2009年12月24日(木)
救急収容時間平均34.1分 昨年県内 過去10年で最も遅く
山梨県内で、119番通報から救急車が患者を搬送、医療機関に収容するまでの時間が遅れている。総務省消防庁がまとめた2008年の平均時間は34・1分で、過去10年で最も遅かった。通報から現場到着までの時間も平均8・2分で、06年と並んで最も遅かった。医師不足が大きな課題となる中、医療機関の救急患者の受け入れ態勢が十分でないことが背景にあるとみられる。県は患者の容体に応じた搬送先リストを作成し、各消防本部で搬送の迅速化に役立ててもらう考えだ。 消防庁によると、県内10消防本部の08年の出動件数は前年比3%減の3万2773件。通報を受け、現場から医療機関に搬送した患者は4・1%減の3万654人だった。 119番通報から現場到着までに要した時間は前年より0・2分遅くなり、全国平均(7・7分)より0・5分遅かった。3分未満が646件、3分以上5分未満が4124件、5分以上10分未満が1万9867件と全体の7割以上が10分未満だった。10分以上20分未満は7313件、20分以上も823件あった。 通報から収容までに要した時間は30分以上1時間未満が1万4691件と約半数。30分未満は1万4302件。1時間以上かかったケースは1661件あった。平均時間は全国(35・0分)より短かったものの、前年に比べ1・2分遅くなった。 地域別では、東京都内の医療機関への搬送が多い上野原や、山間部に位置する峡南や大月で比較的時間がかかる傾向にある。県消防防災課は(1)医師が手術中だったり専門外で処置困難だったりして受け入れができないなど、医療機関側の態勢が十分でない(2)救急救命士が増え、現場で適切な措置が行われるため医療機関到着までの時間を要している−ことが要因と分析している。 県は10月施行の改正消防法を受けて策定することになった「搬送・受け入れ基準」に、症状や程度に応じた医療機関リストを盛り込む。患者の症状に応じた統一的な判断基準を設けて、搬送時間の短縮や救急患者の分散化を図ることにしている。 消防庁によると、119番通報から医療機関収容までの都道府県別の平均時間は、熊本、沖縄を除く45都道府県で前年より遅れていた。最長は東京の49・5分。次いで千葉が40・7分、埼玉が40・6分など首都圏の収容の遅れが目立った。 収容までの時間が最短だったのは石川の27・0分で、富山27・2分、香川、福岡27・5分が続いた。
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