2009年12月23日 23時28分更新
そろばんを使った計算や暗算の正確さなどを競う大会が、岡山県津山市で開かれ小学生から大人までの参加者が日ごろの練習の成果を競いました。
この大会は、津山商工会議所などが毎年開いているもので、会場の津山商工会館には津山市や周辺地域のそろばん教室に通う、小学生から大人まで、あわせて144人が集まりました。
参加者は、学年や世代ごとに7つの部門に分かれて、5分間の制限時間で、そろばんを使って足し算や掛け算、それに割り算の計算に挑戦し個人の成績やグループの上位3人による団体の成績を競いました。
また、そろばんを使わない1分半の暗算の問題もあり、参加者たちは問題を読み上げる声に真剣な表情で耳を傾けて、計算に取り組んでいました。
主催者によりますと最近は計算の力だけでなく反射神経や集中力が高まるとしてそろばんの良さが見直されていて大会の参加者も少しずつ増えていると言うことです。
美作珠算振興会の梅川博之会長は、「手先を使うそろばんは脳のためにも良いので今後も参加者が増えることを期待している」などと話していました。