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高瀬川沿い「舟入」跡に石碑建立
木屋町共栄会など「歴史知って」
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高瀬川沿いのかつての舟入跡に建てられた石碑(京都市中京区) |
京都市中京区の木屋町通沿いの商店主らでつくる木屋町共栄会などがこのほど、通りを流れる高瀬川沿いにあった「舟入」跡に石碑を建立し18日、建立を祝う式典があった。
運河として掘削された高瀬川沿いには江戸時代、各藩の京屋敷や材木商などが立ち並び、舟を引き入れて物資を積むための舟入がいくつもあった。現在は、木屋町通二条下ルの「一之舟入」をのぞいては失われている。
石碑は、高瀬川沿いの三条下ル「五之舟入」から四条上ルの「九之舟入」跡まで5本を建立した。京の流通を支えた木屋町の歴史を知ってもらおうと、同共栄会と立誠高瀬川保勝会が実施し、高瀬川の歴史に詳しい石田孝喜さん(85)が監修した。舟入の場所は、過去の記録や聞き取りなどで特定した。
この日の式典には、商店主ら10人が出席し、石碑の建立を祝った。共栄会の塩山大介会長(56)は「建立をきっかけに、より多くの人に木屋町を訪れてほしい」と話していた。
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