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「他人の子を認知」偽装男懲役1年2月

2009年12月23日 10時58分配信

子どもを偽装認知したとして電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪に問われたいわき市小名浜島、会社役員小松庸雄被告(44)の判決公判は22日、地裁いわき支部で開かれ、高原章裁判官は懲役1年2月(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

小松被告は判決を不服として控訴した。

判決によると、小松被告は平成19年7月5日、いわき市役所でフィリピン国籍の女性に在留資格を与える目的で、女性の子どもが自らの子どもではないのに認知届を出した。

小松被告は公判で「自分の子どもだと思い認知届を出した」と主張。

高原裁判官は「女性と出会った時点で子どもが五歳ぐらいだった」という捜査段階の小松被告の供述は信用性が高いとした。

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