2009年12月25日 12時29分更新
中国地方の来年1月から3月までの3か月間の予報が発表され、この冬の気温は平年より高めの暖冬となる見込みです。
広島地方気象台が24日発表した来年1月から3月までの3か月間の長期予報によりますと中国地方は冬型の気圧配置が平年より弱く、寒気の影響を受けにくくなるとして、気温は平年より高くなる見込みです。
気象台によりますと南米・ペルー沖の海水温度が高くなる「エルニーニョ現象」が春にかけて持続する可能性が高く大気の流れが変わって日本付近に寒気が入りにくくなるため、今年の冬は暖冬になる見込みだとしています。
月ごとに見ていきますと、岡山県を含む山陽地方では、1月は平年と同様、晴れの日が多くなり、気温は平年並みか平年より高くなる見込みです。
2月は平年に比べて曇りか雨または雪の日が多くなりますが、冬型の気圧配置は長く続かないため、気温は平年より高くなる見込みです。
また、3月は低気圧と高気圧が交互に通過するため、天気は数日の周期で変わりやすくなりますが、気温は平年並みか平年より高くなる見込みです。