12月22日(火)
この時期パウダーを滑るのが山スキーの醍醐味である。雲の上に乗っている様なフワフワした浮遊感は一度体験したら病み付きになる。ただ浮遊感を楽しむためにはそれなりの板でなければならない。ポンツーンやヘルベントはその太さの素晴らしさはもちろん、山スキーで最も大切なラッセルの軽減と言うメリットがある。特にトップが反り上がっているためにかなりの深雪でラッセルしてもトップが雪の上に出るためラッセルがとても楽なのである。この点が特に重要なポイントになる。
これから山パウダーを楽しもうと考えているなら板の選択に太いだけではなく、トップが反り上がっているかどうかを考えた方が良いと思う。
話は変わり昨夜は久しぶりに日銀裏のにしかわで会合があった。金沢でステーキを頂くなら一押しの店であるが特に最後のニンニクチャーハンは素晴らしい。ニンニクと醤油、塩だけで味付けしてあるのだが、このおいしさは癖になる。
ポンツーン、ヘルベントはトップがかなり反っているので写真のようにトップは沈まないのでラッセルは楽
雨飾ではこんな薮の中でも滑る場面も多かった。これも山スキー
にしかわのニンニクチャハン
12月21日(月)
昨日の雨飾は深い雪と薮に苦しめられ山田温泉からP2まで8時間を要した。しかしスーパーファットがなければ多分P2には届かなかっただろう。深い雪であったが下りはその労に余りあるくらいのパウダーを楽しめた。特にP1からの沢状の地形は疎林になっており思う存分シュプールを刻むことができた。待ちに待った雪を求めてここ雨飾にも山スキーヤーが大勢来ると思っていたが僕たち以外に登山者は皆無で折角立派なトレースを付けたのにでれも利用する人がいなくてもったいない様な気がした。
P2で積雪調査を行ったら230cmであった。今度の寒波が山では多くの雪をもたらしてくれたようだ。あらためて自然の驚異に感動した。
昨日のコース
僕の舞、ヘルベントは良く浮いてくれた。
12月20日(日)
これだけ雪が降れば雨飾も激パウ間違いないだろうとスーパーファットを持ち出して
激ラッセル、激パウを楽しんできました。
【山域】雨飾山 P2 1850m
【場所】新潟県
【日時】20009年12月20日(日)
【コース】山田温泉−P2往復
【メンバー】僕、名人
【装備】ヘルベント 169cm,TLT,ガルモント(僕)
ポンッーン 189cm,TLT,ガルモント(名人)
【天気】曇り時々雪
4.00 850m 小谷.山田温泉発
5.26 1040m 林道合流
7.22 1160m 登山口休憩所
9.54 1500m P1
11.59 1850m P2
12.24 1850m P2発
14.17 1160m 登山口休憩所
15.01 850m 小谷.山田温泉着
前夜仕事を夜7時に終わらせ名人が待つ小谷温泉へ高速を飛ばした。高速は激しい雪で
視界は悪い、所々事故った車が停車している。勘弁して欲しい、泣きが入るが名人と
の約束は破れない。行くしか無い。
かなり低速でやっとのこと糸魚川に、いつものすし活で遅い晩飯を食べてまた車を走
らせた。小谷温泉が近づくと雪はドンドン増えて行った。雪も絶え間なく降っている。
明日は厳しいラッセルになる。
温泉下シェルターには名人号が待っていた。明日の打ち合わせをしつついつものよう
に宴会だ。20日は僕の50回目の記念バースディだ。今宵はかみさんではなく名人に祝っ
てもらおう。
思えば山スキーを初めて17年間何とか怪我も無く生き長らえて来た。ただもう無茶な
事をする年ではない、名人と酒を交わしながらそう思った。ただ明日は記念日にふさ
わしい山行をしよう。
20009年12月20日(日)朝3時起床。数時間仮眠をすればもう元気一杯だ。さあ今日は激
ラッセルするぞ。
4.00 850m 小谷.山田温泉発 小雪の中温泉裏からいきなり膝ラッセルだ。スー
パーファットでなければ太刀打ち不可能な雪だ。暗闇の中ガンガン交代でラッセルを
続ける。GPSを頼りに上部の林道を目指す。
5.26 1040m 林道合流 ようやく林道に合流出来た。林道に出て延々と長くつら
いラッセルが続いた。今日は絶対P2に立つ覚悟だ。
7.22 1160m 登山口休憩所 厳しいラッセルにもがいてここまで3時間半も要して
しまった。ここでゾンデ調査90cmの積雪だった。いつもならここから下って尾根に取
り付くが、今日は尾根を左回りで下る事無く尾根にはい上がる。
うまくブリッジを渡り左回りで尾根を登り上げる。厳しいラッセルが続く。おまけに
薮はかなり濃い、修行が続くが交代で先頭を代わりながら高見を目指す。
9.54 1500m P1 ようやく付いた。ここの積雪は1m50cmだった。こんなものだろ
う。ここから少し下ってまた薮を強引にラッセルする。斜度が増せば膝上になるが頑
張るしか無いだろう。どこまでも厳しいラッセルが続きようやくP2が近づいた。もう
すぐだ。
11.59 1850m P2 やった。ハッピバースディ、今日は野郎二人の寂しいバースディ
だ。雨飾山はたまにちらりと顔をのぞかせるが相変わらず天候は良くない。早く激パ
ウ楽しもうぜ。
12.24 1850m P2発 ウヒヨー、素晴らしい!スーパーファット激浮き、激パウです。
頑張って良かった。薮もあるが気にしない。ガンガン滑る。P1からは薮を避けうまく
沢筋に入り激パウを楽しんだ。うまくトレースに合流した。最高でした。
14.17 1160m 登山口休憩所 ここからもチューンした板は良く滑ります。林道途
中で外れて山田温泉目指してまた激パウを楽しみます。
15.01 850m 小谷.山田温泉着 お疲れさま、今日は最高のバースディでした。名
人アリガトさん。
ここ数日のドカ雪は僕にとって最高のプレゼントであった。
延々と激薮ラッセルが続く
P1から見たP2
P2の僕
激パウ
12月19日(土)
年賀状の受付も先日から始まりいよいよ新しい年に向けてカウントダウンである。日頃から連休の取れない僕や医院の職員にはお盆と年末年始くらいはゆっくり長期休暇をと考えている。人生働くだけでは能がない、仕事も遊びも楽しんでこそ活きた人生になる。今年の年末年始は12月27日から1月3日まで8連休をとる事にした。
休み前後は忙しいだろうし、患者さんには出来る限り迷惑をかけないように事前の準備にも万全を期すつもりである。当初は北海道在住の茶髪と北海道山スキー三昧の予定であったがクラブの合宿があると言うことなのでそれなら今年銀婚式のかみさん孝行でもしようかとかみさんを連れて旅行に出掛けようかと思っている。
かみさんとは学生結婚だったがいつの間にか銀婚式、25年はあっという間に過ぎ去った。たまにはかみさん孝行しなければバチが当たりそうである。
12月18日(金)
昨日小学2年生が下血を繰り返すと言うことで母親と来院した。小学生であろうともこの様な場合はカメラで出血源を確認しなければならない、子供の場合は出来れば麻酔をかけたくないのでより慎重に苦痛を与えないように検査を行わなければならない、痛くないから大丈夫だよとなだめながらカメラを深部まで挿入して結局何も心配する病気が無い事を確認して切れ痔と言うことで一件落着した。
先日は三歳の子供でやはり同様な症状で来院したケースがあった。さすがに三歳となると使う内視鏡の選択から慎重になる。一般の小児科では検査は出来ないので小児でも検査が必要と判断された場合は当院の様な専門機関に来院する場合が多い。この子の場合は出血性のポリープであり原因が判明してホッと胸を撫で下ろした。小児であっても様々な原因があるので油断は出来ない。
若年の10代、20代でも稀に大腸癌が見つかる事もあるので下血など重大な病気を疑うケースでは年齢に関係なく検査が必要である。
12月17日(木)
今月も胃腸の検査で癌が発見される事が多く、何とか内視鏡で切除が可能だったケースもあるがこれから外科的な手術を受けなければならない方もいる。ただ12月はどこの病院も手術が立込んでいる事が多く年内に手術をくむ事は容易ではない。先日も緊急を要する方がいたため何とか直接電話でお願いして手術を年内に引き受けて頂いた。
自分が患者の立場であったら何とか年を超さないで手術が出来るに越した事は無いと思うに違いない。さて今朝は金沢でも路面が白くなっていた。ようやくシーズンが来たかと内心はワクワクであるが、今朝の通勤は多分大渋滞で大変だろうと思う。
12月16日(水)
昨夜は忘年会で久しぶりに盛り上がった。日頃お世話になっている方々もお誘いして夜遅くまで酒を酌み交わした。サプライズ企画で僕の50歳のお祝いのケーキが用意されており感謝感激だった。開業10年多くの人たちに支えられて何とかここまで頑張って来られたと言う感じである。
山にもドンドン雪も増えているようで週末が楽しみである。
特大ケーキごちそうさまでした。50歳カウントダウン、はぁ〜もうそんな歳になったか!
12月15日(火)
今日は仕事が終われば職員みんなで湯涌温泉に出向いて忘年会である。場所は開業以来10年間ずっと<さかえや>で行っている。10年は一昔と言うが本当にあっという間に過ぎた10年間であった。年の瀬が近づいて来て年賀状の作成など仕事以外にも忙しくなって来た。インフルエンザもようやくピークは過ぎたと言っても相変わらず毎日のように患者さんは来院している。おまけに季節性のB型も散発的に発生している。当院の職員もワクチンは接種したが二名新型インフルエンザに感染してしまった。ただワクチンのおかげで高熱も出る事無く、軽い感冒症状で治癒しているのが救いである。
今日の湯涌温泉は雪景色が楽しめそうである。雪景色を見ながら露天風呂に入ると言うのがこの時期の楽しみでもある。
12月14日(月)
今朝は寒い朝だった。金沢も明日からずっと雪マークが出ているが果たして本当に積雪があるのだろうか。山ではかなり雪が積もると言うが本当だろうか。昔は雪が降って当たり前だった、子供の頃は家の屋根に上って屋根下にたまった大量の雪の上に飛び降りて遊んだものだが今そのような事をすれば足の骨を折ってしまう。
昨日の大阪の町も半袖で歩いていてもそれほど寒いと感じる事も無かった。本当に雪が降るならヘルベントやポンツーンの準備をしておかなければならない。最も楽しい山スキーはもちろん厳冬期のパウダーシーズンにある。
12月13日(日)
今日は早起きして大阪に出掛けた。結婚式の参加のためである。久しぶりに雷鳥に乗ったが車内は暖房が効き過ぎてとても暑かった。車で行くか列車にするか迷ったが昨夜は遅くまで市の当直業務で疲れたのでおとなしく列車で行く事にした。久しぶりの大阪は活気に溢れていた。式場ではイタリアンの料理が振る舞われたが折角大阪に来たのだからと苦しいお腹にも関わらずお好み焼きと焼きそばを食べて急いでまた列車に飛び乗った。
自分も親として結婚式に参加する日もそう遠くないかもしれないと思った。
若い二人の将来に幸あれ
大阪の焼きそばはおいしかった
12月12日(土)
検診シーズンが終わって少しは楽になるかと思ったが相変わらず胃腸の検査は多く昨日も昼ご飯を食べている余裕は全くなかった。便秘や血便、下腹部痛など大腸疾患を疑う患者さんが来院すれば当然のように大腸カメラを行うのだが、昨日下腹部が痛いと来られた方で驚く様な結末の方がいた。
市販の風邪薬を飲んでから急に下腹部が痛くなったと言うのである。触診すると下腹部に強い圧痛がある。採血では白血球が少し増えているくらいで大した事は無い。ただ軽度の貧血がある。どうも胃腸の症状だけでは考えにくい。一目見て顔色はとても悪い、間違いなく重大な病気が隠れていると直感した。
患者さんにすぐに総合病院に入院した方が良いと紹介状を書いて行ってもらった。数時間後に緊急手術になったと主治医から連絡があった。予想通りただ事ではなく大動脈瘤が裂けていて破裂寸前だったと言う事だった。良かった、助かった。ホッと胸を撫で下ろした。
人生どこで何が起きるかは分からない。
12月11日(金)
喉から食道に物が詰まると言う患者さんが時々来院する。薬の包装容器や魚の骨、先日はケーキに付いていた飾り物を誤って食道に詰まらして来た方もいた。大概はカメラを挿入して特殊な鉗子で取り出して事なきを得るのだがのだが、検査では何も異常のない方も時々いる。心因的なもので特に女性に多い、何も異常がない事を説明すると安心して症状は無くなるものだが軽い安定剤を必要とする場合もある。
ただ一番気をつけなくてはならないのはやはり食道癌である。肺癌だけではなく食道癌も喫煙者に多い癌なのである。
白山山頂にて
12月10日(木)
昨日の白山も雪は多少増えてはいたが相変わらず雪不足の感は否めなかった。標高1700m付近の別当覗まではもう石を踏む事なく滑って来られたがこれから下はとても滑れる様な状況ではなかった。チューンナップ仕立ての板を傷つける事は出来ず早々に板を担いだ。ビンディングをディアミールからTLTに変えたシュガーダディは片方が1.8kgにまで軽量化されており快適に歩行出来た。
山はそれなりに寒かったが下界に下りて杉ノ子温泉に入って出ようとした際半袖姿の僕を見て回りの人が若いねえと声をかけてくれた。昨日の気温なら下界では半袖で十分なくらいだった。やはり暖冬なのであろう。
甚の助小屋にて
室堂も多少雪は増えたがまだまだ
12月9日(水)
11月の初滑りの頃より少しは雪は増えただろうか。工事は終わったようで既に市ノ瀬
ゲートは閉ざされておりここからMTBを使うしか無かった。
【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20009年12月9日(水)
【コース】市ノ瀬−別当出合−砂防新道-白山-南竜経由で下山
【メンバー】単独
【装備】シュガダディ 153cm,TLT,ガルモント(僕)
【天気】曇り
2.00 830m 市ノ瀬 MTB発
2.58 1240m 別当出合
3.40 1500m 中飯場
5.01 1970m 甚ノ助小屋
6.09 2330m 黒ボコ岩
6.34 2450m 室堂
7.22 2702m 白山山頂
7.51 2702m 白山山頂発
8.42 1970m 甚ノ助小屋
9.50 1240m 別当出合
10.06 830m 市ノ瀬着
今回は単独で挑戦する。さすがに別当までは車は入らないだろう。夜到着、案の定市
ノ瀬ゲートは閉ざされていた。明日は昼から用事があるので仮眠をしたら速攻で攻め
る事にした。起床は1時半にした。
20009年12月9日(水)寝る時は満天の星であったが起きると星は見えなかった。天気は
下り坂だ。さあお茶を飲んだらすぐに出よう。
2.00 830m 市ノ瀬 MTB発 重荷を背負ってガシガシこいで行く。たまに道路が凍
結しておりスリップする。難儀だ。頑張って急ぐ。
2.58 1240m 別当出合 工事も終わっているようだ。一本橋を慎重に対岸へ渡る。
先日の降雪も昨日の快晴で下部では融けたようだ。
3.40 1500m 中飯場 この辺りでも5cmほどと寂しい。初滑りではここから板を履い
たが今日はチュンナップしたばかりの板なのでしばらく歩く。
標高1700m付近から積雪は増え岩は完全に隠れているのでここから板で歩く事にする。
ファットスキーは快適だ。
5.01 1970m 甚ノ助小屋 この辺りで50cmほど、まだまだ雪は少ない。ここから夏
道で黒ボコを目指す。まだ真っ暗な上、氷化した斜面を歩くので慎重に。
6.09 2330m 黒ボコ岩 ようやく着いたが今日はペースが早めでまだ真っ暗で白山
は見えなかった。この辺りからは雪はかなり増えているようだ。もう石を踏む心配は
無い。
6.34 2450m 室堂付近 室堂には寄らず正面のくの字ルンゼを黙々と登り上げる事
にする。時折小雪がちらほら、天候は今一だが気にしない。さあ山頂がすぐだ。
7.22 2702m 白山山頂 無事着きました。今日も山頂までスキーで登り上げた。こ
の時期にしては暖かい山頂だ。ゆっくり写真を撮ったら帰り支度だ。
7.51 2702m 白山山頂発 今日も山頂付近は石が出ていてエントリーは一段下がっ
た場所からにする。今日は単独なので写真は適当で滑りに専念す。氷化した斜面をエッ
ジを効かせながら快適に下る。たまには南竜経由で帰ってみるか。
弥陀が原も氷化しており早い早い、南竜経由で甚の助を目指す。甚の助まで石を踏む
事は一度も無かった。
8.42 1970m 甚ノ助小屋 さあここからも板で狭い登山道を飛ばす。標高1700mまで
滑って終了。今日は一度も石を踏まなかったので気も穏やかだ。ここで板を担いで下
りていく。
9.50 1240m 別当出合着 ここからはMTBで一気に下る。スキーと同じくらい楽しかっ
た。
10.06 830m 市ノ瀬着 無事到着。貸し切りでした。これから行く人はもう自転車
必須です。白峰ゲートはもうしばらく開いているかも。
12月8日(火)
昨夜NHKの鶴べえの家族に乾杯に能登半島の穴水町が出ていた。この町の総合病院は僕が研修医時代に勤務した事がありとても思い出深い。今から20年も前の話であるが、この町での半年間は仕事が終わるとソフトボールの練習に明け暮れ練習後に町民と酒を飲むのが日課だった。仕事も充実しておりこの病院での半年間の研修は大学病院での数年分に値するくらい濃いものであった。
現在もこの町からは定期的に検査に来られる患者さんも多く昨夜の番組でも顔見知りの患者さんが何名か登場していた。穴水町は能登半島地震で大きな被害を受けており、さらに近年の医師不足で病院も大変な状況であるらしい。テレビを見ていてこの町の今後の復興を願わざるをえなかった。
猫山頂から滑降体制の僕
12月7日(月)
昨日の帰路は北陸に入って冷たい雨が激しく降っていた。ようやく高い山には雪も増えつつあるようだ。乗鞍スカイラインは雪が少ないだろうと予想していたが意外に多くて嫌になるくらい長い九十九折カーブも登りも下りも思うようにカットして進めたので随分時間短縮ができて午前中に下りて来ることができた。ただ視界はずっと悪くいつものように猫の稜線では強風に叩かれた。今年から新しく使用しているGPSのコロラド300は衛星の捕捉も良好で視界が無い中でも安心して山頂を踏んで下って来ることができた。
もう少し雪が増えてスーパーファットが使えるようになればいよいよ山スキーの本当の季節になる。
スカイラインのカットも場所を選べば苦にならなかった
12月6日(日)
そろそろ猫岳もそこそこ滑れるだろうと挑戦してみた。
平湯峠からは雪はずっと繋がっており、スカイラインは思い通りにカット出来たので
かなり効率的に山頂を踏めました。
【山域】猫岳 2581m
【場所】岐阜県
【日時】20009年12月6日(日)
【コース】国道−平湯峠-スカイライン-猫岳往復
【メンバー】僕、名人
【装備】バース7 150cm,ディアミール,ガルモント(僕)
シュガダディ 153cm,TLT,ガルモント(僕)
【天気】曇り
4.00 1450m 平湯トンネル付近ゲート入り口発
4.47 1680m 平湯峠
6.26 1973m 夫婦松
9.03 2369m スカイラインから樹林へ
10.21 2581m 猫岳山頂
10.34 2581m 猫岳発
10.45 2500m スカイライン猫岳-四ッ岳鞍部
11.50 1450m 平湯トンネル国道脇ゲート入り口着
前夜仕事を終えると名人の待つ平湯トンネル国道脇に急いだ。
途中携帯でトンネル付近は雪は皆無で雨が降ってますと悲しい連絡を入れてくれた。
今回も体力作りと割り切ってMTBを持って来た。どこまでMTBが使えるだろうか。
夜10時前到着し早速名人と宴会を始めた。名人は松本のブンリンに寄って色々と山ス
キーグッズを物色して来たとの事。ブンリンは最近名人のお気に入りのようで、とて
も主人は親切だと話していた。
20009年12月6日(日)朝3時起床。空は曇り、急いで支度をする。さあ今日も気合いしか
無いだろう。
4.00 1450m 平湯トンネル付近ゲート入り口発 MTBで重たい荷物をしょってガシガ
シ漕ぐ。問題はどこで雪が出て来るかだ。予想に反してわずか500mで路面に雪が出て
自転車終了。無くても良かった。これは期待出来るかも。
シールで歩き出すが平湯峠までは所々雪は切れていた。難儀だ。
4.47 1680m 平湯峠 この辺りまで来ればもう雪はずっと繋がっており昨日の降雪
もあり快適に歩行出来た。これはスカイラインもかなりカット出来るかも。ルンルン。
夫婦松手前で最初にカット。少し笹は出ているが僕たちには十分の雪であった。
6.26 1973m 夫婦松 ここからのスカイラインも大概カットカットで随分楽な思い
が出来た。完全に薮は埋まってはいないが登りも滑りも僕たちにはそれほど問題ない
だろう。樹林に入ると膝下ラッセルになるが体力作りにはもってこいだ。
例年の11月のシーズン初めよりは雪は多く。スカイラインは30−50cmほどの積雪で板を
傷つける心配は無かった。交代でガンガンラッセルして高見を目指す。
9.03 2369m スカイラインから樹林へ 大崩と猫の鞍部付近のスカイラインから樹
林に入った。雪不足だが根性で樹林を漕いで行く。樹林を抜ければ這松との格闘になっ
たがこれも山スキー、気合いで登りますか。
多分スカイラインを直進して猫岳-四ッ岳鞍部付近から登り上げた方が楽だったが、も
う後の祭り、厳しい登りを強いられてしまった。それでもガスの中猫山頂が見えた。
もうすぐだ。
10.21 2581m 猫岳山頂 ラスト標高差200mに80分も要したが、あの這松ラッセルな
ら仕方なかろう。強風吹き荒れる山頂でシールを剥いで帰りは楽させてもらおう。
10.34 2581m 猫岳発 猫岳-四ッ岳鞍部を目指して尾根を滑る。ここは快適だった。
ここから登れば早かっただろう。あっという間にスカイラインだ。
10.45 2500m スカイライン猫岳-四ッ岳鞍部 さあここからはスカイラインを一気に
行く。気温は低く良く滑る。帰りもカットカットでガンガン薮パウダーを楽しむ。
早い早い、MTBを拾ってあっという間に国道に出た。
11.50 1450m 平湯トンネル国道脇ゲート入り口着 山頂から1時間20分でした。思っ
たより雪は多く僕たちには満足のゆく山行になった。今日は貸し切りで誰にも会わな
かった。
スカイライン
スカイラインカット
猫岳山頂手前
猫山頂からGo
12月5日(土)
内視鏡の進歩とともに細胞検査を行わなくても拡大して観察するだけで事前に癌かどうかが判別出来るようになって来た。大腸にポリープが見つかり切除を行う場合に癌かそうでないかによって切除の仕方が微妙に異なるので事前に組織像が分かると言うのは大きな武器になる。今週もいくつか大腸ポリープが見つかったが中には既に部分的に癌化している様なポリープも見つかった。切除の際にはかなり慎重に行わなければならない。
今月に入っても検診で便鮮血陽性でチェックされて内視鏡検査に来られる患者さんは多いが、2度の便の検査で1回のみ陽性の場合は病変が見つかる確率は高くはないが、2回とも陽性反応が出た場合は大概病変は見つかる。ただ血便をかなり以前から認めながら痔と勘違いしていたばかりにかなり進行癌になってしまっている人も相変わらず多いのも事実である。
12月4日(金)
来年度のタバコ税値上げの論議が朝刊に載っていた。タバコ好きの友人にそんなにタバコばかり吸っていたらいつか肺がんになるよと忠告した事がある。その当時は大丈夫大丈夫と意に介する事も無かったが、内心絶対にヤバイと思っていた。喫煙歴と本数が半端ではなかったからだ。その友人がやはり本当に肺がんになってしまった。それも手術出来ないほどの進行がんに、友人だけではなくこれまで肺がんの患者さんを数多く見て来たが大半が喫煙と関係のある人ばかりであった。
中には自分は吸わないがヘビースモーカーの配偶者の煙を吸わされ続けて肺がんになってしまったかわいそうな奥さんもいた。タバコ税を大幅に上げれば肺がんで命を落とす人の数は大幅に減らせる事は確実である。国民の命を守る事が政治の一番の目的なら他の先進国並みにタバコ税を引き上げるべきであろう。
山好きだった友人も肺がんに倒れ、もう山には行けない体になってしまった事が残念でならない。
針ノ木雪渓も板のまま氷を徒渉すれば靴は濡らさずに済んだ
12月3日(木)
ようやくインフルエンザも一段落して来たようだ。一時の爆発的な流行もようやく影を潜めた。自分は何とか感染を免れることができてホッとしている。それにしても新型インフルエンザワクチンの供給が全く止まったままになっていて患者さんから予約をしたいのだがと問われてもワクチン自体が来ないものだからどう返答したら良いのか困っている。輸入ワクチンも安全性が問題になっておりこの先どうなるか不透明である。
これから受験を迎え、人生が大きく左右される可能性がある受験生にはぜひとも優先的にワクチンを打ってあげられればと個人的には考えている。
昨夜は大学の医局の忘年会に参加した。もう大半は名前すら知らない若い先生が多いが、年に一度参加して懐かしい先生方と歓談し、教授にお酌してもう今年も残りわずかと感慨深い気持ちになった。
針ノ木岳から眺める立山、剣方面 まだ真っ白になっていない
12月2日(水)
開業医である僕は医師と同時に個人事業主の経営者でもある。休診日の今日は晴れ渡り絶好の山日和ではあったが、午前中は関連病院回りが午後は自院のミーティングがあるので山には行けない。経営者として冬の賞与をそろそろ職員に支給しなければならず、その判断基準のために午後から論文と面接を行う予定にしている。景気後退からどこの会社もボーナスの支給は厳しくなっていると言われているが、当院は景気には大きく左右されずに何とか無難に仕事を続けられている。職員もとても一生懸命頑張ってくれており感謝感謝である。
ただ常にしっかりとした評価を行い、仕事に対するモチベーションを持ち続けられるようにするのが経営者としての責務でもある。今日は忙しい一日になりそうである。
人生楽しまなければ仕事も頑張れない。
12月1日(火)
山スキーあけの昨日はジンクス通り忙しい一日だった。インフルエンザや風邪が流行っている影響で最近マスクをしている患者さんは多い。マスクをしていると見えるのは目元だけである。人の顔と言うのは目元だけを見ると不思議に美人に見えるものである。特に女性は目元のお化粧をしっかりしているので皆美人に見える。いざ診察となるとマスクを取ってもらうのでここで顔全体が初めて見える事になる。
ただマスクを外すと随分人の印象と言うのは異なるものである。目元だけを見て予想していた顔とは随分異なるのである。本当の美人と言うのは鼻や口もとなど顔全体のバランスが取れていてこそなのであろう。これまでこんな事を考える事は無かったが最近マスクをかけている人がとても多いからなのだろう。
昨日仕事を終えて登山店にシュガダディ、ポケロケを持ち込んだ。ビンディングをディアミールからTLTに交換してもらうためだ。TLTも最大135mmまでの純正クトーが揃ったのでこれから買うならもうTLTしかないかなと言う感じである。
この時期北アルプスの高見に立つのは楽ではない。
11月30日(月)
山は行かなきゃ分からない、体力作りの駄目元で出掛けた昨日の針ノ木岳であったが予想外に雪は残っておりこの時期としては大満足の標高差1300mの豪快な滑降を楽しむことができた。扇沢まで車で入れる最後の日曜と言うことで駐車場は満車で多くのスキーヤーが駆けつけていたが、針ノ木岳に向かったのは僕と名人だけであった。唯一ツボ足登山者が2名針ノ木峠に向かっていたがラッセルに行く手を阻まれ僕たちが下りて来た頃にようやくマヤクボ沢出合の少し上を歩いているくらいでスピードの差は歴然としていた。
と言っても至る所に地雷は隠れており板はまたかなり傷ついたが最初からこの時期様の傷を気にしない板を使用しているので心まで傷つく事は無かった。
山頂から僕が行く
蓮華岳をバックに
雪もまずまずでした
11月29日(日)
針ノ木岳のラストチャンスの本日、山頂から扇沢手前まで標高差1300mの滑りを楽しん
できました。思ったより雪はありました。
【山域】針ノ木岳 2820m
【場所】長野県
【日時】20009年11月29日(日)
【コース】扇沢−マヤクボ沢-針ノ木山頂往復
【メンバー】僕、名人
【装備】バース7 150cm,ディアミール,ガルモント(僕)
シュガダディ 153cm,TLT,ガルモント(僕)
【天気】晴れのち曇り
4.30 1400m 扇沢駅駐車場発
5.44 1670m 大沢小屋着
8.04 2250m マヤクボ沢出合い着
10.02 2710m 針ノ木-スバリ鞍部稜線着
10.52 2820m 針ノ木岳山頂着
11.00 2820m 針ノ木岳山頂発
11.45 2250m マヤクボ沢出合い
12.30 1670m 大沢小屋
13.01 1500m 作業道入り口
13.18 1400m 扇沢駅駐車場着
前夜夜6時仕事を終えると急いで支度をして名人の待つ扇沢を目指す。道中糸魚川のす
し活で特上ちらしを頂き名人に太巻きの土産を作ってもらいひたすら眠い目を擦り扇
沢へ。
扇沢に深夜到着、路肩に雪が残る。もしかして意外に雪は多いかも名人と酒を飲みな
がら明日に期待をかけ就寝、寝たと思ったらすぐに起床。出発は朝4時半である。
20009年11月29日(日)朝3時半起床。放射冷却でめちゃ寒い朝である。
4.30 1400m 扇沢駅駐車場発 MTBでガシガシ漕いで行く。どこまで自転車が使える
だろうか。舗装道路をこいですぐに作業道入り口にしかしここから路面に雪が残り自
転車はすぐにお荷物になる。無くても良かった。
ここからシールで作業道をシコシコ歩いていく。積雪10cmだが硬い雪で快適に進める。
作業道を終え沢を徒渉して左岸に渡る。ここからも問題なくシールで歩ける。
5.44 1670m 大沢小屋付近 小屋には寄らずそのまま堰堤を二つ超えてから沢に下
りる。左岸右岸と適当に雪を拾いながらドンドン高度を上げる。雪は硬く問題なくシー
ル歩行可能。喉には雪渓が残る。ここもクリアーしてさあマヤクボが見えた。
8.04 2250m マヤクボ沢出合い 所々岩も出ているが問題なくマヤクボをシールで
登り上げる。吹きだまりではチビパウダーも楽しめそうだ。急な斜度もクトーを効か
して問題ない。さあ稜線が間近だ。
10.02 2710m 針ノ木-スバリ鞍部稜線着 無事到着です。剣や立山がきれいです。風
は強いがこの時期にしては優しい。ここで板を担いで山頂まで慎重に進む。
10.52 2820m 針ノ木岳山頂着 無事到着です。山頂で視界がきくのは久しぶりだ。
今日は山頂からダイレクトに滑れそうだ。記念写真を撮ったら行くぜよ。
11.00 2820m 針ノ木岳山頂発 快適にと行きたいところだがモナカ、クラスト、吹
きだまりとめまぐるしく雪質は変化する。おまけに地雷も至る所にありそうだ。これ
こそ山スキーの神髄。ガンガン快適に滑っていく。たまに岩も踏むが気にしない。
マヤクボに入れば吹きだまりを快適にチビパウダー、大満足としよう。
11.45 2250m マヤクボ沢出合い 早いですね快適でしたね。さあここからが山スキー
ヤーの足の見せ所、名人と二人、石を微妙にかわしながらドンドン滑っていく。一度
も板を脱ぐ事無く大沢小屋付近までラン。
12.30 1670m 大沢小屋付近。 さあここからも作業道をぶっ飛ばす。堰堤で一度板
を脱いだ以外作業道もどこまでも快適に滑っていく。
13.01 1500m 舗装道路手前 無事着きました。ここでMTBを拾ってあっという間に扇
沢へ。
13.18 1400m 扇沢駅駐車場着 誰にも会わない快適な滑りでした。雪不足とは言え
針ノ木岳は僕たちの期待を裏切らなかった。
これでこの山域は来年の春までさようならだろう。
次はどこへ行くか。悩ましい日々が続きそうである。
針木雪渓
マヤクボ沢
針ノ木岳へ
山頂手前
山頂の僕
蓮華岳を見ながら快適ラン
11月28日(土)
昨日は高校の同級生が検査に訪れた。今年50になるので重たい腰を上げて検査に来たと話してくれた。地元で実業家として成功している彼だが大腸検査を行うのは初めてと言う。社会的に重責を担うなら担うほど自分の健康には気を配るべきであろう。多くの従業員を抱えてもし不測の事態が起きれば困る人も半端な数ではないはずである。久しぶりに会って髪の毛も少し寂しくなっていたがこれからも健康に留意して実業家として頑張って欲しいと思う。
同級生として少しはお役に立てればとまた何かあれば相談してねとお帰り頂いた。
白山山頂の様子
11月27日(金)
来院する患者さんの中には幼なじみもいる。昨日来院した幼なじみは小学生時代の同級生で僕の小学生時代を良く知る人物である。これまでも僕の小学生時代を引き合いに出してからかうので少々閉口する事もある。たまたま昨日はかみさんがいたのでこれぞとばかりにからかってくれた。YASUHIROは小学時代は一番の悪ガキで将来は裏街道の人間になるんじゃないかと本当に心配していたが、今は医者になってびっくりしている、、、、本当ですよ、奥さん。隣の診察室で聞いていて内心勘弁してよと思ったが、実際その通りで当時の担任からも卒業させられないと言われたり、放校させられたり、今から思い出してもとんでもない悪ガキだったから反論する事は出来なかった。
たまに幼なじみが来院すると冷や冷やものである。
凍り付いた黒ボコ岩
11月26日(木)
昨日は朝は小雨が降っていたが徐々に晴れると言うことで久しぶりに自転車で遠出を行った。白山方面へのロングランである。雪で進めなくなるまで自転車でどこまでも上っていく事にした。さすがに標高1400mを超えた辺りから路面に雪が出て来た。標高1500m付近で自転車は終了。自宅から往復140kmは大した事は無かったが標高差1500mはさすがに疲れた。
帰宅後夜から関連病院との勉強会に参加し、その後忘年会で遅くまで飲んでいた。日頃お世話になっている外科の先生たちと楽しい時間を過ごせた。この時期の自転車でも冬用の装備で走ればもう暑いくらいだった。
室堂を眼下に快適ラン
11月25日(水)
山スキーを楽しんだ翌日は忙しいのジンクスの通り昨日も200人近い外来で一日中激務だった。このところ流行しているインフルエンザは圧倒的に簡易検査でAの出る新型が多いのだが、たまに季節型のBと判定されるケースがある。これから徐々に季節性も流行っていくのだろうか。新型だけでも大変なのにこれから季節性まで流行していったら大変な事になりそうである。インフルエンザの大流行で全国的に簡易検査キットも品薄状態になりつつある。
キットが無くなればあとは診察だけでインフルエンザかどうか判定しなければならなくなる。これまでかなりの診察をこなして来たので大体インフルエンザの特徴は理解しているつもりだがそれでもキットが無くなれば少々不安も残る。
今日は次第に晴れそうである。折角少し増えた山の雪もこれからの好天でまた一気に融けそうである。今日は久しぶりに自転車でも乗ろうか。
さあ山頂が見える
ようやく山頂に着き安堵する名人
後は滑るのみ
11月24日(火)
一昨日の休日当番は予想通り朝からインフルエンザ関連の患者さんが押し掛けインフルエンザだけでも100名以上、朝から晩まで150名くらいの新患が押し寄せた。津波の様な一日だった。これだけの数のインフルエンザの患者をマスク無しで診察していたので二次感染を心配していたが、昨日白山で初滑りを楽しんだので免疫力は高まり多分感染しないだろう。
朝刊を読んだがどこの医療機関も休日診療にあたった場合はとんでもない激務に見舞われると言う。うちは普段からそれなりに激務なので十分免疫は出来ておりそれほど忙しさは感じなかった。さて今シーズンようやく遅い初滑りを楽しめたが今日は朝から体調も良く、今日も一日快適に過ごせそうである。
室堂も雪は少し増えたようだ
山頂直下の快適斜面
山頂付近は猛烈な風が
11月23日(月)
11月に入って何度か白山に出掛けるも雪不足で断念、今日ようやく初滑りが出来まし
た。山頂から標高差1000mの滑走でした。
【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20009年11月23日(月)
【コース】別当出合−砂防新道-白山往復
【メンバー】僕、名人
【装備】バース7 150cm,ディアミール,ガルモント(僕)
シュガダディ 153cm,TLT,ガルモント(僕)
【天気】曇りのち晴れ
4.29 1270m 別当出合発
5.20 1500m 中飯場
7.20 1950m 甚ノ助小屋手前ベンチ
8.32 2320m 黒ボコ岩
8.59 2450m 室堂
9.47 2705m 白山山頂
10.00 2705m 白山山頂発
10.42 1950m 甚ノ助小屋
11.15 1700m スキー終了
12.12 1265m 別当出合
名人と半年振りの山行だ。日曜は夜7時まで仕事が続く、山に行きたい気持ちを押さえ
てがんばる。夕方名人から市ノ瀬ゲートは開いているので自転車はいらないと連絡が
ある。ラッキーだ。
夜9時半別当出合に到着。夕方から激しい雨が降り続いているとの事、山では雪がかな
り降った事だろう。久しぶりの宴会を楽しみ明日4時半発と言うことで別れた。
20009年11月23日(月)
4.29 1270m 別当出合発 空には星が出ている。今日は必ず晴れると確信した。一
本橋を渡ると登山道には雪がのっている。
5.20 1500m 中飯場 この辺りで積雪20cmほど、よーしここからシール歩行にしよ
う。昨夜の積雪で石は大方隠れている。久しぶりのシール歩行にウキウキ気分。やは
りスキーは楽しい。
7.20 1950m 甚ノ助小屋手前ベンチ ベンチは完全に雪に埋まっている積雪40cmと
十分だ。ここから登山道をショートカット、潜る潜る。ここからも雪は増えて石を踏
むことなく黒ボコを目指す。
8.32 2320m 黒ボコ岩 ようやく着きました。快適です。ここから見る白山は真っ
白だ。山頂直下から問題なく滑れそうだ。
8.59 2450m 室堂には寄らず正面の沢をドンドン進む。昨日の雪で這松も隠れてい
た。さあ山頂がすぐだ。
9.47 2705m 白山山頂 素晴らしい眺めです。快晴です。天は味方してくれた。名
人と写真を撮りながら休憩したら行きますか。
10.00 2705m 白山山頂発 山頂から滑りたかったがまだ岩があるので少しダウンし
て直下からスタート。イイ雪です。新雪はよく滑ります。今日も来て良かった。やは
り山スキーに勝る快楽は無いかもしれない。
二人で写真を取り合いながら登山道を一気に下る。
10.42 1950m 甚ノ助小屋 まだまだ雪はあります。ガリもあるが気にしない。滑れ
るところまで行こう。
11.15 1700m スキー終了 もうこの辺りで終わりか。標高差1000m楽しめれば十分
だ。ここで板を担いで一気に下っていく。
12.12 1265m 別当出合 今日も大満足です。
名人1000円高速で帰っていく。今年もようやく楽しい季節がやって来た。
これ以前はすべて消去しました。何を書いたかも覚えていません。不定期に消去しています。
毎日が完全燃焼できるような日々を送りたい,人生とは長いようで短い。