ジミー鈴木の復活Blog

小佐野氏や柴田氏が羨ましいと書いた。
が「仕事振って下さい」という意味ではない。
言い訳がましいと思う人もいるだろうが
「ちょろちょろ、細々とやっていくのなら…」
ということで航空会社に就職した。

ど真ん中を突っ走れるのならいいが
これは以前のように寝る暇がないぐらい忙しくなければ
意味がない。

どこかの誰かのように低賃金の仕事を他に持ち
自腹で航空券を買って海外にプロレス取材に行き
「うまくいけば原稿料で黒字になる…いや、なるわけがない」
などということはやってられない。

ページ単価1万円（マイナス10％＝源泉）で仕事を請け負い、
航空券自腹というのは「ギャラなしでいいから行かせて下さい」
という話と同等もしくはそれ以下である。

ネットの普及で紙媒体が衰えてしまったんだから
フリーの人間にまで航空券代を払うことが出来ないのは
よく理解できる。

社員になりたくても会社側にそのゆとりがないのだから
選択肢がない。

私の場合そういった形でしがみつくのが嫌だったというか
そういうことが許されない生活環境にいたから
いまの形を選択しただけ。

そういえば先日ヨーロッパでゴングから週刊プロレスに動いた
記者とカメラマンに会ったが、彼らは
「こうやってヨーロッパにまでこられて幸せですよ」と言っていた。

2人の若者たちは
会社や編集長に対する感謝の気持ちを持って一生懸命仕事を
しているという印象だった。
いまの気持ちを大切に頑張り続けてほしい。

清水勉氏はどうしているのだろうか。