TOP > レース攻略アドバイス > 丹代政俊さん
※アドバイスとプロフィールは、2007年3月に取材した時点のものです。
サロマ湖100kmウルトラマラソンプレ大会(86年第1回大会)から参加。すでに06年に21回の完走を数えるサロマのスペシャリスト。
まさにサロマの歴史と共に走り続けた丹代さん。サロマ湖のプレ大会に参加した時は、自身が所属するクラブで奥多摩の周辺を約100km走るなど、既にウルトラマラソンを完走した経験の持ち主だった。そのため、距離に対する不安は特に持っていなかったという。そして丹代さんはプレ大会で優勝。記念すべき初代チャンピオンとなった。 過去、走れば走るほど強くなる、と思って月間走行距離が1000km以上になることもあったと言うが、今の練習量は月平均300~400km程度。故障しないことを念頭に練習を重ねている。 さて、丹代さんがこれからウルトラマラソンを目指す人にアドバイスしたいキーワードは「5時間走」だ。 ペースは自分に合ったものであればいい、とにかく5時間走り続けられるペースとフォームを見つけることが肝心だ。 「でも5時間走というと、マラソンをやっている人には簡単にできそうだけど、やってみると意外に難しいものなんです。」 なぜかというと、5時間走り続けるためには、ペースは遅すぎても早すぎてもうまくいかない。 さらに難しいのがメンタル面の克服だ。 「5時間走り続けていると『体調が悪い』『スタミナが続かない』などのいろいろな『途中で止めたい理由』が心に浮かんでくるんです。」 ウルトラマラソンを完走できる人は「5時間走り続けなければいけない」ネガティブな思いを、「5時間走り続けたい」というポジティブな気持ちに変えられる人。これが5時間走のトレーニングであり、ウルトラマラソンを完走する重要な要素になる、と丹代さんはアドバイスする。
丹代さんはホームページを公開しています。もちろんウルトラマラソンを完走するためのアドバイスは丹代さんの長年の経験と実績から得たもの。なかでも「走りと身体作りのノウハウ集」のページに掲載の「ウルトラマラソン完走への道」は100kmウルトラマラソン完走のためのノウハウがまとめられています。サロマ完走にもお役立ちの情報満載です。 丹代さんのホームページ http://homepage3.nifty.com/tandai/
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