R×R漫画『ちはやふる』で競技人口増加?
2009.12.17
文化系スポーツ(?)の最高峰「競技かるた」名人と対戦!
新春のかるた大会楽しみですね~。え!? 毎年1月開催の、競技かるた日本一を決める名人位・クイーン位決定戦ですよ! マンガ『ちはやふる』で注目を集め、競技人口も増えている競技かるた。このお正月はボクもやってみたい! ということで、全日本かるた協会に直撃取材を敢行しました。松川英夫永世名人、はじめにルールを教えてください!!
「競技かるたは、『小倉百人一首』を用いて行います。将棋のように1対1で向かい合い、100種類の札から25枚ずつ自分の陣地に配置。読み手が詠みあげた上の句に合う下の句の札を取り合って、先に陣地の25枚がなくなった方の勝ちとなります」
勝負が決まるまで最大100の札を詠みあげるので、1試合あたり60~90分もの時間が必要。大きな大会ともなれば1日に数試合をこなすため、集中力を長時間保たなければならない激しいスポーツなんだとか…。と、そこに名人が「実際にやってみますか?」と一言。おぉ、やったぁぁ~♪
が、浮かれ調子で道場の扉を開けると、張りつめた緊張感のなか、札を取る「バシッ!」という乾いた音が…。思っていたよりも厳かな雰囲気に。ビビるボク。その前に、お相手の吉峰翼6段が現れました。
札を並べ、15分間の暗記時間が終わると試合開始! 脳内で、集中的に覚えた3枚の札の頭文字を念仏のように唱え、札とにらめっこ。しかし「来たっ」と反応したときには吉峰6段の手が札に! …結局、まったく身動きもできずに1時間足らずで試合は終了。頭はボンヤリ、体は汗ビッショリ。ち、ちなみに、勝つために必要な能力って…?
「反射神経や記憶力は、誰でもある程度は鍛えられます。それよりも練習を重ねることが大切なので、忍耐力が必要ですね。50歳から始めて4段を取った人もいますし、R25世代なら名人も目指せますよ。まぁ、まずは百人一首を全て覚えることですね」
これからでも名人に…!? よーし、さっそく今夜から百人一首を頭に叩きこみはじめるか~!
(徳谷洋平/ノオト)
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