2009年12月22日 18時40分更新
来年のNHKの大河ドラマ「竜馬伝」にちなんで火災予防を呼びかけようと、赤磐市の神社に高さ2メートルの大きな絵馬が飾られました。
この絵馬は、高さと幅がともにおよそ2メートルあり、地元の赤磐市消防署の有志の職員15人が、防火の願いを込めてことし10月下旬から勤務の合間に制作しました。
22日は朝から赤磐市斎富にある地元の人たちが「沼田神社」と呼ぶ神社に消防署の職員らが出て出来上がったばかりの絵馬を境内に立て掛けました。
そして地元の住民らあわせて30人とともに火災予防の願いを込めて奉納の神事を行ないました。
絵馬は、来年のNHKの大河ドラマ「竜馬伝」がモチーフになっていて、「火の用心」という言葉とともにするどい眼差しで朝日を見つめる幕末のヒーロー、坂本竜馬が描かれています。
赤磐市消防署の藤友文男・署長は「この季節は空気が乾燥して火災が心配されるので、火の取り扱いには充分注意してほしいです」と話していました。
この絵馬は来年12月まで飾られます。