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【光市母子殺害】実名本問題で著者が元少年らを提訴

2009.12.24 18:40
山口県光市母子殺害事件を扱った単行本をめぐり、元少年らを提訴した著者の増田美智子さん(中央)と出版会社の寺沢有代表(奥)=24日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ山口県光市母子殺害事件を扱った単行本をめぐり、元少年らを提訴した著者の増田美智子さん(中央)と出版会社の寺沢有代表(奥)=24日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 山口県光市母子殺害事件の元少年の男性被告(28)=死刑判決を受け上告中=を実名で記した単行本出版をめぐり、虚偽の事実を公表され名誉を傷付けられたとして、著者の増田美智子さん(28)と出版元の「インシデンツ」は24日、元少年や元少年の弁護団に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 増田さんらは訴状で、元少年の弁護団が「増田さんが出版にあたり元少年や弁護団に内容を確認させるとの約束をした」「ジャーナリストであることを隠して、増田さんが元少年に接触した」と主張していることについて、「全くの事実無根」と指摘。弁護団らにより名誉を傷付けられ損害を受けたとしている。

 またインシデンツ側は同日、社説で虚偽の指摘をされて名誉を傷付けられたとして、毎日新聞に2200万円の損害賠償などを求める訴えを起こした。

 問題をめぐっては、元少年が出版差し止めを求め仮処分請求したが広島地裁は「元少年も実名使用に同意していた」と請求を退け、元少年側が広島高裁に即時抗告。元少年は、増田さんらに1100万円の賠償を求める損害賠償訴訟も広島地裁に提訴している。

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山口県光市母子殺害事件を扱った単行本をめぐり、元少年らを提訴した著者の増田美智子さん(中央)と出版会社の寺沢有代表(奥)=24日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
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