最新ニュース
首相、元秘書らに刑事処分なら夕方にも会見
< 2009年12月24日 13:18 >
ブックマーク
鳩山由紀夫首相の資金管理団体をめぐる偽装献金問題で、鳩山首相は、元秘書らに刑事処分が下れば、２４日夕方にも記者会見を開く方針。
鳩山首相は「検察の捜査中」の一点張りで説明を避けてきたが、元秘書らに刑事処分が下れば、なるべく早く国民に謝罪して理解を求める考え。また、記者会見は、首相としての問題ではないとのイメージを強調するため、官邸以外の場所で行うことで調整している。
しかし、鳩山首相はこれまで「秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべき」と話していた上、母親からの多額の資金提供を「知らなかった」としていることに世論の反発は必至。民主党・渡部恒三衆議院議員は「（Ｑ鳩山首相の責任の取り方は？）それは国民の世論が決めることだ」と述べ、自民党・石破茂政調会長は「我々としてはとても看過できない。起訴された段階で政治的責任を明らかにすべき」と述べている。
政権発足から２４日で１００日。支持率低下が進む中、鳩山首相の説明に世論が納得しなければさらに窮地に追い込まれることになる。
【関連記事】
- 2009.12.24 15:40
- 鳩山首相の元公設秘書を在宅起訴～東京地検
- 2009.12.24 14:50
- 鳩山首相の元政策秘書を略式起訴～東京地検
- 2009.12.24 12:14
- 首相の元公設秘書を在宅起訴へ 偽装献金
- 2009.12.21 01:02
- 内閣支持率急落の要因は 政治部記者が解説
- 2009.11.25 13:08
- 鳩山首相 母親からも資金提供