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朝は暫定税率引き下げ指示→小沢怒る→維持
ガソリン税などの暫定税率をめぐり、鳩山首相が21日朝、いったんは税率を下げるよう関係閣僚に指示したが、その後、民主党・小沢幹事長の反発などを受けて、税率維持に方針転換していたことが明らかになった。
政府関係者によると、21日朝の関係閣僚との会議で、鳩山首相はガソリン税などの暫定税率を引き下げる方針を示し、財源にも自信を見せていたという。しかし、その後、小沢幹事長が鳩山首相と電話で協議し、「税率は維持すべきだ」との意向を伝え、急きょ、税率を現行水準に据え置くように方針変更したという。
世論調査で鳩山首相の指導力に疑問符がつく中、政策決定でも小沢幹事長の影響力の大きさが浮き彫りになった。
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