2009年12月25日 12時29分更新
新型インフルエンザに感染して県内の医療機関を受診した患者の数は3週連続で減少し、先週の平均で流行のピークだった先月下旬の3分の1近くとなったことが県のまとめでわかりました。
県は新型インフルエンザの流行の目安となる県内の1医療機関あたりの患者の数をまとめて毎週、公表しています。
それによりますと、先週1週間に県内84の内科と小児科を受診した患者は1医療機関あたり19.00人と前の週より8.48人減って3週連続の減少となりました。
県内では先月下旬に1医療機関当たりの患者の数が50人余りとピークを記録しましたが、先週はピーク時の3分の1近くまで減ったことになります。
また、インフルエンザの影響で、学年閉鎖などの措置をとった学校や幼稚園の数も、冬休みに入る前の今月22日現在で4施設と減少傾向が続いているということです。
これについて岡山県健康対策課は、「流行のピークは過ぎた可能性が高い。ただし、まだ感染していない人も多く再び流行するおそれもあるので引き続き感染の予防に取り組んで欲しい」としています。