15%の世帯、食費足りぬ経験=「10年で暮らし悪化」3割−厚労省
12月24日15時16分配信 時事通信
過去1年間に15.6%の世帯が欲しい食料を買えなかった経験を持つことが24日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が初めて行った社会保障実態調査で分かった。調査は2007年7月時点で、全国約1万世帯の約1万7100人(20〜69歳)が回答した。
調査では、経済的な理由で食料を買えなかった経験について、2.5%の世帯が「よくあった」と回答。「時々あった」「まれにあった」と合わせると15.6%に上った。ただし、主観的な食費不足を尋ねたもので、必ずしも「飢え」につながる意味ではないという。
地域別にみると、最多は北海道21.1%で、最少は北関東12.3%。
10年間で暮らし向きがどのように変化したのかについては、「変化なし」が44.4%で最多。「悪化」は31.5%で、「良くなった」の12.4%を上回った。
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最終更新:12月24日15時19分
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