県内でもワンストップ・サービス
（山梨県）

失業者を対象に雇用や生活支援など様々な相談を１カ所で受け付ける「ワンストップ・サービス」が行われ、２１日は３８人が相談に訪れた。取り組みは国の緊急雇用対策の一環で県内で初めて行われた。山梨労働局のほか、県や甲府市、弁護士会など９団体の職員が、職業紹介をはじめ住居や生活保護、多重債務といった幅広い問題について相談を受け付けた。会場では様々な相談が相次ぎ、男性３０人と女性８人の合わせて３８人が相談に訪れた。山梨労働局によると、仕事に関する相談が２５件と最も多く、次いで生活保護の相談が１６件、心の悩みの相談が８件など。労働局は今後もワンストップ・サービスの実施を検討している。