2009年12月22日 9時35分更新
今月25日まで行われている「NHK歳末たすけあい」でこれまでに集まった義援金を県内の福祉団体などに配分する交付式が21日、岡山市で行われました。
交付式はこれまでに寄せられた義援金をいちはやく役立ててもらおうと行われたもので、岡山市北区の会場には、県内の福祉団体の担当者などおよそ40人が集まりました。
はじめに、岡山県共同募金会の藤本道生会長が「多くの方々の善意で寄せられた募金です。有効に活用してください」とあいさつしました。
今回配分されるのは岡山県内でこれまでに寄せられたあわせて778万円の義援金で、藤本会長が配分を受けるおよそ50の福祉団体や施設の主な代表者らに配分の通知書を手渡しました。
続いて、義援金の交付を受ける団体を代表して、岡山市にある障害者作業所の岸本信義事務局長が「不況の中で寄せられた善意の募金を受け取ることができて本当に嬉しく思います。大切につかっていきたい」と感謝の言葉を述べました。
「NHK歳末たすけあい」は「NHK海外たすけあい」とともに今月25日まで受け付けていて、集まった義援金は、最終的な集計をした後、来年2月にほかの福祉団体などに配布されることになっています。