2009年12月25日 12時29分更新
1辺4メートルある巨大な折り紙で折られた来年のえとのとらが岡山県早島町の神社の境内にお目見えしました。
早島町の鶴さき神社では、毎年、大きな折り紙で紅白のえとを折って境内に飾り、新年の参拝客を迎えています。
25日朝は9時から作業が行われ、体長が3メートル以上ある折り紙の白いとらと赤いとらが地元の人たちの手で境内の舞台に運び込まれ、釣り糸で吊されました。
2頭のとらは、20枚の模造紙をはり合わせた、1辺4メートルの巨大な折り紙をそれぞれ2枚ずつ使い胴体の部分と頭の部分を別々に折ったということで、神社の宮司や折り紙の愛好家が3日間かけて制作しました。
このうち白いとらはたくましい表情で見る人の方を向く一方で、赤いとらはまっすぐ前を見ていて2頭からは堂々とした威厳が感じられます。
作業を手伝った地元の男性は、「白い寅はいい顔ができてますね。寅のように来年は頑張ろうと思ってます」と話していました。
また、宮司の太田浩司さんは「強く柔軟なとらのように、来年はのびやかな年にしてもらえればと思う」と話していました。