を「凛々しい」というんでしょうねぇ。
微動だにせず警衛に当たっていました。

マスコミの皆さん(笑)。
091223-21.JPG

ニュースでよく目にする一般参賀の映像はここらへんから撮っているようです。

早めに行った甲斐があってかなりいい場所に立つことができました。
091223-22.JPG

天皇陛下が御言葉を賜る時のマイクが見えます。
091223-23.JPG

9時30分の開門から50分(列に並んだ8時20分からだと2時間!)、いよいよ10時20分。
天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下のお出ましです。

一斉に日の丸の小旗が振られて見えやしない(笑)。
091223-24.JPG

笑顔でお応えになる天皇皇后両陛下はじめ皇族方のお姿を拝見したとたん、自分でもビックリするくらいの大きな声で万歳を三唱していました。
…いや、その道(!)の皆さんに比べたらまだまだ甘っちょろいんですけれども。
あの人たちは延々と連呼してたもんなあ ^^;
しかし、私の万歳三唱に釣られて(?)、近くにいた今時のオシャレな恰好をした男子学生のグループが一緒になって万歳を三唱してくれて嬉しくなりました。
かなり照れ臭そうにやっていましたけれども(笑)。

そして、天皇陛下の御言葉です。
091223-25.JPG

御言葉が終わると再び一斉に日の丸の小旗が振られます。
091223-26.JPG

だから見えねぇんだってば(笑)。
ここで再び万歳を三唱しました。
生まれて初めてです、こんなにビシッ!とした形で万歳をしたのは ^^;

大きなサイズで撮った写真からかろうじてお顔が判別(?)できる部分を切り抜いてみました。

天皇皇后両陛下。
091223 Their Majesties the Emperor and Empress.JPG

皇太子同妃両殿下。
091223 Their Imperial Highnesses the Crown Prince and Crown Princess.JPG

秋篠宮同妃両殿下。
091223 Their Imperial Highnesses Prince and Princess Akishino.jpg

天皇皇后両陛下はじめ皇族方が御退出になり、夢のような時間はあっという間に終わりました。
立ちっぱなしで並んで(待って)いた時間に比べたらなんて呆気ない…とは思うんだけど、なんとも言えない心が晴れ晴れとした気持ちになって全く気になりませんでした。

参賀者は宮内庁庁舎がある方向に向かって退出します。
091223-27.JPG

かなり前のほうにいたので気が付きませんでしたが、東庭にはこんなに大勢の人がいたんですねぇ ^^;
警察官が「1万人くらい入る」って言ってました。

退出門は坂下門・桔梗門(ききょうもん)・大手門・平川門・北桔橋門(きたはねばしもん)ですが、
私は所用で千代田線に乗るため坂下門を経て二重橋前駅に向かいました。
091223-28.JPG

坂下門から退出します。
091223-29.JPG

坂下門から見た丸の内。
091223-30.JPG

こういうギャップというか調和が素敵ですよね、皇居の風景って。

まっすぐ二重橋前駅に向かうつもりだったんですが、人の流れのままに歩いていたら桔梗門のあたりまで来てしまいました。
手荷物を預けた人はここで返却してもらうそうです。
091223-31.JPG

手荷物返却所の並びに仮設の物販コーナーがありまして、そこで思わず平成22年の皇室カレンダー(1,000円)を買ってしまいました(笑)。
091223-32.JPG

1月・2月 : 新春を迎えられた天皇陛下御一家。悠仁親王殿下の可愛らしいお姿も写っていて思わず顔がこんな感じ → (*´Д`*)になっちゃいます♪
3月・4月 : 皇太子御一家。皇太子同妃両殿下と敬宮愛子内親王殿下が愛犬と御一緒ににこやかに写っています。
5月・6月 : 天蚕(カイコの繭)を御覧になる天皇皇后両陛下。
7月・8月 : 秋篠宮御一家。またしても悠仁親王殿下の可愛らしさに思わず顔ががこんな感じ → (*´Д`*)になっちゃいます♪
9月・10月 : お稲刈りをなさる天皇陛下。
11月・12月 : 紅葉をバックにした天皇皇后両陛下。

和田倉噴水公園。
091223-33.JPG

この親子の後ろ姿が微笑ましかったので思わず撮ってしまいました。

和田倉噴水公園の近くにある「大手町駅」と書かれた地下鉄出口から地下に潜ったんですが、
案内図を見たら二重橋前駅のほうが近いというトンチンカンなことが書かれていたので素直に二重橋前駅まで歩きました。
091223-34.JPG

皇居周辺の位置関係はそれなりに知っているつもりだったんですが、これでちょっぴり自信を喪失してしまいました(あほ)。
地下に潜ったとたん方向感覚を失ってしまう人間なものでねぇ…。
逆に、地下から地上に出た時も一瞬方向感覚を失ってしまいます ^^;

これにてレポート&写真は終わりです。

御参考までに本日歩いたルート。
091223-35.jpg

すっかり味を占めちゃったので、来年1月2日の「新年一般参賀」にも行こうかと画策(?)中です。
…でもなあ、そうすると可愛い姪っ子と会えなくなっちゃうんだよなあ ^^;
正月2日は毎年恒例、実家に家族が揃う日なんですよねぇ…。
伯父さんとしては非常に悩ましい問題です(笑)。
悠仁親王殿下も可愛らしいけれど、ウチの姪っ子も可愛らしいわけで。
姪っ子にも会いたいし天皇陛下にもお会したい。
うーむ、どうするべか。

最後までお読みいただきありがとうございました…っていうかお疲れ様でした ^^;
なんか知らんが最近やたらとこの手の長ったらしいレポートやエントリーが多いような気がする(笑)。

[関連] 天皇陛下のご感想と各紙関連ニュース(全文は文末に引用)
天皇陛下お誕生日に際し(平成21年) 天皇陛下のご感想(宮内庁ホームページ)

天皇陛下 76歳に(MSN産経ニュース=23日 5:00)
厳しい経済情勢「心痛む」 天皇陛下、76歳に(asahi.com=23日 5:01)
「日々の務め、幸せ感じ」天皇陛下76歳(YOMIURI ONLIN=23日 5:03)
天皇陛下、76歳に 即位20年、祝意に感謝(NIKKEI NET=23日 7:00)
天皇陛下:76歳の誕生日 「体調は昨年より良く」(毎日jp=23日 5:00)
天皇陛下「国民に支えられ幸せ」 76歳を迎えられ文書で発表(東京新聞=23日 5:08)

【天皇陛下のご感想全文&各紙関連ニュース全文】

2009年12月23日

天皇陛下、76歳の御誕生日

本日、天皇陛下は満76歳の御誕生日をお迎えになりました。

091223 The national flag of Japan.png

謹んでお慶び申し上げます。

また、天皇皇后両陛下の御健康と御皇室の弥栄を心よりお祈り申し上げます。

本日は国民の一人としてこのお祝いの気持ちを直接お伝えしたく、これから「天皇誕生日一般参賀」に行ってきます。

2009年12月22日

天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 石平さんの言葉

「天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会」のテキスト起こし第3弾です。

第2弾で「第3弾以降は予定しておりません」と書いたくせしてあっさり撤回 ^^;
しかし、これが本当に最後です。
テキスト起こしさせていただいた(これを含めて)お三方以外の登壇者(大半が政治家)のお話は、正直あまり心に響いてこなかったので、テキスト起こしするまでもないか…と。
思っているより大変だしねぇ、テキスト起こしって…。

石平さん(評論家。中国出身の中国系日本人、2007年に日本に帰化)の話が刺激的だったので、動画を元にテキスト起こししてみました。
できるだけ正確を期しましたが、一部、拍手や歓声にかき消されて聞き取りづらい部分がありましたので、その点は御容赦願います。

第1弾 : 天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 佐々淳行さんの言葉
第2弾 : 天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 百地章さんの言葉

※このテキスト起こしは24日に書いたものですが、第1弾・第2弾と連続させるため更新日時を22日に「偽造」して更新しました。

天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 石平さんの言葉
 日本国民2年生の石平と申します。私は今、日本国家は存亡の危機にあると認識しております。これ存亡の危機というのは、この2カ月の間、日本国家の存立の基本と、日本の尊厳、粉々に打ち壊されまして、そのままでは中国共産党政権に飲み込まれていく、そういう深刻な危機ではないかと思います。

 さあ、この2カ月間、民主党政権はどういうことやったかというと、まず、日米同盟を壊しました。もちろん、私も、日本はアメリカから自立が大事です。しかしね、これ自立を図るためにその絶対、前提としては、日本はまず憲法の改正、国防体制の強化、そういうことやらなければダメです。しかし民主党政権はそんなことやるつもりは毛頭ありません。そんなことやらずにして、日米同盟一方的に壊していくことは、私はね、それ政策の過ちというよりも、日本国家に対する立派な犯罪じゃないかと思います。

 ですから、今日は、「糾弾」です。犯罪に対する糾弾です。しかも、民主党政権は、日本に対してもうひとつ、それこそ許しがたい、大きな犯罪を起こしました。すなわち、天皇陛下に対する、特例会見の強要です。まあ、もし戦後の日本の国家の存立を維持してきた日米同盟であるとすれば、日本という国、生まれてから、日本という国を根本を維持してきたこの基軸は、すなわち日本民族にとってそれ以上のない、宝物である、皇室であり天皇陛下である。

 しかし民主党政権は、一部の政治家のいやらしい目的のために、そして、中国共産党政権というおそらく世界中一番いやらしい政権のいやらしい目的のために、日本民族の宝物である天皇陛下の権威を利用して、壊しました。それは、日本の歴史、日本の民族に対する、それ以上のない大罪だと私は認識しております。

 問題はまだ、ここだけにはとどまりません。皆さん御存知のように、小沢一郎民主党幹事長は中国行って、胡錦濤国家主席の前で、「私は人民解放軍の野戦司令官のつもりです」とおっしゃいました。あれ野戦…人民解放軍の野戦司令官どういう立場というと、まずね、彼のお話しとる相手は胡錦濤でしょ。胡錦濤は、公的立場、中国軍事委員会の主席、要するに中国人民解放軍の最高司令官。ということは、要するに小沢さんが、自分みずから胡錦濤の部下になった、という。それはね、民主主義国家の与党幹事長が、独裁政治の軍の司令官の部下になるとはどういうことでしょうか。

 しかも彼は、今回の参議院選挙で、「野戦司令官として日本を解放する」と言っています。…いや、人民解放軍の「解放」とはどういう意味なのか。ここにはペマさん(ペマ・ギャルポ氏。チベット出身、2005年に日本に帰化。桐蔭横浜大学法学部教授)、またイリハムさん(イリハム・マハムティ氏。東トルキスタン出身。世界ウイグル会議日本代表、日本ウイグル協会代表)、チベット人の方、また、ウイグル人の方も座っていらっしゃいますが、彼たちにとって人民解放軍の解放はまさに「侵略」です。

 じゃあ私は小沢さんにお聞きしたい。あなたが胡錦濤の手先になってこの日本を「解放」するんですか? 侵略するか飲み込んでいくんですか? そういうことを、彼にお聞きしたいと思います。しかし、彼がどういうつもりであろうと私は分かりません。しかし我々日本国民はそんなこと絶対許してはいけません。私が中国共産党の支配下で生きてきた経験からすれば、中国共産党政権に飲み込まれて支配されることが実感ある、悲惨な運命であるかよく解かっております。我々日本国民は絶対このような悲惨な運命になってはいけないと思います。

 そういう面では、まあ今日はもう年末です遅く、来年2010年から我々日本国民はまさに民族の存亡を賭けての戦いを始めなければならないと思います。我々一同団結して、「小沢解放軍」と戦うのです。まあ不肖私が、まあ日本国民2年生の私も、来年も皆さんとともに、一緒に頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

2009年12月22日

天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 百地章さんの言葉

「天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会」のテキスト起こし第2弾です。
百地章さんの話がとても分かりやすかったので、動画を元にテキスト起こししてみました。
できるだけ正確を期しましたが、一部、聞き取りづらい部分がありましたので、その点は御容赦願います。

第1弾 : 天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 佐々淳行さんの言葉

なお、第3弾以降は予定しておりません ^^;
第3弾を追加しました → 天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 石平さんの言葉

天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 百地章さんの言葉
 ただいま御紹介にあずかりました日本大学の百地でございます。天皇陛下の習国家副主席との御会見は一言で言えば、中国による我が国の皇室の政治利用であり、その政治利用に小沢氏や民主党政権が加担したものと言えましょう。にもかかわらず、小沢氏が政府側への働き掛けを否定し、鳩山首相が「政治利用という言葉は当たらない。判断は間違っていなかった」と強弁するのは、なんたる欺瞞、なんたる不誠実でありましょうか。

 しかも、重大なことは、この小沢氏と民主党政権による皇室の政治利用が、三つの危機をもたらしたことであります。第一は、中国への隷属化の危機。第二に、立憲主義と民主主義の危機。そして第三が、皇室を国民統合の中心とする我が国柄つまり国体の危機であります。

 中国による政治利用は今に始まったものではありません。あの天安門事件以後、中国政府が国際的な制裁を受け、孤立を深める中で、その突破口を切り開くべく、天皇皇后両陛下の御訪中を画策したこと、そして、我が国政府がそれに利用されたことは、今日広く知られているところです。にもかかわらず、今回も小沢氏と鳩山首相はまんまと中国の策謀に乗せられ、中国国内の権力闘争に利用されてしまったわけであります。しかも小沢氏は、国会議員140人を含む、600人以上を引き連れて胡錦濤に拝謁するという、屈辱的な朝貢外交を行ないました。そしてその見返りに、陛下の御会見がセットされたわけであります。とすれば、これこそまさに政治利用であり、中国への隷属化以外の何物でもありません。

 第二は、立憲主義と民主主義の危機であります。我が国は立憲君主国であり、天皇の国事行為や公的行為は全て、内閣や宮内庁の助言、補佐によって行なわれます。天皇には拒否権が認められておりません。それゆえ、助言に際して内閣や宮内庁は、日本国および日本国民統合の象徴である天皇のお立場を正しく認識したうえで補佐すべきであり、それらの行為が国政に影響を及ぼしたり、逆に陛下を党派政治の中に巻き込んだりすることのないよう、細心の注意を払わなければなりません。なぜならそれは、天皇の政治的中立性、公平性の原則に反するからであります。

 このうち、国事行為は、内閣の助言と承認によって行なわれますが、国会開会式における御言葉等の公的行為については、陛下をお護りする立場にある宮内庁が責任を持って対処し、最終的に内閣が責任を負うというのが憲法の立場であります。したがって今回のような、外国からの賓客の御引見は、憲法第7条9号に言う国事行為としての大使および公使の接受ではなく、公的行為でありますから、直接お世話を申し上げるのは内閣ではなく宮内庁であります。

 ちなみに、小沢さんは、未だに、今回の御引見を「国事行為」と思い込んでいるようでありますが、あれでは司法試験に通るはずがありません。

 そこで宮内庁では、陛下が大変御多忙であることや、御健康上の理由、さらに国際親善のため大変お心を配られ、御引見に先立って入念な御準備をされる陛下のお気持ちを忖度して、ルールが作られました。それが「30日ルール」であります。したがいまして、これは社会保険庁あたりが勝手に作り上げたルールとは全く異質のものであります。そして、これはもともと自社さ政権時代の平成7年、鳩山氏が新党さきがけの代表幹事をやっていた時に作られたものでありました。

 このルールによって、相手国の大小や政治的重要性の有無といった、政治的理由とは関係なく、公平な御引見が可能となるわけでありまして、これこそ陛下のお気持ちに適ったものであります。にもかかわらず、この大切なルールを、憲法上なんの権限もなく、したがって憲法上なんの責任も負わされない一与党の幹事長が踏みにじり、露骨な政治利用を行なったわけであります。そしてそれに、異議申し立てをした宮内庁長官に対して、小沢氏は「反対するなら辞表を提出した後で言うべきだ」と辞職を迫りました。しかもそのような憲法を逸脱した理不尽な行為を、鳩山首相はあろうことか、正当化し擁護してしまったわけでありますから、重大な政治的責任があります。このような憲法外の、いわば闇の権力によって露骨な強権政治が行なわれるというのは、まさに立憲主義の危機にほかなりません。

 さらに、自由民主党を飛び出して鳩山さんや小沢さんが作ったのはただの民主党、そこには「自由」がない。というのはジョークでありますが、小沢幹事長による独裁や恐怖政治がまかり通っている現在の民主党には、もはや「民主」さえありません。まさに民主主義の危機であります。

 第三は、皇室を国民統合の象徴として戴く我が国固有の国柄、つまり国体の危機であります。小沢幹事長は不遜にも、「天皇陛下御自身に聞いてみたら、それは手違いで遅れたかもしれないけれども会いましょう、と必ずおっしゃると思うよ」と述べ、あたかも陛下まで自分の意のままになるかのような不遜な発言をしております。また、「天皇陛下の御体調が優れないというなら、優位性の低い行事はお休みになればよい」まで発言しております。皇室に対する尊崇の念を欠き、これほど不遜な言を吐いた政権与党の権力者がこれまでいたでありましょうか。

 我が国において最も神聖であり、派閥政治の圏外、党派政治の圏外にあって、最も静謐(せいひつ)さを保たれていなければならない皇室、その皇室を内外の野望渦巻く政治の中に引きずり込もうとしたのが民主党の小沢幹事長であり、鳩山首相率いる民主党政権であります。このような危険極まる民主党政権の一刻も早い退陣を切望して、私の提言を終わらせていただきます。ありがとうございました。

2009年12月22日

天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 佐々淳行さんの言葉

12月21日に憲政記念館で「天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会」が開催されました。
私は残念ながら参加できなかったんですが(小沢んちを見てきた翌日で疲れてたし・笑)、
YouTubeでこの集会の模様を見て、登壇した方々の話をじっくり聞くことができました。

登壇者(敬称略)
三好達 : 日本会議会長、元最高裁判所長官
平沼赳夫 : 衆議院議員(無所属)、日本会議国会議員懇談会会長
安倍晋三 : 衆議院議員(自由民主党)、元内閣総理大臣
石破茂 : 衆議院議員(自由民主党)、政務調査会長
大江康弘 : 参議院議員(改革クラブ)、総務会長、国会対策委員長
佐々淳行 : 元防衛施設庁長官、内閣安全保障室初代室長
石平 : 評論家
百地章 : 日本大学法学部教授(憲法学)

この中で、佐々淳行さんの話がとても面白かったので、動画を元にテキスト起こししてみました。
できるだけ正確を期しましたが、一部、拍手や歓声にかき消されて聞き取りづらい部分がありましたので、その点は御容赦願います。

天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会 ─ 佐々淳行さんの言葉
 産経新聞の「正論」、これに、私は所信を述べました。ところが、「全国どういう反応をするか」と、思いましたら、「まさにその通りである」、「私の言いたいこと言ってくれた」、たくさんのメールを頂戴いたしました。その中で一番大きかったのが日本会議なんです。そして、今日、3時に…まあ最初3時っつってたんだけど…あの、「とにかく出ろ」という、御指示で、私は喜んでこの機会を利用させていただいて、私の所信を7分間で申し上げます。私がいただいてるのは7分間で、ありますので。え〜 7分間で言いたいことを言うとなると、諸先生がおっしゃったことをちょっとダブッてるとこ省略いたします。

 え〜 皆さん、昨日、『坂の上の雲』ってのみんな御覧になったと思います。『坂の上の雲』というのは日清戦争でございます。日清戦争のために、日本民族が、いかに一致団結して死に物狂いで戦ったということを、今、NHKが放送しております。歴史教育なんです。日本の学校では現代史近代史教えませんからね? そして多くの人々が『坂の上の雲』から学んでおるところでございますけれども、あの中に、「下関条約」ってのが出てきておりますね。1895年でございます。今から、まさに、1世紀、半とまでいかないけれども、その時の、日本の国際的な地位ってのがどういうものだったか。NHKは言いませんけれども、属国だったんですね。清国の属国でございます。清国の属国、このへんに日本、朝鮮、沖縄、ベトナム安南、4カ国ございます。これを解放したのが実は下関条約、1895年なんでございます。

 鳩山内閣は、我々が営々として築き上げた日本を、1894年に戻す気なんですか! これは、絶対に許せないことであります。さきほど石破先生おっしゃいました、韓国に行って、イミョンバクに会って、「国民はみんな歓迎するから、天皇陛下来て下さい」、「結構なことだ」と「そうやって歓迎していただけるなら、行かせましょう」みたいなことを言った。これは許せません。なぜならば、一視同仁、大も小も公平におやりになる天皇陛下の大御心からいくと、北朝鮮に行かなきゃなんなくなっちゃうんですよ?公平にやれば。こんなバカなこと許せますか。一党の幹事長でこんな重大な外交を、全く私的な立場でやってくるというのは許されません。

 さきほど、平沼先生から弓削道鏡の話が出ました。弓削道鏡って書きかけたんです、「正論」に。だけど今の若い人全然知りませんからね、教育受けてないから。弓削道鏡っつって怒ってみてもみんな分かんないだろうと思うから私は、遠慮しました。もう1箇所、これは書いたんだけど削除されたとこがございます。それは、「秦の始皇帝に対する、属国の、の国、倭の国のニセの国王が、朝貢している図である」、これはさすがに産経も「正論」さん削りました。私はこれ朝見の図、あの産経に出たあの驚くべき2ページにわたるね、朝貢の図、これはねぇ、国辱です。ああいうこと二度とあってはなりません。

 石破先生から天皇陛下に対する思いを切々と述べられましたが、私は、警備課長として、皇太子同妃両殿下の「ひめゆりの塔火炎瓶事件」の時の直接責任者で警衛に当たっておりました。伊勢神宮、初めて火炎瓶攻撃があった時、30回国体で行啓遊ばされた皇太子同妃両殿下に、私はずーっと随従しておりました。この方々は本当に日本国民のことを思っておられて、そして、昭和天皇から教えられた、「外国と接触する時には、大小強弱、これでもって区別しちゃいかんよ」と、いうお教えを受けておられ、今、後期高齢者となられて、しかも、手術後で、大変なお疲れだと思います。私も74歳で手術を受けて本当にくたびれてるんです。そういう同じ世代の思いで、あの陛下、両陛下がどんなに苦労してね、日程消化しておられるかってのよーく解かるんです。

 それに対してですねぇ、「大の重要なのはやって小はお休みになればいいじゃないか」とは何事ですか。もし例えば、アフリカ今重視されておりますけどウガンダの大統領がルール違反でもって「会いたい」と言ったら、断っていいんですか。それは天皇陛下の大御心に反します。私は絶対に許さない。「大小」とおっしゃったけれども、それでは「小」ってのはなんでしょうかと。「正論」の中で私は問い返しました。両陛下が、ヨロヨロヨロヨロしながら、孤児院…孤児院って言っちゃいけない児童福祉施設とか、それから、老人ホーム、あるいは被災地においでになってやっておられる、あの慈愛あふれる行為は、「小」なんですか、小沢さんにとっては。冗談じゃない! あれこそ、天皇皇后両陛下が敬愛をされてる根源でしょう?

 弱い人、虐げられてる人、あるいは病人、そういう人たちにあのお二人は一生懸命、誠心誠意尽くしておられる。それを、「憲法も読んでない、何事だ」、私もビックリして私憲法読んだの。私間違ってんのかなあって、第1章から読み始めましたよ? 第1章、国民の統合の象徴でしょう? そして、第7条、これにですね、天皇の国事行為ってのございます。国事行為は国民のために内閣の助言と承認を得て、天皇が行なう行事だ。「限定列挙」とさっき石破さん言われたけどその通り。10項目しかないんです。え〜 法律用語でもって「限定列挙」と「例示列挙」とございます。例示列挙っていうのは「その他」とかね、「それに類するもの」とか書いてあるやつを類示列挙っていうんです。例示列挙っていうんです。これは、書いてないんです。10項目きちんと書いてある。憲法改正から国会の召集解散からね、その中に7と8っていうとこございまして、外国の大・公使の接受とございます。それから、批准書だとか条約だとかを認証される、こういうことでございます。さっき御指摘があったように国事行為ではございません。国事行為ではございません。

 これはねぇ、天皇の大御心で決めるんですよ。それをねぇ、「天皇一人でできるか?」小沢さん言いましたよね。「みんなが助言と承認をしなきゃできないんだよ」。その助言をしているのが、羽毛田宮内庁長官じゃないですか。国家行政組織法ってのにちゃんと彼にはそういう権限と任務が与えられてんだから。で、彼が一生懸命やってることはね、この陛下、手術後の衰弱しておられる陛下をどうやってお護りするか、彼はあの記者会見で言った通り、「天皇陛下護るのが私の仕事だ。辞めない」、正解でありますこれは。

 弓削道鏡=小沢一郎。あれだけ大きな政治資金規正法違反をやっておいて秘書が全部背負うというのは鳩山さんも含めて、全く許せない。天皇制というのは日本における天皇制っていうのはいったいなんだったんだろう。これを、もう一度考え直す時が来てるんではありませんか? 自民党も民主党も、先の総選挙でもって、皇位継承の問題、皇室の問題、全く両方とも逃げた。それは自民党もいけません。

 天皇制ってなんでしょう? 文化の統合の象徴、いろいろ言いますけど私、昭和ひと桁、終戦の時15歳だった軍国少年から言わせると、今日も御年配の方、私と同年輩の方、いらっしゃると思いますが。昭和天皇が昭和20年の8月15日、「武器を置け」とおっしゃらなければ、我々は武器をとって最後まで戦ったと思います。たぶん私は、戦死していると思います。少年鉄血隊とかなんとか、ヒットラーユーゲントみたいのが組織されとったんですから。そして今日大勢御出席の若い方々、生まれてないですよ、親が死んじゃうんだから。そうでしょう。300万人、立派な人たちが戦死してるんです。こういうおかげで今日の平和な、自由な豊かな生活ができてるということ、私は個人として、昭和天皇に心から感謝しております。

 終戦の御決断をいただかなかったら、我々は最後まで戦いました。こういう思いからすると、その「天皇陛下なんなんだろう」、「日本民族に天皇陛下という存在、皇室ってなんなんだろう」。歴史を振り返ってみますると、1世紀にいっぺんか3世紀にいっぺんか、日本民族存亡の時にね、それまで権威として文化の象徴とかね、あるいは歌舞音曲やっていていただく、その天皇に、重大な決断をしていただき、そして、国民に「こうせよ」という大御心を示していただく、このための天皇制じゃありませんか!

 明治維新しかり、終戦の決断しかり、天皇をおいてこれを成される方はおりませんでした。だからこそ、天皇というのを、一内閣の政治的な利用、あるいは一党の政治的利用、さらには一個人の、なんの権限もない一衆議院議員に過ぎない党の幹事長に、皇室に「ああせい、こうせい」あるいは内閣、鳩山総理に「ああせい、こうせい」言う権限はございません。

 日米安保の問題、その他の問題いろいろございますが時間がないから7分間オーバーしちゃってるから、これで、私は結論を申し上げます。鳩山さんは、「マニフェストの約束が実行されなかった時あなたはどうする」、「責任を取ります」、「責任を取るってどういうことですか」、「選挙を行ないます」、鳩山さん言ってんだよ。よく記録をお調べ下さい。選挙やってもらおうじゃないですか。

 国民は間違えてね、308議席与えちゃったの。自民党もだらしがないんだよ! 皆さんお友達だからね、あまりひどいこと言う気はないけどね、もうちょっとしっかりしてもらわないと。本当の保守主義というのをこれから皆さんで力を合わせて作って、日本を再びねぇ、清国の属国にしちゃなりません。下関条約で解放されたんだから。ついでにねぇ、朝鮮もね、安南も、沖縄…沖縄はあの宗主国中国だったんですよ?えぇ。だからそれをねぇ、解放した我々、それがまた宗主国になるという…宗主国のところに行ってね、ああいう屈辱的な属国としての、朝貢外交を行なうということは二度と許せない。143人ですか。民主党の国会議員も恥を知れ! そういう意味で、私は「糾弾」という言葉よりは「打倒」というほうがいいんではないかと。

 ちょっと早過ぎるかもしれないけどね。もうちょっと待ちましょう。もうちょっとね、あの失政に次ぐ失政、約束違反に次ぐ約束違反をやっていただいてからね、私はそういうことを申します。今日は言っておらないことにしていただいて、私は打倒すべき政権だと思っております。終わります。

[関連] 【正論】正視に耐えぬ現政権「朝貢の図」
 ≪天皇陛下にも非礼な会見≫

 15日付の朝刊各紙は、第1面で大々的に≪小沢−羽毛田≫論争をとりあげていた。

 天皇陛下の習近平中国国家副主席との「特例」会見が、「天皇の政治利用」につながるかどうかが論点である。筆者は、これは民主党の小沢一郎幹事長と鳩山由紀夫内閣の「天皇の政治利用」だと断ずる。羽毛田信吾宮内庁長官は、国家行政組織法で授権された国家公務員としての任務、すなわち、天皇陛下のご健康を気遣い、一視同仁、政治外交上の中立性を守るべき天皇をお守りする任務を遂行した人物で、記者会見で一党の幹事長に、怒りに任せて公然と辞表を出せといわれる筋合いはない。

 以下、政治利用と断ずる、その理由を列挙したい。

 1、まず一政党の幹事長に宮内庁長官の罷免権はない。いかに役人嫌いであるからといって、天皇の信任を受けている同長官への悪口雑言は、天皇に対しても非礼である。宮内庁長官の任免は、天皇と内閣総理大臣のなすべきことであり、一政党の幹事長が記者会見でいうことではない。

 ≪「国事行為」の理解に誤り≫

 2、小沢幹事長は記者団に「憲法、読んだこと、あるのか」と礼を失する発言をした。確かに、日本国憲法第7条「天皇の国事行為」の項には、「天皇は内閣の助言と承認により、国民のため左の国事に関する行為を行う」とあり、憲法改正、国会の召集、衆議院解散など10項目が限定列挙されている。外交に関しては第8項「批准書や外交文書の認証」と第9項「外国の大使及び公使の接受」だが、要人との会見は明記されていない。

 今回の習副主席はもとよりオバマ米大統領をはじめ外国の元首、首相などと天皇との会見は「国事行為」ではなく皇室外交の国際礼譲であり、さらにその助言役は宮内庁の羽毛田長官である。今回の会談を「内閣の方針」による「国事行為」ということこそ、不勉強による誤りである。

 3、「1カ月ルールは誰が決めた。法律に書いてあるか」「内閣の決定したことに反対なら辞表を出してから、ものを言え」という小沢幹事長の羽毛田氏非難も多分、国民はその傲慢(ごうまん)で高圧的なもの言いぶりに反感を抱いたと思う。宮内庁への全国各地からの羽毛田氏支持の声はFAX、電話など1日で1千件を超したという。

 4、最も妥当性を欠くのは、「天皇の体調がすぐれないなら、優位性の低い行事はお休みになればよい」という発言だが、鳩山総理もこれを支持したという。その大小の決定をするのも内閣なのか。では問うが、中国は大国だからルールに反してもよいが、小国なら接受しなくてもよいのか。身体障害者施設や老人・児童施設への行幸(ぎょうこう)は、大きいことなのか、小さいことなのか。

 両陛下の国民をおもいやる優しい心からみれば、また皇室のため、内閣のためにも「大きなこと」ではないのか。この発言も、大小、強弱を問わず何事も公平にという両陛下の大御心(みこころ)にそわぬものと心得る。この点、国会開会式に「もっと思いが入ったお言葉を」といった岡田克也外相の発言にも、天皇の政治利用の下心を感じさせられた。

 ≪対米関係にも悪影響≫

 5、習副主席が天皇に会うことは東アジアの平和と繁栄のために良いこと、と筆者も思う。だが、そんな大きな外交日程がなぜルール通り1カ月前に決められなかったのか。そこに、600人を率いて行われた小沢訪中とのパッケージ・バーター外交ではないかとの疑念を禁じ得ない。

 中国が天皇を政治外交に利用したいと考えていることは、江沢民前政権以来、明々白々である。そこへ大訪中団を率いて訪れ、国賓並みの歓迎を受け、このパッケージ外交で迎合したのではないだろうか。報道によれば、小沢幹事長は「解放軍の総司令官だ」と自己紹介したという。自民党から「解放」したというつもりなのだろうが、アメリカはそうは思わない。アメリカの占領からの解放ととり、不快感を強めるだろう。

 143人の現役議員全員に、1人1秒足らず、胡錦濤主席と握手させ、写真を撮らせる演出は、まさに宗主国に恭順する近隣国の“朝貢の図”で、誇りある日本人の正視に耐えない。そうすると、先月中旬、学習院大学ホールで上演された中国人民解放軍総政治部歌舞団のオペラを、お忍びで皇太子殿下が観劇したのも、このパッケージの一部だったのかとかんぐりたくなる。総監督の人気オペラ歌手は習副主席の妻だからだ。

 小沢氏の記者会見は、いい気分で凱旋(がいせん)した日本で小役人が反抗したことへの怒りの表れと思うが、天皇を戴(いただ)くのは日本の2千年の政治の知恵であり、世界に比類のない国体である。平時は「権威」として政治に関与せず、民族の存亡にかかわる重大な時に、国民統合の象徴としてお力を発揮していただくというのが筆者の見解だ。ゆめゆめ一内閣の外交、ましてや党利党略に乱用することは許してはならない。

興味のある方はYouTubeで各登壇者の話を御覧になってみて下さい。

2009年12月21日

一言宿題くん(09.12.21 日テレさん)

この間言ってましたよ?アッコさんが…

やっぱこうね、先輩…まあ僕先輩じゃないすけど、

「どっちかがやっぱ脱がなきゃいけない」

って言ってたんで、

ジャンケンしましょう。

ジャンケンで負けたら上脱ぎましょう。


as091221m.jpg

松本潤 / 嵐の宿題くん


しかもいきなり入ってきてボケですよ?担当…

as091221g1.jpg

池田一真(しずる) / 嵐の宿題くん


カレーって偉大だな。

as091221o.jpg

大野智 / 嵐の宿題くん


オレあの…「とろけるチーズ」しかあんま食えない…

as091221a.jpg

相葉雅紀 / 嵐の宿題くん


秋田でもごく一部の地域だから

オレたちは市内だったから

なまはげなんて見たことないよ。


as091221og.jpg

小倉智昭 / 嵐の宿題くん


秋田ロケで行った時なまはげの恰好させられて

コンビニに突入させられた。

「悪い子はいねぇがぁ〜」って夜中行ったら

おっさんしかいなかった。


as091221s.jpg

櫻井翔 / 嵐の宿題くん


持って行きます。

これで電車乗ってもらいますから。


as091221g2.jpg

村上純(しずる) / 嵐の宿題くん


オレ去年、忘年会12本出てますからね。

as091221n.jpg

二宮和也 / 嵐の宿題くん

*嵐の宿題くん

2009年12月21日

「御会見」と「御引見」、そして小沢の「傲慢不遜」会見ふたたび

さて、先週は我ながらちょっと引いてしまうくらいのしつこさ(笑)で例の「特例」会見について怒り続けていたわけです。
怒りの火に油を注いでくれちゃったのが小沢のあの「傲慢不遜」会見であることは言うまでもありません。

[参考] 当ブログ関連エントリー
天皇陛下をも操れると自惚れている権力者気取りの小沢一郎は間違いなく朝敵だ(12日)
中国は日本の属国に成り下がりました(14日)
小沢は習近平との会談をドタキャンだってさ(14日)
閣僚ですらないたかが一政党の一幹事長ごときが!(15日)
花言葉「あなたには誠意がありません」(15日)
恫喝の次は責任転嫁だってさ(16日)
今日も民主党本部に電話が繋がりませんでした(16日)
烈風伝で小沢一郎を作ってみました(17日)
天皇陛下の「特例」会見は「政治利用」ではなく小沢一郎による「私的利用」だ(18日)
小沢んちを見てきました(20日)

私はこの中でずっと
>習近平副主席と天皇陛下の「特例」会見
と書いてきました。

しかし、実は「会見」ではないんですよね、あれって。

ようやく気持ちが落ち着いてきた(笑)ので、改めてその点だけきちんとまとめておきたいと思います。

【皇室ウイークリー】(111)批判呼んだ「特例会見」、習副主席は言及せず 愛子さまがお習字で書かれた文字は?

 天皇陛下は15日、習近平・中国国家副主席と皇居・宮殿「竹の間」で会見された。陛下との会見を希望する場合は、1カ月以上前の申し込みが必要とする「1カ月ルール」を破って実現した異例の会見として大きな注目が集まった。

 習副主席は、予定時刻より約10分早い午前10時35分ごろに宮殿・南車寄に到着。このため、出迎える予定だった国際親善を担当する宮内庁式部職のトップ・河村武和式部官長がその場におらず、急きょ肥塚隆式部副長が応対する「ハプニング」があった。

 宮内庁によると、会見の冒頭で、陛下は「今回の訪日によって、両国の理解、友好関係が一層増進するよう希望します」という趣旨のことをおっしゃった。

 続いて陛下は、胡錦濤国家主席が元気で過ごしているかどうかを尋ねられた。その後は、昨年5月の四川大地震の復興状況、平成4年の陛下の中国ご訪問、黄河の水の減少や植林の話などをされ、会見は予定を4分上回る24分間に及んだという。

 習副主席からは、会見が実現したことについて感謝の言葉が2回あったが、異例な形で実現したことについては特に言及はなかったという。

 ところで宮内庁では、天皇陛下、皇后さまが外国の国家元首や王族とお会いする場合は「ご会見」、それ以外の外国からの賓客とお会いする場合は「ご引見」として区別している。

 宮内庁によると、昨年は皇后さまと一緒に行われたものも含め、陛下はご会見34件、ご引見108件に臨まれた。回数の多さに驚く方も多いだろう。今回の習副主席との懇談はご引見にあたるが、用語が一般に分かりづらいこともあり、報道では「会見」と表記されているケースが多い。(MSN産経ニュース=19日 7:00 一部引用)

宮内庁のホームページにもそのへんの説明が掲載されています。

[参考] ご会見・ご引見など(宮内庁ホームページ) ※「,」の表記を「、」に直してあります
ご会見
 天皇陛下が皇后陛下とご一緒に、来日された外国の元首・夫人などの賓客とお会いになることをご会見といい、両陛下はこれらの賓客と親しくお話し合いになります。

ご引見など
 天皇陛下が皇后陛下とご一緒に、外国の首相や大使、その夫人などの賓客とお会いになることをご引見といい、両陛下はこれらの賓客と親しくお話し合いになります。
 皇太子同妃両殿下をはじめ皇族方も外国の賓客と親しくお会いになっています。

15日の「特例」会見(=正確には「引見」です)ばかりが話題になりましたが、習近平副主席の来日(14日〜16日)の前後に2カ国の国家元首が来日して天皇陛下と「会見」したことはほとんど報じられていません。
その会見は宮内庁のホームページで写真つきで紹介されています。

[関連] 掲載お写真から(お写真一覧)(宮内庁ホームページ) ※クリックするとそれぞれのページが開きます
ご会見(ウルグアイ大統領閣下及び同令夫人)(宮殿) 平成21年12月14日(月)
ご引見(中華人民共和国副主席)(宮殿) 平成21年12月15日(火)
ご会見・午餐(トルクメニスタン大統領閣下「公式実務訪問」)(宮殿) 平成21年12月17日(木)

外務省のホームページでも紹介されています。

[関連] 要人往来(外務省ホームページ)
各国・地域情勢 → 各国のページの「要人往来」の項

ウルグアイ東方共和国 要人往来
 バスケス・ウルグアイ東方共和国大統領の来日(11日〜15日)
中華人民共和国 要人往来
 習近平・中国国家副主席の来日(14日〜16日)
トルクメニスタン 要人往来
 トルクメニスタン大統領グルバングルィ・ベルディムハメドフ閣下の来日(16日〜18日)

ウルグアイもトルクメニスタンも私を含めて一般的な日本人にとってはあまりなじみのない国かもしれません。
実際に日中関係ほどの「重要性」があるのか、正直よく知りません。
しかし、そういったこととは無関係に分け隔てなく接するのが御皇室の「外交」であり、そのために「1カ月ルール」という慣行が厳格に運用されてきたわけです。
宮内庁長官が「国の大小とか政治的に重要な国かといったことにかかわらず、尊重してやってきた」と主張している意味がよく解かるでしょう。

「1カ月ルール」に基づく御皇室の御尽力により、政治的な思惑や利害関係を超えて各国から「日本は国の大小とか政治的に重要な国かといったことにかかわらず尊重してくれる国だ」と思われてきたのです。
それによって得られる「信用」が外交上どれだけ大きく貴重であるかは少し想像力を働かせばすぐに解かるはずです。
このような信用というものは一朝一夕に築かれるものではなく、政治的な繋がりの強弱(大小)、ましてや「経済効果」(by蓮舫)の有無なんかでは計り知れないものです。

それを強引に破ったのが小沢および民主党政権です。

日中関係が「重要」だから、という理由で「1カ月ルール」を破り、習近平副主席の来日に合わせて首相官邸周辺などに中国の国旗を掲揚しました
中国の国旗が掲揚された14日、鳩山は習近平副主席と会談しただけではなくウルグアイのバスケス大統領との首脳会談にも臨みました。
が、ウルグアイの国旗は掲揚されなかったわけです。
国家元首である大統領よりも中国共産党の党内序列第6位の副主席を優遇したわけです。
それも、非常に分かりやすく目に見えるかたちで。

「国の大小とか政治的に重要な国かといったことにかかわらず、尊重してやってきた」素晴らしい慣行を、
小沢および民主党政権は一瞬にして否定してしまったのです。
長年にわたって積み重ねてきた御皇室の「外交」のあり方、ひいては日本国の外交上の「信用」を著しく失墜させる暴挙です。
「1カ月ルール」を破ったということはこれだけの重大な問題を抱えているのです。

だからこそ多くの国民の怒りを買ったわけ。
決して「日本国憲法」だの「国事行為」だのという些末(ではないけれど…)な問題ではないのです。
日本人の心の奥底にある「おもてなしの心」に反する行為だったから直感的に(本能的に、と言ってもいい)「これはおかしい!」と思ったのです。

たぶん、小沢および民主党政権はこのことが未だに解かっていない。

これまできちんと「1カ月ルール」という慣行を尊重して協力してくれていた他の国々に対し、
また、「1カ月ルール」を根拠に天皇陛下との会見を諦めざるを得なかった(または断られた)経験を持つ国々や要人に対し、
いったいどうやって説明するつもりなのでしょうか。

そして、今後、急な会見や引見を申し込んできた国が出てきたらどうやって断るつもりなのでしょうか。
「中国には認めたのになぜ我が国は認められないんだ!」とゴネる国が出てきたらどう説明するつもりなのでしょうか。
そのたびに天皇陛下に急遽お出ましをお願いするつもりですか。
あるいは、そのたびに相手国の「重要性」や「優位性」を考慮して認めるか認めないかを判断するつもりですか。

相手国の「重要性」や「優位性」に応じてルールをいちいち変えるなんてことになったら、これはもう天皇陛下を「政治利用」するどころの騒ぎではなくなります。
中国には優遇措置を認めたがどこそこの国には優遇措置を認めない、という非常に高度な政治的判断に御皇室を巻き込むことになります。
それを避けるための「1カ月ルール」だったのに。

小沢および民主党政権は本当に取り返しのつかないことをしてくれました。

こんな感じでいちいち小沢の言動に怒り狂っていたら体がもちません。
お願いだから小沢および民主党政権はこれ以上火に油を注がないでいただきたい。

…などと言ってるそばから小沢がまたまた言ってくれました。
小沢幹事長、習中国副主席特例会見で「国事行為」論は撤回

 民主党の小沢一郎幹事長は21日午後の定例記者会見で、天皇陛下と習近平中国国家副主席との特例会見を「国事行為」と論じていた点について、「憲法で規定している国事行為にはそのものはありません」と述べて撤回した

 そのうえで小沢氏は「憲法との理念と考え方は、天皇陛下の行動は内閣の助言と承認によって、行われなければならない」と述べ、外交要人とのご会見も、内閣の助言と承認に沿って行われるべきとの考えを示した。

 また、「天皇陛下にお伺いすれば、(特例会見を)喜んでやってくださるものと私は思っております」と述べた。(MSN産経ニュース=21日 15:32)

うわぁ〜 性懲りもなく天皇陛下の大御心を好き勝手に「代弁」しやがったよこいつ…。
あの「傲慢不遜」会見で、
「天皇陛下にご自身にオレ聞いてみたら必ず、もう「それは手違いで遅れたかもしれないけれども、会いましょう」と私は天皇陛下は必ずそうおっしゃると思うよ。

と不敬にも天皇陛下の大御心を好き勝手に「代弁」して批判されたのにちっとも懲りてないじゃん。
またしても火に油を注ぐこと言っちゃって。

[関連] 【小沢会見】(2)「内閣の判断で天皇陛下が行動なさるのは当然」(21日午後)
 「憲法で規定している国事行為にはそのものはありません。しかし、その憲法の理念と考え方は天皇陛下の行動は内閣の助言と承認によって、行われる、おこなわれなきゃならないという基本的考え方は、天皇陛下にはまったくのプライベートちゅうのはないに等しいわけですから、日本国の象徴、日本国民統合の象徴というお立場にあるわけだから、その意味では、ご自身で自由にあっちいったり、こっちいったりちゅうことはできないわけで、その、天皇陛下の行動の責任を負うのは内閣なん(だ)。国民の代表、国民が選んだ政府内閣が責任を負うということなんですから、内閣が判断したことについて天皇陛下がその意を受けて行動なさるということは私は当然のことだと思いますし、天皇陛下にお伺いすれば、喜んで、私はやってくださるものと、そのように思っております」(MSN産経ニュース=21日 17:04 一部引用)

この期に及んで未だに問題の本質を理解できていないのだとしたら本気で終わってます。
それとも、理解したうえでわざとやってるの?
自分の発言に対して国民が怒るのをニヤニヤしながら楽しんでいるとでもいうのでしょうか。
おそらく前者(=理解できていない)だと思うんですけれども。

おまけにこれ↓ですよ。
小沢氏、「悪態ついた」と宮内庁長官批判 返す刀でマスコミも…

 民主党の小沢一郎幹事長は21日、テレビ東京の番組収録で、天皇陛下と習近平中国国家副主席の「特例会見」に懸念を表明した羽毛田信吾宮内庁長官に対し、「羽毛田なにがしという宮内庁長官が、政府がこういう判断だと言っているのに、一部局の役人が、会見まで開いて悪態をつく。とんでもない話だ。頭にきた、僕は」と発言した。

 また、「特例会見」をめぐる14日の記者会見での対応が批判されていることに関し、丁寧に答えたつもりだが、あまりにも(マスコミが)無知でびっくりした」とマスコミを批判した。(MSN産経ニュース=21日 18:15)

宮内庁長官に対して「辞表を出せ」と恫喝して、さらに「あいつ」呼ばわりまでして、
そのうえ今度は「悪態をつく」ですか。
ここでも書きましたが、宮内庁長官は天皇陛下による認証を経て任命される認証官です。
「格」でいえば内閣総理大臣を除く国務大臣と同格です(内閣総理大臣は親任式で任命される)。
閣僚ですらないたかが一政党の一幹事長ごときが再三にわたって宮内庁長官に罵詈雑言を浴びせるなんて僭越にもほどがあります。

悪態をついているのが宮内庁長官なのか、小沢なのか、言わなくても一目瞭然でしょうが。
小沢の見苦しい悪態を見て「とんでもない話だ!」と頭に来ている私みたいな人間はどうすればいいんですかねぇ。

それにしても…

>丁寧に答えたつもりだが、あまりにも(マスコミが)無知でびっくりした

って、ここ笑うところですか?
あの「傲慢不遜」会見を見て「小沢さんは記者の質問に丁寧に答えてるわぁ〜♪」と思った人がいたら一度病院で診てもらうことをお勧めします。
たぶんそんな人いないと思いますけれども。

小沢の「丁寧」の基準を詳しく知りたいですねぇ。
あんな態度を自分で「丁寧」だと言い切れちゃう人間がいるとは本当に信じられません、ビックリです。
こいつの傲慢さが如実に表れた一言だといっていいでしょう。
やっぱり一度死ななきゃ治らないんだろうなあ…。

そして、あの「傲慢不遜」会見で記者を相手に「日本国憲法を読んでるか?」とか「国事行為」がどうたらこうたら言ってましたが、
今頃になってあの「特例」会見が国事行為には当たらない(=「公的行為」である)と認めたじゃないですか。
「無知」はどっちだ?と問い詰めたい。
たしかにあの時、「それは国事行為に当たりません」と突っ込めなかった記者(マスコミ)も不甲斐ないけれど、
だからといって小沢の「無知」が帳消しになるものではありませんよね。
それを自分のことを棚に上げてマスコミを「無知」呼ばわりとは…。
「ビックリする」はこっちのセリフですよ。

もう、あまりのバカらしさ節操のなさに言葉が出ません。

どっちにしても、小沢が正常な思考回路の持ち主ではないことがよーく解かりました。
これはもう、政治家というより日本国民いや「人間」としての資質を問われるべきレベルですよ。
マトモに相手するだけ無駄かもしれん、田中眞紀子と同じく。
しかし、小沢は眞紀子と違って無駄に「権力」だけは持ってるみたいですから監視の目を緩めることはできません。
こんな人間が政権与党の幹事長だっていうんだから情けなくて涙が出てきます。

小沢よ、寝言や冗談は一度死んでから言ってくれまいか。

ついでだから言っておきますが、この件に関して口をつぐんでいる民主党議員も同罪ですから。
かつては民主党内の「保守派」と呼ばれる人たちに期待をしていたこともありましたが(「自民党の保守派と合同して新党を立ち上げて欲しい」みたいに)、
本件に関して揃いも揃ってだんまりを決め込んでいるのを見て失望しました。
小沢に諫言もできない人たちばかりとは情けない。
こんな有様じゃ民主党に保守派の目を向けるための「客寄せパンダ」だったと言われても否定できませんよ。

この調子だとまたいつ「小沢邸見学ツアー」が開催されてもおかしくないかもしれませんねぇ。
もう警察は小沢んちなんか警備してやらなくていいですよ。
小沢はことごとく自分で火に油を注いでここまで騒ぎを大きくしたんだから、それなりの覚悟(!)はできているんでしょう、きっと。
こんなバカ(おまけにたかが一政党の一幹事長ごとき)のために貴重な人員や税金を割く必要なんて断じて絶対にありません。
警察にはこんな優位性の低い仕事をしていただきたくありません。
どうしても、というなら小沢のポケットマネーで「私兵」でも雇えばいいんです。


追記 21日 22:00】

「首相就任、拒む必要ない」=小沢民主幹事長

 民主党の小沢一郎幹事長は21日、テレビ東京の番組収録で、「首相になって本当にみんなのためにやれると皆さんが思ってくださるときがあれば、拒む必要はないとは思っている」と述べ、将来の首相就任の可能性に言及した。
 同時に小沢氏は「偉いポジションは好きではない。幹事長は実務だが、大臣は形式的なことが非常に多いから、あんまり僕は好きじゃない」とも語った。(時事ドットコム=21日 19:24)

誰もあんたなんかに「首相になって欲しい」なんて思わないから安心せい。
「小沢首相」なんて札束積まれて頼まれてもお断りだ。
っていうか、全力で阻止する。


さらに追記 21日 23:30】

巨大掲示板で秀逸なAAを見つけたので思わずコピペ♪
             無知でびっくりした
 サッ ミ _____ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ∧_,,||// ∧_∧|. ∧_∧ …
  .(.・ω||/ <♯`Д´><    >
  ( ⊃||   (    )| (    )
  し―-J ̄ ̄ ̄ ̄  u―u'

           無知でびっくりした
            ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ._____彡 サッ
               ∧_∧ |//∧,,_∧ ||_∧
              <     > |/ <`Д´#>||ω-` )
              (    つ | (  ⊂ ) ||⊂ )
               u―u'  ̄ ̄ ̄ ̄ ( ̄(_⊃

なんだか無性にかわいい(*´Д`*)


しつこく追記 23日 23:00】

産経新聞が社説(主張)と産経抄でこの問題を再度取り上げていましたので追加しておきます(全文は文末に引用)。
主張  小沢幹事長発言 天皇の意忖度は不適切だ(23日)
産経抄(23日)

ついでに小沢の「ゴリ押し」がもうひとつ露見したのでメモ。
中国にも「写真撮影会、ないなら行かない」と小沢氏

 民主党大訪中団の事前折衝で、約140人の民主党国会議員全員が、胡錦濤中国国家主席と握手して写真撮影を行うことに中国側が難色を示したが、これに対して小沢一郎幹事長が「だったら行かない」として、訪中計画を中止する構えを見せていたことが23日、分かった。その結果、10日夕、北京市の人民大会堂では、胡氏の前に国会議員が列をつくり、次々と胡主席と笑顔で写真に収まる記念撮影会が実現した。

 民主党国際局長の藤田幸久参院議員によると、訪中直前の段階で中国側は、胡氏と国会議員一人ひとりとの写真撮影について「時間がかかり過ぎる」ことを理由にいったんは断ってきた。だが、それを聞いた小沢氏は「そんなに時間はかからないはずだ」として、握手撮影が実現しない場合は、訪中自体の取りやめも辞さない考えを示したという。

 小沢氏が握手撮影会にこだわった理由について藤田氏は「小沢氏は普段から『長い演説をするよりも、握手と写真の方が重要だ』と考えており、それを中国側にも求めたということではないか」と話している。(MSN産経ニュース=23日 20:38)

小沢の野郎、天皇陛下の「特例」会見をゴリ押しする前に、中国(胡錦濤)に対してもこんなゴリ押ししてたんですねぇ…。
それも、なんというセコい、っつーかくだらないネタで。
「握手」の有無で行くか行かないかを決めるなんて芸能人の握手会じゃないんだから。
こんなのが「外交」だなんてちゃんちゃらおかしいです。

中身自体は非常にセコいネタですが、実はとても重大な問題を明らかにしてくれています。
それは、小沢のこの「握手」のゴリ押しが、その後の天皇陛下の「特例」会見に繋がった、ということです。
本人がどうやって否定しようが、あの「特例」会見が「握手」の見返りとしてセッティングされたものであることが確実になりました。
つまり、小沢は天皇陛下を政治利用(というよりむしろ「私的利用」だ)したことについて言い逃れができなくなったわけです。
万死に値しますね小沢は。

※この追記は23日のエントリーとして新たに取り上げようかとも思ったんですが、天皇誕生日というお祝いすべき日に、たかが一政党の一幹事長ごときの汚らわしい話題を取り上げるのは嫌なので当エントリーへの追記というかたちにしました。
 
【産経新聞社説&産経抄】