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NIKKEI NET

小沢氏、天皇陛下の行動「責任を負うのは内閣」

 民主党の小沢一郎幹事長は21日の記者会見で、外国要人との会見が憲法が定める天皇の国事行為にあたるとした自身の発言について「憲法で規定している国事行為にはそれはない。しかし、憲法の理念と考え方は、天皇陛下の行動は内閣の助言と承認によって行われなきゃならない。天皇陛下には全くのプライベートはないに等しい」と述べた。「天皇陛下の行動の責任を負うのは内閣。国民の代表、国民の選んだ政府、内閣が責任を負う。内閣が判断されたことを受けて天皇陛下が行動されるのは当然のことだと思うし、天皇陛下にお伺いすれば当然のこととしてやってくださることだと思う」と語った。

 小沢氏は先に来日した中国の習近平国家副主席が天皇陛下と慣例を破って会見したことに懸念を示した宮内庁の羽毛田信吾長官を批判。天皇の国事行為は内閣の助言と承認によるとした憲法の規定を持ち出していた。 (15:26)

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