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2009年12月23日(水) 19:05 |
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山陽女子、資生堂・平田選手が優勝
岡山出身の名ランナー人見絹枝・有森裕子を顕彰する第28回山陽女子ロードレースが、岡山市の桃太郎スタジアムを発着点に行なわれました。 時折、小雨の降るあいにくのコンディション、中有森裕子杯ハーフマラソンには50人が出場しました。
スタート直後から先頭集団を引っ張ったのは、ナンバーカード2番地元・天満屋の6年目・浦田佳小里でした。 浦田は、10日前の全日本実業団女子駅伝で6区の区間賞を取った勢いをそのままに、師走の岡山路を駆け抜けます。 跨線橋や地下道など大小さまざまなアップダウンが選手を苦しめる市街地コース。 中間点を過ぎたあたりで、先頭集団は浦田を先頭に4人に絞られます。 レースが動いたのは、勝負どころの15キロ地点でした。 資生堂の6年目・平田裕美が満を持してスパート。 浦田らを置き去りにして引き離します。 終盤に待ち構える最後の難所、岡山駅南の新跨線橋でも平田のスピードは衰えません。 来年1月の大阪国際女子マラソンを目標にしている28歳は、そのまま先頭で桃太郎スタジアムに帰ってきます。 結局、平田は自己ベストを更新する1時間11分13秒で優勝。 2位は天満屋・浦田、3位はスズキ・赤川でした。 また、同時に行なわれた人見絹枝杯の10キロの部では、シスメックス・桑城奈苗が優勝しています。
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