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2009年12月23日(水) 19:05 |
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完成間近の車道歩くユニークイベント
倉敷市街地の渋滞の緩和などを目的に、国道2号線の倉敷市新田から船穂町の間で4車線化の整備が進んでいます。 その一部の区間で23日「車道の真ん中を歩いてみませんか?」というユニークなイベントが開かれました。
小雨が降る中、普段は歩くことができない車道の真ん中を家族連れらが歩いていきます。 4車線化の工事が進む倉敷市の国道2号線で開かれた現地見学会です。 完成を間近に控えた一部の区間を実際に歩いてもらい、工事への理解を深めてもらおうというもので、参加したおよそ300人の倉敷市民らは、高架橋の上から景色を眺めたり、写真を撮るなどして楽しみました。 4車線化事業は、2007年4月から始まったもので、見学会が行われた新田、中島間は今年度中に、その先の中島、片島町間は来年度中に工事が完了する予定だということです。 4車線化によって倉敷市街地の交通渋滞が緩和されるとともに、浅口市中心部から川崎医科大学付属病院への搬送が18分短縮されるなどの効果が期待されています。 見学会では、建設工事についての説明も行われました。4車線化の総事業費は150億円。 国土交通省岡山国道事務所によりますと、来年度中に完成予定の片島区間までについては、予算の心配はないということです。
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