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石井狙うレスリングでロンドン五輪/連載

大みそかに向けて雄たけびを上げる石井
大みそかに向けて雄たけびを上げる石井

<石井節(上)>

 大みそか「Dynamite!!」(さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技デビュー戦を迎える北京五輪柔道100キロ超級金メダリスト、石井慧(23=アイダッシュ)が、本紙のインタビューに「石井節」をさく裂させた。対戦相手のバルセロナ五輪柔道78キロ級金メダリスト吉田秀彦(40=吉田道場)との新旧金メダリスト対決に向け、昨年11月に転向発表後の成長を、ユーモアを交えて語った。「石井節」さく裂を2回にわたり掲載する。

 金メダル獲得時とのコンディションを比較する石井が、いきなり奔放な「石井節」をさく裂させた。

 石井 絶好調。絶好調。そうですね。視聴率でいうと30%超えってところ。結構いいでしょ。(当時を100とすると)130くらいってところですかね。

 総合格闘家転向発表後の約1年間で、成長も実感。柔道時代との違いも。

 石井 みんなにはやせたね、とか、締まったねとかは言われる。今の体重は0・103トン。0・007トンくらいやせましたね。トレーニングの過程で減っていったんですよ。俊敏性や機動力は、柔道時代より上がっていると感じる。

 競技時間の変更への対応にも自信を見せる。

 石井 柔道は1日5試合から6試合。長いときは5分~10分くらい。その分脂肪もついてないといけないし。総合格闘技は5分3回の体力があればいいわけですし。アルコールも脂っぽいものも制限している。鶏肉中心ですが、練習量が増えると体重が減ってしまうので、ダイナマイトパンチにつながってこない。だから、最近は牛肉のステーキをよく食べます。

 プロ転向から1年あまり。焦りもあった。その間、石井を支えてくれたものは、七福神の中で、勝負事に利益があるといわれる神様だった。

 石井 毘沙門天(びしゃもんてん)。自分が信仰していて、心のよりどころ。支えとしているところ。ぼくが背負っているところでもあります。ぼくはとら年。とら年の神様です。

 3月上旬から約2カ月間、米国、ブラジルで武者修行。6月末からは約1カ月間の米国遠征、11月中旬から三たび米国に渡り、現在もハワイでトレーニングを積む。柔道では経験できなかった海外単独武者修行で、精神力も磨いた。

 石井 精神的に強くなったんじゃないですか。1人で行ったことがなかったので。今までは国の代表として行っていたので、いろんな人が一緒だった。飛行機で1人で行くことがなかった。飛行機を乗り間違えたり、ヒッチハイクをしたり、電波少年みたいな。

 そして、金メダル獲得後、柔道関係者が奔放な言動を危うく思い、テレビ出演などを自粛させたという極め付きの「石井節」をさく裂させた。

 石井 ロンドンはグレコローマンのレスリングで狙います。だれに何と言われようと狙います。首を洗って待っとけよ。グレコローマンの選手。

 次回は柔道、総合格闘技の大先輩、吉田との対戦に向けた意気込みを、ユニーク発言を連発させながら語る。【聞き手・構成=塩谷正人】

 [2009年12月23日12時3分 紙面から]


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