2009年 12月 21日
JAと民主党が農業・農政懇談会
政権交代を受けて、JAと民主党岡山県連が農業問題について話し合う初めての懇談会が岡山市で開かれました。懇談会は、民主党側の呼びかけで実現したもので、岡山県の民主党国会議員やJAグループ岡山の代表者が出席しました。この中で民主党側は、農家の赤字を補てんする戸別所得補償制度など独自の政策について説明しました。一方、JA側からは、来年度予算で設備の導入や施設の更新への補助を求める要望が出されました。JAはこれまで自民党の有力な支持団体でしたが、懇談会では今後定期的に民主党との会合を設けることを確認していました。

やきたて展
クリスマスや正月にあわせた個性あふれる焼き物を集めた企画展が、岡山市で開かれています。温もりのあるケーキ皿にツバキの絵がデザインされたコーヒーカップなど約200点の焼き物。これらはすべて今月焼きあがった作品で熊本や広島などで活躍する9人の陶芸家がクリスマスや正月など人の集まる場所で楽しんで使えるように作ったものです。色鮮やかなクジャクが目をひくカレー皿は、ゆう薬を使い分けることで様々な色を表現しています。この他にも抹茶茶碗の中に人の鼻をデザインしたものなど個性あふれる作品が並んでいます。作品の1部は期間中営業されているカフェで使われていて、実際に使い心地を確かめることもできます。この企画展は、今月27日まで開かれています。

バスガイドが老人ホームでクリスマス会
クリスマスを前に、今年入社したばかりの新人バスガイドが岡山市の老人ホームを慰問し演劇や歌を披露しました。岡山市中区平井の老人ホーム「友楽園」には岡山市にある両備バスの新人バスガイド6人が訪れ、鬼にプレゼントを奪われたサンタクロースを桃太郎が助けるというオリジナルの演劇を披露しました。入園者は毎年この時期に行われる慰問を楽しみにしているということでクリスマスソングの合唱では手拍子する姿も見られました。慰問を行った新人バスガイドは、自分たちの歌や劇でお年寄りに元気を届けられればうれしいと話していました。

ワンストップ・サービス・デイ
失業者の仕事探しや生活支援などの相談を1カ所で受けつける取り組みが高松市で行われています。この取り組みは、仕事探しや生活保護などこれまでハローワークや県などが別々に行っていた相談を1ヵ所でまとめて受け付けることで、総合的に支援していこうと、国が実施したものです。サービス開始と同時に相談者が窓口を訪れ、7つの機関から集まった担当者が相談に応じていました。香川県の今年10月の有効求人倍率は0・63倍と依然厳しい雇用情勢が続いていて、香川労働局ではこうした取り組みを通じて相談者の多岐に渡る相談内容に迅速に対応していければと話しています。

催眠商法の疑いで岡山市の寝具販売店を捜索
高齢者を狙って高額な布団を違法に売りつけたとして大分県警は、特定商取引法違反の疑いで岡山市の寝具販売店などを家宅捜索しました。家宅捜索を受けたのは、岡山市南区青江の寝具販売店「かがやき」です。大分県警の捜査員約35人がけさ、捜索に入り、証拠品約500点を押収しました。大分県警の調べによりますと、この業者は今年10月中旬、大分県内のスーパーなどで80歳の女性と79歳の男性に対し「洗剤をあげます」などと布団の販売とは知らせずに仮設テントに勧誘し、約40万円の布団セットを販売した疑いです。この業者は同じ手口で今年3月ごろから岡山や広島、大分などで月に1千万円以上を売り上げていたとみられています。警察では現在、関係者から任意で事情を聞くなどして詳しく調べています。