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この人物のオモテとウラ 柳沢慎吾(俳優)

2009年11月28日10時00分 / 提供:ゲンダイネット

ゲンダイネット

●実は老舗劇団出身

 俳優の柳沢慎吾(47)の歌手デビューが話題になっている。12月2日に発売されるものまねCD第3弾「実録!?緊急特番 柳沢警察密着24時!!」(ポニーキャニオン)に収録されている「柳沢警察のテーマ〜緊急リミックス〜」がそれ。ダンスミュージックに合わせて、“はい、緊急車両通りま〜す。ブ〜ン、ブブブ〜ン……”と、ネタをラップ調で歌い上げている。

 レコーディングやビデオ撮影にも警官コスプレで挑んだ柳沢は、ラップシーンにもノリノリで、本物さながらの熱演をみせた。

 62年、小田原市出身。高校生の頃から友達とお笑いのコンビを組み、78年「ぎんざNOW!」の「素人コメディアン道場」で19代チャンピオンとなった。と、書くと“お笑い出身”にも見えるが、実はそれ以後に芝居の基礎をみっちりと仕込まれた“本格派”だ。

 柳沢が「劇団ひまわり」の門をたたいたのは19歳の時。松坂慶子、水谷豊、渡辺謙、真田広之、柳葉敏郎など実力派俳優を輩出している名門で、柳沢も鍛えられ、デビュー以前から、すでに演技派のポジションは約束されていた。

 そんな柳沢にも、最初の“つまずき”が訪れた。83年に放送された「ふぞろいの林檎たち」(TBS)だ。「落ちこぼれ」と呼ばれた三流大学の若者たちの青春をリアルに描いたこのドラマは、都内の大学生の70%が見ていたほど人気だった。出演者は中井貴一、時任三郎、手塚理美、石原真理子と後にブレークする俳優ばかりだが、当時は全員が演出家の鴨下信一に「これでもか」というほどダメ出しをされたという。

●芸能界を生き抜く3つのキーワード

 かつて日刊ゲンダイ本紙が中井貴一にインタビューしたところによると、撮影現場は「動きが違う」「考えろ!」「おまえはそんなグラスの持ち方をするのか!」と、鴨下からの罵声(ばせい)の連続だったらしい。初日から3カ月ぐらい毎日落ち込み、中井と柳沢は共に「がんばろう」と泣いたこともあった。

 中井は柳沢を「1週間前にはセリフを全部頭に入れている。芝居には真面目で繊細」と評している。だがその一方で「慎吾はセリフを自分の動きとシンクロさせて覚えているから、監督が動きをちょっと変えるとパニックになる」と、苦笑い。柳沢の演技はアドリブに見えるが、実は計算しているのだ。

 鴨下の厳しい指導を乗り越えた柳沢は、コメディアンでありながら、俳優としてもますます実力を発揮。「HOTEL」「元禄繚乱」などで活躍した。

「HOTEL」の3カ月半にわたるロケがきっかけで、京本政樹とは大親友。

 これまた京本へのかつてのインタビューによると、「慎吾は潔癖性。毎日ズボンをベッドのマットと布団の間に挟んでプレスしている」と意外な面を語っている。

 真面目、潔癖、堅実。この3つが、柳沢の“強さ”の秘密らしい。

(日刊ゲンダイ2009年11月25日掲載)

関連ワード:
柳沢慎吾  メディア  芝居  警察  中井貴一  
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