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  •  早稲田大の講座「大隈塾」に講師として出席した民主党の枝野幸男衆院議員(右)、蓮舫参院議員(左)ら=21日午後、東京都新宿区

    「仕分け対象は誰が選んだのか」 早稲田大で学生の質問次々

     早稲田大のリーダーシップ論の講座「大隈塾」に21日、仙谷由人行政刷新担当相と事業仕分けで仕分け人を務めた民主党の国会議員6人が講師として出席。「政治文化の大改革」と仕分けの意義を強調する議員に対し、学生からは「民主党幹部はなぜバラバラなのか」などと質問が飛び、議員らは説明に追われた。

     約200人が聴講。蓮舫参院議員らが仕分けの経過を説明後、質疑に入ると、学生からは子ども手当の所得制限をめぐる迷走ぶりや「仕分けは今後どうなるのか」といった質問が次々出された。

     仙谷担当相は、今後の仕分けについて「規制改革などの分野に適用したい」と説明したが、子ども手当については回答しなかった。

     政経学部1年の男子学生は、仕分け対象の選び方を質問。枝野幸男衆院議員は「財務省がリストを作ったと言われているが、決めたのは議員。財務省が勝手に案を持ってきて、たまたま一致しただけ」と弁明。事業仕分けで官僚の説明の稚拙さが話題となったが、仕分けチームの説明力にも疑問符が付く形となった。

     大隈塾はジャーナリストの田原総一朗氏が塾頭を務めている。

      【共同通信】