※本日のお知らせ 〈六月発売の文芸誌・連載〉※
◎角川書店〈野性時代〉誌 『天地明察』最終話(第七回)
第六回の予定が第七回で完結。一話だけオーバー。
堂々完結(゜Д、゜)。
◎集英社〈小説すばる〉誌 コラム『もらい泣き』第二回目
「実話」で「泣ける話」を「原稿用紙五枚半」で
――をテーマにした挑戦コラム。
第二回は「心霊写真」です(゜Д、゜)。
※本日の一言 『天地明察』特集※
「『天地明瞭』、お疲れ様でした!」
角川書店・二代目スニーカー担当者。『天地明察』最終話脱稿にあたっての一言。
「もうね、以前の作品に比べて、ものすごく読みやすいんだよ」
角川書店・編集部長。かれこれ十年前、『ばいばい、アース』の初刊行を敢行して下さった初代書籍担当者でもある方の、『天地明察』についての一言。
「警察呼ぶぞー」
角川書店・編集部長。かれこれ十年前、『ばいばい、アース』の初稿提出の際の一言。
「女子的には」
角川書店・三代目+四代目(現)書籍担当者。『天地明察』執筆開始にあたって打合せが行われた際、連発された一言。「女子的には違います」「女子的にはそこがポイント」など、筆者もたやすく逆らえない強力な担当ジャッジである。
「前足でかくのが猫耳、後ろ足でかくのが犬耳」
角川書店・書籍担当者。『天地明察』の主人公・渋川春海は「犬耳のイメージ」であるとのこと。「こんな感じでかくんですかね」と冲方が手で耳をかくまねをしてみせたが、どうやらNGだったらしく、厳密な定義を告げられた際の一言。原稿に反映されるかどうかは定かではない。
「私の能力はエロい帯を書くことだけじゃない」
角川書店・書籍担当者。『天地明察』の刊行に関する打ち合わせ後、雑談にて。過去に『ばいばい、アース』の文庫化の帯コピーがやたらとエロかったことから。「よくわからない翻訳ソフトを使って韓国のイラストレーターに連絡したり」といろいろな苦労談を挙げられて頭が下がる思いである。
「腰にお気遣いすみません」
角川書店・書籍担当者。『ばいばい、アース』のイラストレーターであるキム・ヒョンテ氏と、翻訳ソフトを用いての苦労談における「具体例」の一つ。翻訳ソフトの向上の余地はまだまだありそうである。
「獅子猿宅急便です!」
角川書店・野性時代・担当者。挿絵を担当してくださった獅子猿さんの絵を、掲載前にデータで冲方にも送ってくれた際の一言。関西方面で実在していそうだ。著者も編集者も、どれだけ楽しみにしているのかが伺える一言である。
「ピンポイントで恐縮です」
角川書店・野性時代・担当者。打合せの日時を設定する際の一言。
逆に「ピンポイントではない」日時の設定とは、「いつかそのうち」ということだろうかと、かすかに疑問に思ったが、思うこと自体が恐縮なので問い返したりはしなかった。
「東京は今日は20度以上の暑さでTシャツ一枚でも外を歩けるくらいでしたよ」
角川書店・野性時代・担当者。
「下は?」と思わず聞き返しそうになった一言。さすがパンツじゃないから恥ずかしくない会社である。
「ミュージカルな感じのイメージ」
角川書店・書籍担当者。『天地明察』第二話執筆前の打ち合わせで、主人公である渋川春海と、他の登場人物たちの絡みについての一言。かなり時代小説とかけ離れたイメージである。
「あの星が憎うございます」
角川書店・書籍担当者+冲方丁+野性時代担当者。ミュージカルなイメージってどんなのだろう、ということから、ひねり出してみたセリフの一つ。
「うわ大変だ、本当に入ってる」
角川書店・野性時代担当者。ミュージカルなイメージってどんなのだろう、ということから、ひねり出してみたセリフが、本当に原稿に反映されていたことから。
「キャラ立ってますねえ」
角川書店・野性時代・担当者。『天地明察』第一話の初稿提出時に。
「あなたたち編集部もね」と咄嗟に返しそうになったが言わずもがななので言わずにおいた。