県内ニュース

イブニング・シックス

県内8か所で派遣村(12月23日)

年の瀬を迎え、派遣切りやリストラなどで職を失い、生活に不安を抱える人たちの相談に応じる「年末派遣村」が県内8か所で開かれました。新鮮なハクサイやテレビ、電子レンジといった日用品。そして、あたたかいカレーライス。これらはすべて無料・・・この県内一斉の「年末派遣村」は、弁護士や大学教授などでつくる、「反貧困ネットワーク」が県内8ヶ所で開きました。福島市の会場では、職を失い、生活に不安を抱える人たちに、弁護士などが無料で相談に応じていました。雇用や生活保護の申請など、その内容は様々です。県内の雇用情勢は依然厳しく、10月の有効求人倍率は0.33倍と全国でも3番目に低い水準となっています。反貧困ネットワークでは、相談専用ダイヤルを設けていて、今後も相談を受け付けています。

サンタがカレーをプレゼント(12月23日)

今月19日にオープンした磐梯町にあるアルツ磐梯スキー場。ゲレンデにサンタが現われましたが持ってきたものは磐梯山に見立てた山盛りのご飯およそ40キロ。その量は、なんと1000人分。さらにトナカイではなくスノーモービルにひかれさっそうともう1人のサンタが登場。こちらのサンタが持ってきたのはカレーのルー。スキー場が「豊富な雪に恵まれるように」との願いを込めカレーライスを訪れたスキー客に振舞いました。スキー場の定番メニュー、おいしいカレーのプレゼントにお客さんたちは大満足でした。アルツ磐梯スキー場はきょうから全面で滑走が可能となり年末年始の集客に期待しています。

阿武隈急行が「クリスマス号」運行(12月23日)

あさって25日はいよいよクリスマスです。ひと足早く、祝日のきょう、阿武隈急行がクリスマスにちなんでいつもとはちょっと違う特別列車を運行しました。多くの人が待ち構えるなか列車が出発地点の梁川駅に到着!どんなお楽しみが待っているのかさっそく親子たちが乗り込みます。車両の中がクリスマスの飾りや電飾で飾れたこの列車。この企画は阿武隈急行が去年から始め今年が2回目。親子70組の募集に定員を超える応募がありました。列車は梁川駅と宮城県の角田(かくだ)駅を往復するおよそ1時間半の旅です。列車のなかでは早速、かわいいお客さんたちにサンタさんからプレゼントが渡されました!そしてトンネルに入って辺りが真っ暗になると、イルミネーションが輝きだすサプライズも!このほかサンタさんが手品を披露したり、ピエロのパフォーマンスがあったりとこどもたちはいつもと違うクリスマスを楽しんでいました。阿武隈急行では来年以降も少しずつグレードアップした企画を考えていきたいと話しています。

祝日 スキー場にぎわう(12月23日)

きょうから多くの子どもたちは冬休み。本格的なシーズンを迎えたスキー場では家族づれでスキーを楽しむ姿が見られました。暖冬の影響で、予定よりおよそ二週間遅く今月12日にオープンした猪苗代町の箕輪(みのわ)スキー場は先週末の寒波のおかげで多いところでは120センチの積雪があり現在は、状態が整った全体の7割のコースで滑走が可能となりました。ゲレンデは、多くの家族づれやカラフルなウエアに身を包んで思い思いに滑りを楽しむ人たちで賑わいました。こちらのスキー場ではゲレンデの整備を進めて週末の土曜日にはすべてのコースで滑走が出来るようになるということです。

郡山男性殺害 防犯カメラに2人の姿(12月23日)

郡山市で男性が殺害された事件で現場近くの防犯カメラにきのう逮捕された顔見知りの男と被害者の男性が事件当日、一緒に映っていたことが分かりました。この事件は、今月8日に郡山市富久山町の古内(ふるうち)守(まもる)さんが自宅の玄関前で首を刃物で切られて殺害されたもので近くに住む星(ほし)明(あきら)容疑者76歳がきのう、殺人の疑いで逮捕されました。星容疑者は取り調べに対して「事件当日は、古内さんには会っていない」と話し、容疑を否認しています。しかし、現場近くのスーパーの防犯カメラには、古内さんの近くに星容疑者の姿が映っていたほか、ガソリンスタンドのカメラでも古内さんの後を追うように歩く様子が撮影されていたことが、捜査本部の調べでわかりました。捜査本部では、星容疑者の当日の行動についてさらに調べを進めています。

食肉と健康を考えるシンポジウム(12月23日)

食肉と健康の関わりについて意見を交換するシンポジウムが郡山市で開かれました。このシンポジウムは国産の食肉の安全性や美味しい調理の仕方について広く知ってもらおうと開かれたものでおよそ600人が参加しました。ステージで行われたトークショーには、女優の「木の実(きのみ)ナナ」さんが出演し、若さや元気を保つための秘訣として週に二日以上ステーキなどの肉料理をメニューに取り入れていることやバランスのよい食事を心がけていることなどを紹介しました。会場には、食肉の歴史や栄養について分かりやすく解説したパネルコーナーが設けられたほか、福島牛やエゴマぶたなど地元特産のブランド肉の販売も行われ、おおぜいの人で賑わっていました。

いわき市で巨大紙相撲(12月23日)

紙相撲というとちいさな人形で遊ぶイメージがありますがいわき市できょう本物の力士とほぼ同じ大きさの人形を戦わせる巨大紙相撲大会が開かれました。土俵に上がったのはなんと身長が180センチもある紙でつくった力士。この巨大紙相撲・いわき場所はいわき芸術文化交流館アリオスが今年初めて企画しました。きょうの千秋楽には子どもたちがこの日のために作った個性あふれる合わせて30の力士が登場。取り組みでは大人もいっしょに土俵を勢いよくたたいて力士を動かしていました。きょう戦った力士たちは年明けの来月11日には奉納相撲を行うことになっています。

伊佐須美神社で破魔矢作り(12月22日)

会津美里町の伊佐須美神社(いさすみ)ではいま、正月の縁起物「破魔矢(はまや)」づくりに追われています。会津美里町の伊佐須美神社(いさすみ)では一週間ほど前から正月の縁起物破魔矢づくりがはじまりました。作業は、来年の干支の「虎」の絵馬や家内安全などと書かれた「短冊(たんざく)」が取り付けられた大小3種類の紅白(こうはく)の矢を1組みずつ束ねていきます。伊佐須美神社の「破魔矢」は紅白で一対(いっつい)となっていて「赤」が災難を除き「白」は幸福をもたらしてくれるといわれています。伊佐須美神社での破魔矢作りは今月25日ころまで続きおよそ2万本の破魔矢と「熊手」などの縁起物を用意して新年を迎えるということです。

2学期終業式・明日から冬休み(12月22日)

県内にあるほとんどの公立の小中学校できょう2学期の終業式が行われ子どもたちは明日から冬休みに入ります。福島市の「三河台小学校」でもきょう終業式が行われました。体育館で行われた終業式には全校児童が集まりましたが全体のおよそ1割にあたる46人がインフルエンザのため欠席しました。式では野崎修司校長が「冬休みの間、事故の無いように健康に注意して、家族とお正月を楽しんでください」と呼びかけました。このあと教室に戻った児童たちひとりひとりに2学期の通知表が手渡されるとドキドキしながら友達と見せ合う姿が見られました。こどもたちは明日から、来月7日まで16日間の冬休みとなります。

アクアマリンで酉小屋つくり(12月22日)

一方、アクアマリンふくしまでは無病息災などを祈るいわき市の年末の伝統行事「酉(とり)小屋づくり」が行われました。「酉小屋」はいわきに伝わる正月の伝統行事で年末が近づくと田んぼの中に竹でつくった骨組みに木や藁をつないで小屋を作ります。きょうはアクアマリンふくしまでも朝からスタッフや地元のボランティアの人たちがあつまって酉小屋づくりが行われました。およそ2メートル四方の小屋の中にはおもちを焼く、囲炉裏もつくられました。正月が過ぎるとこの酉小屋は正月飾りやお札と一緒に燃やし神様が煙とともに天に帰っていくといわれています。また、このとき焚き上げの火にあたり餅を焼いて食べると一年間風邪をひかないといわれています。アクアマリンふくしまでは来月14日に酉小屋を燃やし無病息災などを祈るということです。

富久山殺人事件で、知人の男を逮捕(12月22日)

事件発生から2週間。容疑者として逮捕された男は、顔見知り≠ナした。今月8日、郡山市富久山町で一人暮らしの男性が殺害された事件で、県警の捜査本部は近くに住む76歳の男を逮捕したと発表しました。殺人の疑いで逮捕されたのは、郡山市富久山町に住む星明(あきら)容疑者76歳です。県警の捜査本部によりますと、星容疑者は今月8日郡山市富久山町の民家の玄関先で、この家に住む古内(ふるうち)守(まもる)さん73歳の首を刃物で数回切りつけるなどして、殺害した疑いが持たれています。捜査本部では、付近の聞き込み捜査などから星容疑者の犯行との見方を強め、きょう、逮捕しました。捜査本部のこれまでの調べで、星容疑者と古内さんは同じスーパーを利用する顔見知り≠セったと見られ、星容疑者の自宅と古内さんの家との距離はおよそ400メートルほどでした。星容疑者は捜査本部の取り調べに対し、「当日は、古内さんの家には行っていない。自宅にいた」と話し、容疑を否認しているということです。

新型インフルワクチン中高生接種前倒し(12月22日)

インフルエンザの感染はまだ続いていますが中学生と高校生に対する新型インフルエンザのワクチン接種が予定を前倒しして行われることになりました。これはきょう開かれた県の会議で決まりました。中学生と高校生に対する新型インフルエンザのワクチン接種はこれまで来月中旬から始める予定でしたが、1週間から10日前倒しして来月8日から始めることになりました。中でも、高校や大学の受験を控えた生徒については優先的に接種が受けられるように、教育委員会が対象となる人数を把握し効率的に集団接種を行っていく考えを示しました。中学生と高校生の接種の予約は来月6日から受け付けることになっています。会議の中で佐藤知事は今月新型インフルエンザで亡くなった2人の方に対し「ご冥福を祈ります」と話した後、感染防止に各部局が連携して対応するよう指示しました。