2009年12月22日 18時40分更新
ことし4月、岡山市の男女2人が車をわざと衝突させて事故を偽装し、900万円あまりの保険金をだましとっていた事件で、警察はほかにも2人の男が犯行に関わっていたとして詐欺の疑いで新たに逮捕しました。
この事件はことし4月、いずれも岡山市北区に住む、無職の西岡竜二容疑者(39)と派遣社員の坂上裕子容疑者(34)の2人が市内の県道で、2台の車に分乗した上、とめた車にもう1台を衝突させて事故を偽装し、920万円あまりの保険金をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれているものです。
警察が調べを進めた結果、別の容疑で逮捕されているいずれも岡山市北区に住む、中古車販売業の浅田喜照容疑者(46)と風俗店店長の山田正人容疑者(48)の2人が犯行に関わっていた疑いが強まり22日、2人を詐欺の疑いで新たに逮捕しました。
調べに対し、西岡容疑者は「本当の事故です」と容疑を否認していますが、ほかの3人は容疑を認めているということです。
警察ではほかにも事件に関与した人物がいるものと見て調べをすすめています。