読谷村ひき逃げ事件 基地の前で座り込み
読谷村で発生したひき逃げ死亡事件に抗議しようと、基地のゲート前でハンガーストライキが続けられています。
アメリカ軍トリイステーションの前で22日からハンガーストライキを続けているのは読谷村議会議員の知花昌一さんで、乗用車を運転していたアメリカ兵が県警の事情聴取を拒否し、身柄の引渡しも実現していないことに抗議しています。
24日、知花さんは「基地の中には犯人がまだいる。携帯電話も使えるというし、テレビも見られるという。こういうことがまかり通っている」と訴えました。
テントのそばに置かれているのは読谷村に住む芸術家、金城実さんの作品「鬼神」。沖縄戦で亡くなった人たちが鬼に姿を変え、その怒りや悲しみを太鼓に打ち付けています。
ハンガーストライキは25日午後6時まで続けられます。